■質問
学校再編・第五次蔵王町長期総合計画策定のための町民懇談会、議会報告会等への住民参加数が少ないことを大変危惧している。
人口減少により疲弊する町を再生できるのは、住民自治・協働社会の実現であり、その前提として町民の行政参加意識は何よりも大切である。町民の信頼回復、行政を身近なものにするための方策として、町民の請願・提案に耳を傾けるとともに「回答(返信)する、議論する」ことが大切だ。各課において請願・提案・懸案事項等のタスク管理を徹底し、その進捗状況の公表等により、町民の意識改革を促す必要があると考えるが見解は。
■町長
住民の意見や提案を取り入れ、町政に反映していくことは、住民参加のまちづくりを進めていく上で大変重要だ。
今回の第五次長期総合計画策定でも、地区懇談会などを開催しながら、町民から貴重な意見を寄せていただいた。町民と行政の信頼関係を深めるため「開かれた町政運営」を推進すること、さまざまな機会を通じて町民の皆様の声を聞き、施策に反映できるよう、町民の町政参加意識を高めていきたいと考えている。
■再質問
第五次蔵王町長期総合計画の議員全員協議会で受けた報告資料を見て、これは町民の1%のみの意見であり、少ない。町長はそうは思わないか。
■町長
平成27年に実施した地方創生に関するアンケート調査によると行政施策全般について、満足・やや満足が64.3%だった。
先の懇談会についても広報を通じて全戸配布し、参加しやすい時間帯に開催している。
大きな事件や問題がなく不満がないことも不参加の理由だと思う。

まちづくり懇談会の様子
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