トピックス

・万が一の備えを再点検
・だれもが楽しめる、きれいな観光地をめざして
・まわし姿の小学生が熱戦を展開

・どろんこ遊びも貴重な体験

万が一の備えを再点検
遠刈田小学校を会場に蔵王町6.12総合防災訓練


町消防団による火災防ぎょ訓練


  「県民防災の日」の6月12日、遠刈田小学校を会場に「蔵王町6.12総合防災訓練」が行われ、消防署員や消防団員、遠刈田小児童、婦人防火クラブ員など約400人が参加ました。
 昭和53年6月12日に発生し、県内を中心に各地で大きな被害をもたらした「宮城県沖地震」を教訓にしようにと制定された「県民防災の日」には、わが町でも毎年防災訓練を実施。地域ぐるみで、万が一の備えを再点検しました。
 訓練は「午前9時30分ごろ、宮城県沖を震源とする大規模な地震が発生。この地震により遠刈田小学校1階保健室から出火・延焼中」という想定で実施され、参加者たちは「避難訓練」、「消火訓練」などに真剣に取り組みました。
 「スモークマシン」を使った「煙中通過訓練」では、参加者全員が火災発生時の煙の恐ろしさを体験。消火器やバケツリレーによる「消火訓練」、身近な道具などを使って行う「救急応急法訓練」などを通して、災害時の備えや対応を学びました。


婦人防火クラブ員によるバケツリレー消火訓練

スモークマシンを使った煙中通過訓練


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だれもが楽しめる、きれいな観光地をめざして

 6月23日「蔵王清掃ハイキング」が行われ、県内各地から集まった「宮城県蔵王観光開発推進協議会」のメンバーや町公民館の呼びかけに応じた町民など約160人が参加。濃霧に包まれた悪コンディションの中、山頂レストハウスやお釜周辺などで清掃活動を行いました。
 このイベントには、巴雅人さん(仙台市)も車イスで参加。岩手県内の施設からの依頼で、巴さんが設計した登山用の車イスで、レストハウスから熊野岳山頂に至る登山道を歩き、この車イスの改良点や観光施設のバリアフリー化にあたっての問題点などを探りました。
 県では、今年度に山頂レストハウス周辺のバリアフリー化工事を予定しており、巴さんと同行した職員は、車イスでは通行できない場所などを確認していました。

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まわし姿の小学生が熱戦を展開
「第6回わんぱく相撲仙南場所」

 6月16日、宮小学校相撲場で「第6回わんぱく相撲仙南場所」が開かれました。
 4年生以上の優勝者は、両国国技館(東京都)で開かれる全国大会への参加資格が与えられるこの大会には、仙台市以南の小学生約40人が出場。家族など、大勢の人たちから大きな声援を受けながら、熱戦を展開しました。
 競技終了後は、相撲甚句の披露や地元ひまわり母親クラブ(高子陽子会長)会員手作りのちゃんこ鍋も振舞われていました。

 大会を主催する(社)白石青年会議所(佐藤守彦理事長)では、春先から定期的に練習会を開き、相撲の普及と技術向上を図っています。大会の競技委員長で指導者の高橋潔さん(七日原)は「出場者は年々レベルアップしており、全国大会での活躍も期待できるようになりました。これからも、礼にはじまり、礼に終わる相撲を通して、子どもたちの健全育成を図っていければ」と話していました。

優勝者(敬称略)
団体戦仙台チーム
3年生の部 成沢正哉(宮 小)
4年生の部 伊藤利毅(宮 小)
5年生の部 石岡庄謙(中山小)
6年生の部 伊藤智洋(宮 小)

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どろんこ遊びも貴重な体験
永野小学校「水辺の学習会」

 6月7日、永野小(佐々木耕一校長)で今年はじめての「水辺の学習会」が行われ、3年生児童33名が魚など水中動物のすみ家となる池づくりをしました。
 円田字愛宕前地内の休耕田を借りて、地域の豊かな自然に親しみながら、水の中の生き物を観察しようというこの学習会は、永野地区公民館(平間栄館長)がバックアップ。最近はほとんど見かけることがなくなったメダカの放流も予定されており、現在同公民館部員などが数を増やすため養殖に取り組んでいます。
 池づくりのため田んぼに入った児童たちは「冷たい。ヌルヌルして気持ちが悪い」などと、はじめは恐る恐る歩いていましたが、すぐに慣れると泥をぶつけ合ったり、相撲をはじめるなど大はしゃぎ。歓声をあげながら田んぼの中を駆け回り「どろんこ遊び」を満喫していました。

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