かいめいせき
戒 石 銘
かつての丈六阿弥陀堂の参道には、大杉の並木がありましたが、明治時代の初めに参道入り口の1本を残して伐採されてしまいました。
当時、平沢の町医者だった五十嵐ぶん水はこのことに大変心を痛め、残された杉の根元に碑を建てました。
「遺願 村役方この大杉を永世伐らせないで下さい 五十嵐ぶん水 我という そのみなもとを訪ねれば 音もかもなき 影法師かな」
この碑に刻んだぶん水の願いどおり、現在この杉は県指定天然記念物「平沢弥陀の杉」として保護されています。その内容から「戒石銘」と呼ばれるこの碑も、かたわらでこの杉を見守り続けています
所在地 平沢字丈六78−1
碑の大きさ 高さ58a
県指定天然記念物「平沢弥陀の杉」付属指定物
3月12日と19日、町内の小中学校で卒業式が行われ、中学生160名と小学生143名が、思い出深い学び舎に別れを告げました。 | |
![]() 児童一人ひとりが小学校生活の思い出を発表しました(3/19円田小卒業式) |
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![]() 卒業生による最後の記念合唱 (3/12宮中卒業式) |
![]() 2年間の集団生活で、園児たちも立派に成長しました (3/15遠刈田幼稚園卒園式) |
曲竹北区のコミュニティ集会施設「曲竹公民館」が完成し、3月9日と10日、地域住民や関係者による新築落成祝賀会が開かれました。
この公民館は、平成13年度宝くじコミュニティ助成事業として、1、500万円のコミュニティ助成金(宝くじ還元金)のほか、一般財源や地元負担金など4、149万円の総工費で町が建設。大小会議室などのほか、隣接する国重要文化財「我妻家住宅」などを紹介するためのボランティア室も設けられています。
30周年を祝い町公民館前で行われた記念植樹
3月3日、蔵王町青年団体連絡協議会(昆智夫会長)の設立30周年を祝う記念式典が、町公民館で開かれました。 昭和47年に設立されたこの会は、青年同士の交流を深めながら、住みよい町づくりのためのボランティア活動や外国人留学生との交流会などの事業を展開してきました。
式典には、会員やOBなど約50人が参加し、今までの活動を振り返りながら、さらなる発展を誓っていました。
全長8.6`の雪の壁に挑む
エコーラインの除雪作業がはじまる
蔵王の山に春の訪れを告げる「蔵王エコーライン」の開通に備え、3月20日から除雪作業がはじまりました。
作業初日の20日、作業所があるすみかわスノーパーク入り口付近の気温は、午前9時現在でマイナス6度。時おり地吹雪が吹き荒れる強風の中、ロータリー車やブルドーザなど6台の車両を使っての作業がはじまりました。
作業所付近の積雪量は約3bと平年より若干少なめだそうですが、山頂付近での積雪は平年並み。多いところでは11b以上の積雪があるそうです。
山形県境まで8.6`の区間の除雪量は、ダンプカーで約2万台分。カーブが連続する山岳道路の除雪作業は、長年の経験が必要だそうで、開通まで約1か月間、雪の壁を切り崩しながらの作業が進められます。
町花の桃の花で、農業と観光の町「蔵王町」の知名度アップを図ろうというイベントが、3月はじめに相次いで行われました。
3月1日は東北自動車道菅生サービスエリアで、遠刈田温泉旅館組合婦人部(大宮克子会長)の会員である旅館のおかみさんたちが、日本道路公団の職員や宮城県警高速隊の警察官と共に、ドライバーたちに600束の桃の花束と、ナシジュースなどを配り、町のPRと安全運転を呼びかけました。
桃の節句の3月3日は、みやぎ蔵王こけし館の入館者先着100名のかたに、桃の花束と甘酒をプレゼント。ハッピ姿のおかみさんから手渡された思いがけないプレゼントに、入館者たちは笑顔でこたえていました。
3/1東北自動車道菅生サービスエリアで行われた桃の花束プレゼント
宮小2年生のまどかちゃん、宮幼稚園年長のあやかちゃんに囲まれ「毎日、元気で優しい孫たちと楽しく暮らしています」と語る佐藤信治さん、好子さん夫婦。(沢内)
まどかちゃんは、とても活発な女の子です。ジュニアバレーチームに入っていて、週3回の練習を楽しみにしています。絵を書くのも得意で、今年の白鳥まつりの絵画コンクールでは、銀賞を受賞しました。
あやかちゃんは、幼稚園ではお絵かきや本を読んで遊びます。「ままごと遊びが好きなの」と笑顔で話してくれました。4月から、お姉ちゃんと一緒に小学校に通うのを楽しみにしています。
2人とも、いつもごはんの用意や茶わん洗いを手伝ってくれる優しい姉妹です。
「健康で素直な大人に育ってほしい」と孫たちの成長を期待している信治さんと好子さんです。
2月15日の3歳6か月児健診で、虫歯がなかった子どもたちを紹介します。これからも虫歯にならないように気をつけてね!
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佐藤黎於(れお)くんと |
麻生龍星(りゅうせい)くんと
お母さんの広美さん (宮 司) |