
木の香り漂う新名所「神の湯」
遠刈田温泉活性化事業落成式
遠刈田温泉の新共同浴場「神の湯」が4月12日にオープンし、現地で落成式が行われました。 式には村井県知事や町、地元の関係者約80人が出席。新共同浴場の名称紹介やテープカット・くす玉割で完成を祝いました。

あったかくいいお湯です
新しい共同浴場の名称募集には、町内外の応募者の中から、新共同浴場名称審査会で審査した結果、蔵王町宮在住の稲山たきさん(24歳)の「神の湯」に決定しました。命名の理由は、新共同浴場が湯神神社の下にあり、また、昔「上の湯」(かみのゆ)が同じ場所にあったからということです。
名称採用者の稲山さんには新共同浴場の入浴券100枚が副賞として贈られました 「神の湯」は、県の「緊急経済産業再生市町村連携事業」として補助を受けて建設。総事業費は約8千8百万円。木造平家建てで天井が高く、材料は青森ヒバをふんだんに使い、木目の美しさと心落ち着く木の香りが漂い、癒しの空間を堪能できます。

名称採用者の稲山たきさんと柊斗(しゅうと)くん
浴槽は、男女ともに一度に30人が入浴可能。屋外に併設されている足湯(無料)は、一度に20人が腰掛けられる大きさで、脱衣所完備のため女性でも気軽に利用できます。また、新しい蔵王町観光案内所も併設されています。
泉質はナトリウム泉(硫酸塩・塩化物泉)で薄い茶褐色。柔らかい肌触りで、神経痛や婦人病・消化器病などに効能があるといわれます。営業は午前5時30分から6時45分と、午前9時から午後10時45分まで。年中無休。入浴料は大人300円、小学生以下100円。
連絡先は遠刈田温泉株式会社TEL0224−34−1990

足湯の隣に新築された蔵王町観光案内所
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