まちかどアングル
 

・町の名産・特産物を一堂に会して
・21世紀の義経探しの旅へ
・永野小アウトリーチプログラム
・練習の成果を美しい歌声で発表
・町の芸術家たちの力作を披露
・100年の歴史を見てきました
・晩秋の蔵王高原を舞台に生産者と消費者の交流


町の名産・特産物を一堂に会して
第2回蔵王町産業まつり


会場周辺の道路も渋滞するほどのにぎわいを見せていました


 10月29日から30日にかけて、ございんホールを会場に、第2回蔵王町産業まつりが開かれ、町内外から約2万人の家族連れや買い物客などが訪れ、にぎわいを見せていました。
 町の産業振興発展のためにと、JAみやぎ仙南、商工会、町が協力して昨年からはじまったこのイベントでは、会場のございんホールの駐車場に約50のテントが設営され、農協出店コーナー、商工会出店コーナー、地場産品販売コーナーなどでは、町の名産品や特産物などを買い求める人たちが長蛇の列を作っていました。
 屋外の特設ステージでは、仙南地区で活動する8団体が参加した「太鼓フェスティバルinざおう」や、蔵王しぐれ歌唱大会上位入賞者による歌謡ショーが日替わりで開催されるなど、大勢の人たちがイベントを楽しんでいました。

 


力強い演奏を披露した和太鼓グループ「幻創」のメンバー

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21世紀の義経探しの旅へ


義経について詳しく講演する千葉信胤さん

 11月23日、ございんホールで町制施行50周年記念NHK文化講演会・歴史文化編「義経とみちのく」と題した講演会が開催され、約150人の観客が講師で岩手県平泉郷土館勤務の千葉信胤さんの講演に熱心に聞き入りました。
 千葉さんは、「謎に包まれた義経の生涯を、史実と伝説で調べ、再構築してみると新たな人物像が見えてくる。みなさんと一緒に新たな英雄伝説、21世紀の義経を探してみたい」と話していました。

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永野小アウトリーチプログラム


ピアノの中身を説明する田村緑さん

 11月2日、永野小学校音楽室でえずこホールのアウトリーチプログラムが開催され、ピアニストの田村緑さんが、ピアノが音を出す仕組みを説明、その後、4年生22人と一緒に合奏をするなどして楽しい時間を過ごしていました。
 アウトリーチとは、普段音楽ホールなどに足を運ぶのが難しい方々を対象に、学校や福祉施設などを利用して、アーティストが近い距離で少人数に対して行う体験型のコンサートのことです。

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練習の成果を美しい歌声で発表
第18回 小中学校音楽発表会


各学校とも息のあった美しい歌声を披露しました

 11月10日、ございんホールを会場に、第18回蔵王町立小中学校音楽発表会が行われ、町内8校から小学2〜4年生と中学3年生の児童・生徒合わせて412人が参加、美しい歌声がホールに響いていました。
 この発表会は、小中学生に音楽を通して、情緒豊かな人間性を身につけてもらおうと町教育委員会が開催。会場には、平日にもかかわらず大勢のお父さんやお母さんたちも応援に訪れ、入場者を前半と後半で入れ替える開催方式にもかかわらず会場は満席状態。
 各学校とも、選曲の理由や練習での苦労話を披露した後に合唱などを発表。子どもたちが奏でるきれいなハーモニーに、大観衆から大きな拍手が送られていました。


後の席では保護者が立ち見で鑑賞する姿も

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町の芸術家たちの力作を披露


数多くの力作が展示されました

第29回蔵王町文化祭
 11月5日と6日、ございんホールで第29回蔵王町文化祭が開かれました。
 蔵王町文化協会の会員や、公民館で開かれる各教室の参加者などが製作した芸術作品を鑑賞していただこうと開かれたこの文化祭には、書道や絵画、陶芸、生け花など、約330人の作品が多数展示され、会場を訪れた大勢の人たちは、町の芸術家たちがつくった力作の鑑賞を楽しんでいました。

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100年の歴史を見てきました


かくしゃくと思い出話を披露する川村まささん

宮司区の川村まささんが元気に100歳の誕生日
 11月2日、宮司区の川村まささん(世帯主・保寿さん)が満100歳の誕生日を迎え、親せきや近所の人など、大勢の人たちから祝福を受けていました。
 まささんは、明治38年生まれで、現在、家族は5世代同居で暮らしています。昔からまささんは「地域の生き字引」だそうで、今でも近所の人がよく集まり、茶飲み話しをするのが楽しみだそうです。

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晩秋の蔵王高原を舞台に
生産者と消費者の交流
20回目を迎えた蔵王高原大根狩り

 11月12日から13日にかけて、七日原地区を舞台に繰り広げられる、秋の恒例イベントとなった「蔵王高原大根狩り」が開かれました。
 生産者と消費者の交流をテーマに始まったイベントも今年でちょうど20回目。会場となった9カ所の各農家の畑には、両日とも町内外から大勢の家族連れなどが訪れ、「毎年家族全員が楽しみにしています。今年もみんなで来たよ」などとあいさつを交わしながら、大根を通した生産者と消費者の温かな交流が図られていました。
 イベントを主催する蔵王高原大根交流会(大槻悦郎会長)では、「長く続けられるのも、このイベントが大勢の常連客に支え続けてもらっているお陰です」と語るなど、20年間かけて築き上げてきた『生産者と消費者の交流』の深まりを実感しているようでした。


大根マンも登場してPRに一役

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