
県内外から集結した大勢の選手たちが、ゴールを目指して大鳥居前をスタートしました
宮城、山形両県を結ぶ蔵王エコーライン・蔵王ハイラインを舞台として山岳自転車レース「日本の蔵王 ヒルクライム・エコ2014」が5月18日に開催されました。県内外から1300人がエントリー。このうち1173人が出走し、健脚を競いました。
17日は受付会場となった、ふるさと文化会館駐車場の一角において、町の観光PRキャラクター「ざおうさま」のネーミングにちなんだ、「ザ・王様の宴」として、町の特産物ブース等が設けられ、観光に訪れた方や、受け付けを済ませた選手など大勢の人で賑わいました。
大会は、遠刈田温泉の大鳥居前をスタートし、蔵王山頂レストハウスまで標高差1334メートルを一気に駆け上がる「フルクラス」(全長18.7キロ)と、標高差497メートルの旧料金所前をゴールとする「ビギナークラス」の2コースで実施。
選手たちは、スターターの号砲に合わせて、午前7時30分から3分間隔で次々とスタートしていきました。沿道には選手の家族や友人、地元の人などが大勢集まり、大きな声援を送りました。
新緑の回廊を抜け、選手たちは蔵王山頂を目指し急坂を駆け上がりました。残雪の壁の間を走りハイライン料金所を過ぎると、前日からの強風とコース沿道の木々の枝には霧氷が付くほどの寒さの中、体力の限界にきている選手たちは、最後の力を振り絞りゴールしました。
レース終了後、宮城蔵王ロイヤルホテル駐車場内特設会場では、温かい豚汁がふるまわれ、下山して冷え切った選手の身体を癒していました。
また、選手のタイム集計後には表彰式が行われ、各部門の上位入賞者に、特製こけしトロフィーと副賞として、町の地場産品などが贈られました。

激戦を制し見事優勝しました

町内から親子で参加した、柳澤朋弘さんと創さん(小妻坂区)。ビギナークラスで初めて参加し見事優勝した創さん(遠刈田中1年)は「中学生になったので初めて参加しました。前からこのコースを走っていて、練習の成果を発揮することができました。」と話してくれました。
タイムは、23分00秒で今までの自己ベストだそうです。
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