|
■質問
福島第一原子力発電所の事故から10年余り経過し、広葉樹の放射線濃度も相当低下している。しかし、濃度のばらつきが大きく使用自粛が解除されず、森林の荒廃が進んでいる。町内の調査個所も、しいたけ原木として使用可能なレベルまで低下しており、特用林産事業の再開や、広葉樹林の若返りによる公益的機能の発揮を図るためにも、使用自粛の早期解除が強く望まれていることから、町長の見解を伺う。
■町長
しいたけ栽培については国の具体的運用やガイドラインに基づき、県が「原木きのこ栽培における放射性物質対策作業マニュアル」を策定した。安全なほだ木を仕入れ、ハウスなどの汚染されない環境で栽培することを推奨している。
本町のしいたけ栽培農家は震災前の5戸から1戸に減り、従来からの露地栽培を行っているが未だ出荷制限を受け、試験栽培のみ行っている。広葉樹の使用自粛の措置が解除されず、ナラ枯れ拡大の一因になっていることは指摘のとおりである。 今後、町独自で細部にわたり検査・調査を行い、県や農家と連携を強めながら、国に対し早期の自粛解除を求めていく。
しいたけの原木栽培
|