■質問
　東京２０２０オリ・パラ競技大会は、アスリートの大活躍に感動、勇気、希望を彷彿とさせる大会となった。スポーツや文化芸術を生み出す人々の為に支援を行うことは、重要な価値を生み出す連鎖になっている。コロナ禍で人々の心が分断され、互いの共通認識感も薄れている中で、少子高齢化社会の進展を乗り越えゆく柔軟な環境づくりへ、スポーツ文化芸術振興について伺う。
�@支援の現状と課題は。

■教育長
　「蔵王町スポーツ協会」に活動助成金、加盟団体の各種大会に負担金を交付している。全国大会等出場時は激励会開催と激励金を交付し、交通費等の実費相当額も支援している。また、「蔵王町スポーツ少年団連絡協議会」も支援している。
　文化芸術振興では「蔵王町文化協会」を設立し、文化祭や各種研修会の開催助成金を交付している。町の支援は手厚いものと思っているが、今後、制度の整備を図っていく。

■質問
　�A基金条例は。

■町長
　本町にはスポーツ基金条例はないが、基金創設以前に現行の助成金を体系化するなど整理し、より効果的な助成金制度として再構築を進めて行く必要がある。
　芸術文化の基金条例もありませんが、県が基金条例を制定しており、今後も県の助成事業等を活用し、活き活きした地域づくりを図っていく。

■質問
　�B基本計画は。

■教育長
　令和２年８月27日に「蔵王町スポーツ振興基本計画策定会議」を開催しており、今後会議を重ね、意見を集約し、令和５年度の策定に向け準備を進めていく。
　芸術文化の基本計画の策定については、今後引き続き、その必要性を検討する。

東京２０２０オリンピック聖火リレー参加
會田　衣吹さん（永野西区・高校１年生）

■質問
　帯状疱疹は性別を問わず罹患し、非常に強い痛みで、生活を送るのに苦労している方を間近で見てきた。発症は50歳以上に多く、７割以上を占めている。ワクチンとして新開発された「シングリックス」の予防効果は50歳以上で97％、70歳以上で90％と水痘ワクチンより有効性は高いが、任意接種のため高額費用負担がワクチン接種を躊躇する要因とも言われていることから、費用負担軽減について伺う。

■町長
　接種費用負担軽減は全国的にも助成をしている自治体は少なく、県内で実施している自治体はない。今後は、蔵王町医談会等と連携を密にし、必要性を検討したい。

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