■質問
保育所・こども園 に通う子どもの保護者の方々から、施設で使用するおむつ1枚毎に名前を記入するのが大変だと聞いている。私も経験があり、仕事前や帰ってからの作業は大変である。そのような家庭を対象におむつのサブスクリプションがあり、2か月間の無料トライアルもある。保護者や職員に対してアンケート調査も実施し、利用は任意であることから、育児サポートの一環として町の保育施設で試してみることは可能か伺う。
■町長
都市部の自治体や一部の私立保育園において、おむつの定額利用サービスを導入していることは承知しているが、現在町内の保育施設利用者からの要望はない。仮にサービスを導入した場合、保護者の月額負担が増えることや年齢における大きさやメーカーが異なるなど、課題が多く、導入は難しいものと捉えており、これまでの方法を継続していく。
メ モ
(サブスクとは)
サブスクリプションの略。月単位または年単位で定期的に料金を支払い利用するサービス。
|
■再質問
昨日、町長は子育ての仕方が変わってきていると話していたが、まさにそのとおりで、日々子育て環境は変わってきている。その中にあっても、蔵王町は先進的な子育て政策を行っており、私もその点に惹かれ移住してきた一人である。子育てを安心して行い、多様なニーズに応え対応すべきと考えるがどうか。
■町長
今までも保護者の皆さんに負担をかけないよう行ってきたところで、保護者の皆さんから求めが多くなれば検討する。
■子育て支援課長
近隣市町で導入しているところはなく、使い放題になる一方で欠席時などの返金がないので、割高と考える。
■再質問
1歳児に関しては2千円前後で使え、コストパフォーマンスがいいと感じている。保護者に負担をかけるという考えではなく、家庭で用意して保育所に持ち込みせずに使えるという考えである。保護者の負担軽減はもちろん、おむつがまとまっていれば職員が子どもから目を離す時間も減る。おむつの貸し借りは手間がかかり、衛生的ではないと感じる面もある。サブスクは、他市町よりも一層手厚いサポートのある町として一線を画すことができる。現在様々な家庭があり、町民の気持ちに寄り添って多様性に対応してくれる町だと思っている。もう一度検討いただけないか。
■町長
勉強させてもらう。
■再質問
勉強の期間は。
■町長
保護者のご意見を聞くなど、3か月あれば結論が出る。

|