町民協働のまちづくりをめざして
5年ぶりの増額!!
  ・平成20年度 基本方針と予算
・一般会計 20年度予算の主な使いみち
・議 長 に村山一夫さん 副議長に福地敏明さん
・特別会計・事業会計 19年度補正予算 主な条例改正

一般会計予算総額 48億2,000万円

 平成20年度一般会計の当初予算は、「蔵王町行政改革推進計画」に沿い、財政の弾力性を回復させながら、自主的な財政再建に向けて予算編成にあたりました。
 その結果、19年度に比べ2億2,000万円(4.8l)増加し、48億2,000万円となりました。

歳 入
 歳入では、町税の固定資産税などで17億9,674万円計上、19年度当初予算と比較すると、2.7%、4,765万円が増加し、地方交付税も1億円増の15億4,000万円を計上しました。
 歳入予算は、現時点で見込まれる最大限の額を計上した予算編成となりました。

歳 出
 歳出では、財政需要が増大する一方で、財源確保の見通しが不透明な大変厳しい状況の中、引き続き行財政改革を推進し、計画的な行財政運営を行うとともに、事務事業を的確に執行し、最小の経費で最大の効果を得ることを認識した予算編成となりました。
 また、公債費(借金の返済額)7億4,646万円を計上し、そのうち2,619万円を繰り上げ償還し、計画的に公債費の抑制に努力していきます。

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一 般 会 計
20年度予算の主な使いみち


今年10月から12月にかけての仙台・宮城ディスティネーションキャンペーンに
合わせて整備工事を実施する遠刈田温泉イベント広場

災害に強い町づくりのために

◆円田・平沢小学校校舎、遠刈田中学校体育館耐震補強設計委託料 544万円
◆永野小学校・宮中学校校舎耐震補強工事費 3,920万円
◆洪水・土砂災害ハザードマップ作成委託料 686万円

活気ある町づくりのために

◆観光案内標識・遠刈田温泉イベント広場整備工事費 490万円
◆高速バスへの観光広告掲載の補助金 330万円
◆蔵王ブランド確立対策強化補助金 210万円
◆「農地・水・環境の保全」に取り組む地区への補助金 275万円

健やかな町づくりのために

◆小学校6年生までの医療費を無料にする、子ども医療費 1,928万円
◆中学校3年生を対象としたインフルエンザ予防接種委託料 100万円
◆妊婦検診を5回まで完全無料化にするための妊婦健康検査委託料 501万円
◆乳幼児おむつ券助成費 432万円
◆特別支援教育支援員賃金 731万円
◆遠刈田小学校・円田中学校洋式トイレ設置工事費 680万円
◆幼稚園事務室・保健室冷房 設備設置工事費 450万円

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議 長 に村山一夫さん
副議長に福地敏明さん


村山 一夫さん
(63歳・曲竹北)

福地 敏明さん
(67歳・小村崎)

 町議会議員の改選後、はじめて開かれた今回の議会では、開会初日の3月6日、任期満了に伴う議長と副議長の選挙が行われました。
 選挙の結果、議長に村山一夫さん(63歳・曲竹北)、副議長に福地敏明さん(67歳・小村崎)が選ばれました。

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特別会計・事業会計
 19年度補正予算
 主な条例改正


後期高齢者医療制度に該当する方など多くの住民が出席した説明会
(2月29日 町地域福祉センター)

 

後期高齢者医療特別会計の新設
 平成20年度の特別会計の歳入歳出予算額と事業会計の収支見込額は左の表のとおりです。
 新設の後期高齢者医療特別会計は、当面、予算規模を1億397万円と見込んでいます。後期高齢者医療特別会計は、後期高齢者の保険料の徴収と宮城県後期高齢者医療広域連合への納付および事務費の納付などが主な予算内容であります。
 また、老人保健特別会計は、後期高齢者医療制度の新設により、制度移行期間の医療費支払い業務を残すのみとなり、大幅な予算規模の縮小となっております。
 公共下水道事業特別会計は、将来の事業健全化を図るため、借金の繰り上げ償還4億4,730万円を計上しました。

事業会計、なお一層の合理化図る

 蔵王病院事業会計は、8,541万円の赤字が見込まれ、依然厳しい経営が続いていますが、19年度に比べ収入は1,915万円(5.9l)増加、支出では、徹底した経費の見直しにより、271万円(0.6l)減少と経営改善を図る予算となりました。
 水道事業会計は、前年度同様単年度では2,440万円の黒字を見込み、累積赤字の縮小を図る予算としています。

主な条例改正
介護保険料を据え置き
 介護保険法の改正に伴い、本来引き上げとなる65歳以上の介護保険料が、平成18・19年度に引き続き、20年度も継続して軽減するため、町介護保険条例の一部を改正しました。

暴力団員の入居制限

 暴力団員による不法行為が全国的に発生していることから、町営住宅への暴力団員の入居制限を行い、入居者などの生活の安全を確保するため、町営住宅条例及び町特定公共賃貸住宅条例の一部を改正しました。

補正予算
平成19年度一般会計予算 48億7,480万円
 平成19年度一般会計は、歳入と歳出予算それぞれ1,735万円を追加し、補正後の総額を48億7,480万円としました。
 歳入の主なものでは、固定資産税などの町税3,756万円を追加し、町債(借入金)2,250万円を減額しました。
 歳出においては、町の借金を返済するための積立金など6,942万円を追加し、災害復旧費955万円を減額しました。

平成20年度予算額

特別会計

会 計 名

歳入・歳出予算額

国民健康保険

14億2,500万円  

老 人 保 健

1億6,560万円  

介 護 保 険

7億9,400万円  

後期高齢者医療

1億397万円  

公共下水道事業

9億2,600万円  

宮 財 産 区

320万円  

 

事業会計

会 計 名

収益的収支の見込額

蔵王病院事業

収入

3億4,363万円 

支出

4億2,904万円 

水道事業

収入

5億6,800万円 

支出

5億4,360万円 

 

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