外来植物「ナガミヒナゲシ」にご注意ください
更新日:2025年5月30日
ナガミヒナゲシとは
ナガミヒナゲシの花
ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ地中海沿岸原産の外来植物です。4月から6月頃にポピーに似たオレンジ色の花を咲かせるケシ科の植物です。
ナガミヒナゲシは現在、国の駆除対象となる「特定外来生物」や「生態系被害防止外来種」ではありませんが、繁殖力が強く、繁茂・群生すること、他の植物の成長を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことにより在来植物に影響を及ぼします。
素手で触らないでください
ナガミヒナゲシはアルカロイド性の有毒物質を含んでいます。害虫や動物から身を守るための植物毒であるため、素手で茎や葉に触ったり折ったりすると手がかぶれるおそれがあります。素手では触らないようにしてください。
駆除の方法
自宅敷地内や所有地内で見かけた場合は、可能な限り根から抜き取りビニール袋などに密封して、通常の「もやせるごみ」として指定袋に入れて出してください。
種ができている場合は、種が飛ばないよう十分に注意してください。
※素手で触るとかぶれるおそれがありますので、手袋を着けて作業をしてください。
ナガミヒナゲシの実と種