一般質問


松ア良一議員

 

防 災
 
 
土のうステーションの設置を
現体制でも十分対応可能である

■質問
 ゲリラ豪雨や台風などによる浸水被害が多発傾向にあり、早急の対応が求められることから、重点的に必要な箇所に自由に使える「土のうステーション」を設置してはどうか。

■町長

 役場本庁舎車庫に土のうを常時保管し、大雨時に住民の要望に応じて必要数の土のうを配り、迅速な対応をしている。町内へは短時間で対応可能な距離にある。
 仮に設置した場合、施錠できず適正な維持管理をしていくことが難しい。


常時保管している役場本庁舎車庫の土のう

 

 

教 育
 
 
小学校入学用品費の助成は
平成29年度から実施する

■質問
 貧困家庭の子どもが安心して学ぶことができるよう県においては、教育費負担の軽減を図るため、小学校入学時に教材購入費等を助成する制度を創設しようとしているが町長の見解は。

■町長

 県の少子化対策の一環として、市町村が行っている小学校等入学用品費助成事業等に要する経費に、県の予算の範囲内で補助金を交付するものである。
 第3子以降の子どもが小学校や特別支援学校の小学部に入学する保護者を対象として、市町村が行う「小学校入学用品費」「小学校入学祝金」を支給するもので、補助率二分の一以内、第3子以降の子ども一人につき3万円を上限とするものである。
 町においては、支給要綱等を整備して平成29年度に支給できるよう事務を進めていく。

■再質問
 支給の形態はどのようになるのか。

■町長

 入学用品費等の支給ということだが、運動着もその中の一つで、町内の小中学校で色やデザインもまちまちなことから、現金で支給したい。

 

 

ふるさと納税
 
 
企業版ふるさと納税の取り組みは
財源確保のため今後検討していく

■質問
 地方創生実現のため、地方活性化を目的として、28年度に国の税制改正により創設されたが、町は今後どう取り組んでいくのか。

■町長

 地方活性化のため、民間企業が本社所在地以外の自治体に寄附をすると寄附額の約6割が法人住民税などから差し引かれるもので、「蔵王町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づいて、寄付活用事業を企画立案し、企業への働きかけや内閣府の認定も必要になる。今後検討していく。


穏やかな新春を迎えた蔵王

もどる