議案審議 ピックアップ

第2回定例会 12月会議
【条例改正】
国民健康保険税条例の一部改正

【提案内容】  国民健康保険事業の健全財政を維持するため、令和4年度の税率引き下げ前の水準まで税率を引き上げるものです。
 また、子どもの減免対象年齢を18歳まで拡大することで、子育て世帯の負担軽減を図るものです。

■質疑(議員)
 基金残高が枯渇した場合、どのような施策をとるのか。

■答弁(副町長)
 例えば、高度医療を受ける方が続出した場合、財政調整基金からの繰り入れにより支出せざるを得ない。基金を枯渇させるわけにはいかないので、場合によっては、2・3年後に税率改定の必要性も考えられる。

■質疑(議員)
 今回の引き上げは仕方ないが、高額療養費をできるだけ抑えるため、早期発見・早期治療が重要であると思うが、どう検討しているのか。

■答弁(町民税務課長)
 保健事業を進めることで町民の健康が増進され、医療費が抑えられると考える。
 なお、町内の国保医療費が増えていることから、今後も保健事業を進め、医療費抑制に努めていく。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕




【動産取得】
小学校教師用教科書及び指導書取得契約

【提案内容】  令和6年4月1日に契約し、取得した小学校教師用教科書及び指導書について、予定価格700万円以上なので、本来であれば議会の議決を経て取得すべきところ、議会の議決を経ずに動産の買入れを行っていたため、追認の議決を求めるものです。

■質疑(議員)
 デジタル教科書が入ったため高額になり、失念してしまったとのことだが、今後の対策は。

■答弁(教育長)
 チェック体制を整え、今後の対応策(債務負担行為を行う議案の提出や、指名委員会に詔って業者決定するなど)を基本とし、このようなことのないよう努めていく。

■質疑(議員)
 今は議会の議決を経ていないため、契約は無効である。仮に追認の議案が可決されたとすれば、契約時点にさかのぼって有効になることを求めての議案提出だと思うが、何を根拠にして有効となるのか。

■答弁(教育長)
 昭和49年3月の仙台高裁の判例に基づいて、今回追認を求めるものです。

■〔討論なし〕
■〔採決の結果、全会一致で可決〕

メ モ
(追認とは)

議決を得ずに何らかの行為が行われた場合に、その行為を承認する議案を議会で可決すること。


【人事案件】
副町長を再任

副町長
平間 喜久夫さん(67歳・宮司区)



 令和6年12月31日で任期満了となる、副町長の平間喜久夫さんを再度任命することについて、全会一致で同意しました。
 任期は、令和10年12月31日までの4年間です。



【条例改正】
老人憩いの家の設置及び管理運営等に関する条例の一部改正

【提案内容】  施設名称から「老人」を削除し、広く町民の方に利用していただくためと、イメージアップを図るものです。また、電気料金の値上げや物価高騰により、管理運営に影響を及ぼしていることから、利用者の入浴料を一律50円値上げし、健全な運営を目指すものです。

■質疑(議員)
 本来、老人憩いの家の目的は、高齢者に対し教養の向上やレクリエーション等のための場所を提供し、高齢者の心身の健康増進を図ることである。今回、単にイメージアップを図るために「老人」の部分を削除するのか。

■答弁(保健福祉課長)
 「老人」の名称を外している自治体もあり、広く皆さんに利用してもらい運営していきたい。

■質疑(議員)
 改正案では、地域住民の心身の健康及び福祉の増進を図ることを目的とするとなっている。
 施設名称だけではなく、目的そのものが老人福祉から離れたものになっている。これは、単なる温泉入浴施設として今後位置付けていこうとしているのか。

■答弁(町長)
 今も温泉施設としての位置付けでやっている。

■[修正動議あり]
■[討論あり]
■[修正案採決の結果、賛成多数で可決]
■[修正を除く原案採決の結果、全会一致で可決]

原 案 ⇒ 一律50円値上げ
修正案 ⇒ 町内75歳以上の入浴料を据え置き
 


可 決

老人憩いの家の料金改定(一律50円値上げ)に対し
町内75歳以上の入浴料を据え置きとする修正動議

 老人憩いの家の設置及び管理運営等に関する条例の一部改正の審議において、各議員から質疑の後、原案を修正する動議が議員から提出され、修正案は賛成多数で可決しました。
 なお、修正案の内容は町内の75歳以上の入浴料を値上げせず据え置き(1回200円・回数券2,000円)とするもので、この修正議決した部分を除いては原案どおり可決しました。


修正案の提出理由
 発議者 村上 正文議員  佐藤 敏文議員  宇田川敬之議員 

 本町発展に寄与された町内高齢者に敬意を表し、高齢者福祉が後退しないよう憩いの家の入浴料金を値上げせずに据え置くため、修正提案する。

修正案に対する議員 質疑
 本町発展に寄与された町内高齢者に敬意を表し、高齢者福祉が後退しないよう憩いの家の入浴料金を値上げせずに据え置くため、修正提案する。

発議者代表から答弁
 議会が直接金額を決めるのではなく、すでに決まっている金額を据え置くという考えである。町内75歳以上の利用者は、全体の13・2%で影響は小さい。

原案に賛成討論
平間 徹也議員 
 現在、指定管理(民間)による運営で実績が上がってきている。今後も民間の活力を生かし、町内外から利用客を増やしていくことが町民のためになる。本当に高齢者に寄与したいのであれば、無料券の配布枚数を増やすことで対応できると考え、原案に賛成する。

修正案の採決の結果
 修正案は賛成多数で可決



蔵王町憩いの家に名称変更(宮司区)

メ モ
(修正動議とは)

議会は予算の減額や条例の修正など動議提出権があり、修正動議は文書による。議員定数の12分の1以上の発議者があって成立し、直ちに議題となり議決する。

 

 

令和6年第2回定例会 11月会議・12月会議

 蔵王町議会は通年議会制のため、令和6年1月4日に町長が招集し、令和6年定例会の会期を3月5日までとしました。また、議員改選のために第2回定例会を3月6日に町長が招集し、会期を12月27日までの297日間としました。
 なお、町長からの再開協議を受け、本会議を2回開催しました。



 



 
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