月刊 真田の郷だより Vol.5
   

戦国時代と真田幸村公、
仙台真田氏づくしの2日間

ふるさとの歴フェス仙台真田2010IN蔵王


仙台真田氏の歴史について語る真田氏(写真左)と小西氏(写真右)

 11月6・7日の両日、ございんホールで「ふるさとの歴フェス仙台真田2010IN蔵王」が開催されました。6日は「戦国クイズ合戦」。7日は「仙台真田氏史跡めぐり」「歴史対談」「真田家伝来資料特別展示」とともに、町観光協会の協力で真田氏をイメージした物販も行われるなど、戦国時代づくし、真田づくしの2日間でした。
 真田幸村公直系の子孫・真田徹氏と仙台真田氏研究の第一人者・小西幸雄氏による歴史対談では、真田一族のルーツにはじまり、幸村公の生涯と、わが町に幸村公の血脈が根付いた経緯について、真田家ご当主と研究者、それぞれの立場から興味深い見解が示されました。分かりやすく、ときには笑いも交えての対談を、約200人の参加者も熱心に聞き入っていました。
 また、当初「蒔絵文箱」1点のみの予定だった特別展示も、真田徹氏のご厚意により「知行あてがい状」、幸村公所用「采配」「弓懸」「兜の前立」も公開されました。貴重な資料を間近に見ることができるまたとない機会に、多くの人々が食い入るように観察していました。


幸村公ゆかりの資料を間近で観察


◆現在の署名数9740人
 11月10日現在の署名数は9740人(目標の約74%)。うち町民の方は5016人です。多くの方々のご協力に感謝します。いよいよ1万人の大台に手が届くところまでやって来ました。目標達成まであと一息!これからも皆さまのご協力をお願いします。
問い合わせ先/町教育委員会教育総務課 TEL0224−33−3008

わが町真田紀行B
伊達忠宗黒印状

 2代目仙台藩主・伊達忠宗から仙台真田氏の初代・片倉守信(真田大八)にあてた書状です。守信に360石の領地として、刈田郡曲竹村・矢附村などの一部を与えると書かれています。今からおよそ370年前、仙台真田氏が私たちの郷土に根付くきっかけを知ることができる、貴重な歴史資料です(真田徹氏所蔵)。



真田守信がはじめて領地を得たときの書状

 

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