一般質問

 

平間徹也 議員

 

学校図書館
 
 
標準蔵書数の未到達の対応は
町立図書館から貸出し対応

■質問
 学校図書館充実に向け、国が2021年度に220億円の地方交付税交付金を措置したにも関わらず、全国の自治体で図書購入費に使われたのは約6割の126億円にとどまることが分かった。交付金をどう使うかは自治体の判断になっていることから
@小中学校の図書購入費は1校あたり12万円の96万円だが、交付税措置された金額は。

■教育長

 文部科学省ホームページの算出方法によると、192万円となる。

■再質問
 100万円足りないようだ。来年度から予算措置すべきではないか。

■町長

 既に学校の単位費用に含まれている。

■質問
 A各学校の学校図書館標準の達成状況は。

■教育長

 学校図書館の令和5年3月末の蔵書数は3万9,650冊で、標準に到達していないのは2中学校である。廃棄により不足しており、町立図書館から1,700冊ほど団体貸出を行い、図書活動の充実に努めている。

■質問
 B学校図書館を生徒・児童に利用してもらうためには図書室の環境も整えていく必要がある。各学校のエアコンの設置状況は。

■町長

 本町では小中学校へのエアコン設置を早めに進めてきたが、国の補助対象となるのは普通教室のみであったことから、エアコンの設置はしていない。今年の夏の猛暑を鑑み、来年に向けて検討する。


扇風機設置で暑さ対策 (遠刈田小学校・図書室)


 

病児保育
 
 
保健室の設置検討は
本町での実施は困難

■質問
 働く女性が増えた昨今、子どもが病気になった時の対応に困ってしまう共働き家庭も少なくない。国としてもこの問題を重く受け止め、病児保育の利用拡大を進めようとしている。本町も体調不良児対応型の保育事業が望まれていると思われるが、保健室の設置と養護教諭の配置の検討は。

■町長

 この事業を実施するには看護師等を一名以上配置し、衛生面にも配慮した保健室等が設置され、対象児童の安静が確保されなければならず、本町での実施は困難である。

■再質問
 今現在、永野幼稚園に有資格者の方が勤務していると聞いており、現場で話を聞くと子どもを預かる上で安心感があるとのことから、今後対応していく必要があるのではないか。

■町長

 こども園になった時はそういった看護師が必要ではないかということで、今前向きに検討しているところである。今後こども園が2か所になるため、しっかりと対応できればと考えている。



このほかに

 「統合中学校全体の概算事業費増大について」一般質問しました。



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