第49回全国中学校スキー大会
平成24年2月1日〜4日
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躍る心 己を信じ 白い大地で 風を切れ
大会スローガン:佐藤 心さん(宮中学校3年)

たくさんの声援を受け果敢に攻めた長谷川 勝久さん(遠刈田中学校3年)
2月1日から4日にかけて、第49回全国中学校スキー大会が蔵王町と北海道名寄市および音威子府村を会場に開催されました。本県では平成10年(1998年)以来14年ぶりで蔵王町での開催は初めてとなります。
未曾有の被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ1年を迎えます。町でも大きな被害を受け、さまざまな課題に直面しながらも大会開催に向けて、震災直後から競技コースや関連施設の整備を重ねてきました。
開会式では、円田中学校2年の村上真司さんと文谷洋菜さんが司会進行を務め、選手への歓迎のことばを同中学校2年の文谷真由香さんが述べました。「躍る心 己を信じ 白い大地で 風を切れ」の大会スローガンは宮中学校3年の佐藤心さん、大会ポスターは同中学校3年の我妻秀栄さんが作成し、大会に花を添えました。
大会は、宮中学校生徒がプログラムや参加賞の仕分け作業、円田中学校生徒が式典の来賓、選手の受付や案内誘導係に、遠刈田中学校生徒は、悪天候の中、ゴール地点で滑走結果のタイム掲示、表彰の手伝い、本部の接待など役員として参加。地元の中学生が大会運営の重要な役割を果たし、さまざまな場面で献身的に活動しました。
全国43都道府県からアルペン競技に男女計469人が出場し、みやぎ蔵王えぼしスキー場を会場にスラローム競技とジャイアントスラローム競技を実施。
本町から遠刈田中学校3年の長谷川勝久さんが大会2日目のジャイアントスラーローム競技に、円田中学校1年の佐藤史織さんが、1日目のスラローム競技と3日目のジャイアントスラローム競技にそれぞれ出場しました。
2人は刻一刻と変わる、山の天気に悩まされながらも、これまで練習した成果を発揮。惜しくも入賞はなりませんでしたが、ゴール地点には同級生や地元の方がたくさん訪れ、声援を送っていました。
滑り終えた長谷川君は「滑走するカーブがきつく、ゴール手前で手がつきそうになりましたが、なんとかゴールすることが出来て、安心しました」と感想を述べていました。

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