地域の「足」をもっと活用しませんか


 近年の急速な少子高齢化の進展や、自家用車に頼った生活へのシフトなどにより、公共交通である路線バスは利用者が減少し、その維持が困難になってきています。
 その結果バス運行事業者の経営上の問題などから運行本数が少なくなり、「使い勝手が良くない」といった声も聞かれますが、自動車を運転できない学生や高齢者などにとっては貴重な「足」として欠くことができないものです。
 そこで、地域の「足」をもっと活用いただくよう、今回から3回にわたり、蔵王町と村田町、大河原町、白石市とを結ぶ幹線の路線バスについて各停留所の運行ダイヤなどを詳しくお知らせします。
 ございんホールでのイベントや、地域福祉センター脇の「蔵王あがらいんかふぇ」で行われている生涯ピンピン教室(介護予防)などにも活用できますので、グループでの乗車なども検討してみてはいかがでしょうか。


蔵王〜村田間 町民バス〈永野線〉
 町民バス永野線は、蔵王町と村田町が合同でミヤコーバスに運行を委託し、維持している路線バスです。ミヤコーバスの村田営業所から蔵王町役場前を経由し、B&G蔵王海洋センター入口までのコースを1日5往復しています。朝の始発便のみ、「平沢」から「仙南リサイクルセンター前」および「湯坂」を経由して「円田」(円田出張所前)に運行しており、円田小学校の遠距離通学児童に利用されています。
 運行にかかる費用は、蔵王町と村田町が運行距離で按分しており、蔵王町の負担額は年間約650万円です。

 


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