一般質問


伊藤 東議員

 

バリアフリー
 
 
公共施設のバリアフリー化推進を
今後も計画的に進める

■質問
 昨年の3月会議で、松ア議員の一般質問「公共施設のバリアフリー化」の中で、町長は「順次可能なものから対応を検討していきたい」と述べていた。1年余りが過ぎ、未整備の各公民館等公共施設の成果はどうか。
 また、役場庁舎のバリアフリー化の整備について現時点での考えはどうか。

■町長

 平沢地区公民館には手すりを、遠刈田地区公民館と地域福祉センターの玄関には可動式手すりを設置したり、トイレを全面的に洋式化した。
 役場庁舎については、駐車場から正面玄関まで誘導ブロックや、思いやり駐車スペースの確保、玄関スロープ、玄関階段への手すりを設置、1階多目的トイレの設置など過去においても順次行ってきた。
 また、ソフト面では、正面玄関に総合案内を設け、高齢者や身体に障がいのある方が来庁された際には、必要に応じて各部署に連絡し、1階ロビーや談話室で対応している。
 本年2月に「蔵王町公共施設等総合管理計画」を策定し、耐震性や安全確保の観点を重視しつつバリアフリー化等を含め施設機能の向上を検討して今後とも計画的に進めていく。

■再質問
 ございんホールは、玄関から受け付け窓口まで点字ブロックが整備されているが、役場庁舎にはそれがない。役場玄関脇のスロープは勾配がきついので少しなだらかにしたらどうか。
 また、障がい者トイレも整備したらどうか。

■町長

 玄関スロープについては、それほど急ではないと思っている。また、点字ブロックがないことは確かなので、9月の補正予算で計上したい。
 多目的トイレは1階に設置している。


地域福祉センター可動式手すり

 

 

まちづくり
 
 
長期総合計画の自己評価方法は
成果目標を掲げながら定期的に評価する

■質問
 「第四次長期総合計画の後期基本計画の自己評価」についてさまざまな考え方があるが、どのような自己評価をしていくかによって、その結果がもたらす意味が違ってくる。そこで、長期総合計画の自己評価に関し、その方法を考えたいが、教育長、町長の考えは。

■町長

 町民の理解と信頼を深めるためには、実施した内容だけでなく、実施できなかった点も公開しながら、第五次計画にしっかりとつなげていくことが重要である。計画の推進状況をよりわかりやすく把握・分析できるよう成果目標を掲げながら、定期的に評価と見直しを行い、計画の推進を図っていく。

■教育長
 町では詳細に検討評価している。その中でやはり課題があってすぐには実現に至らないものもあるという結果が、この自己評価に繋がっている。今後、自己評価をさらに発展したものにしていきたいと考えるのは素晴らしいと思う。

■再質問
 評価をするときに、どのようにしたらよく理解してもらえるかは、「成果、課題、今後の方針」があって初めて自己評価が出てくると思う。最低レベルの評価をした時に、どうしてそうなったかを言葉で述べても良いと思うが、町長の考えを伺う。

■町長

 第五次計画については計画の進捗状況をよりわかりやすく把握・分析できるよう、成果目標を掲げながら定期的に評価等見直しを行って計画を推進していく。

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