一般質問


平間徹也議員

 

子育て支援
 
 
認可外保育園に通う0歳児から2歳児への保育料の補助を
公平性に欠けるため交付は考えてない

■質問
 現在、3歳児から幼児教育・保育無償化の対象となっている。保育の必要性が認められれば、認可外保育園に通っている子どもは無償化の対象となっているが、残念ながら0歳児から2歳児に対しては非課税世帯のみが対象となっている。0歳児から2歳児の保育料が公立保育園と認可外保育園に通う家庭で経済的負担の差が大きいことから町独自に保育料の補助金を検討すべきでないか。

■子育て支援課長

 町の保育園に入所している家庭では、所得に応じて負担をしている。認可外保育園にのみ補助金を出せば町の保育園へ通わせている家庭との公平性に欠けるため交付は考えていない。

■再質問
 町長は、平成27年度の総合教育会議において、認可外保育園には長年、蔵王町のこども園をやってきていただいて、蔵王町の子どもを育てていただいた経緯があるので、民間も生かしていきたいと思っていると発言されていることから、今後前向きに予算措置を検討してはどうか。

■町長

 待機児童が発生し、認可外保育園を利用する場合は、いろいろと考えていくが、今の時点では対応ができている。


 

統合中学校
 
 
統合中学校建設費の概算は
基本設計後に明らかになる

■質問
 建物の建設費用の概算はいくらか。

■町長

 基本設計をまだ発注していない。この後初めて大枠の予算が出てくる。

■再質問
 建物の概算や計画等の費用に関し、議会の承認を受けていないということか。

■町長

 全くそのとおりである。平間議員も家を建てるときには家族構成やそこに付帯するものを相談して基本設計決めていくと思うので、ある程度形ができた段階で議会に諮っていく。

■再質問
 私の場合、家を建てる場合は、まず財布に相談する。財布に相談もせずに土地を購入し、建物の金額はわかりませんでは住民感情として理解できない。町長は、費用をどの程度で抑えたいと考えているのか。

■町長

 3・11の震災で建設された中学校を見ると、国の補助があり、すばらしい建物ができている。ただ、そういった形にはできないと思っている。


 

送迎バス
 
 
永野幼稚園への送迎バス再開を
保護者の送迎が最適と考えている

■質問
 令和2年度に円田・平沢児童館から永野幼稚園への送迎バスを廃止させるのはなぜか。

■教育長

 今のバスでは安全性を考えると、3歳児を乗せるには向いておらず、チャイルドシート等も必要になり、人数も増え物理的に難しい。今までも希望者全員を乗せることはできていなかった。

■再質問
 今までも今後もニーズがあれば、台数を増やして対応すべきでないか。1日平均1人しか乗らない仙台空港シャトルバス事業に予算を計上するのであれば、子どもたちのための幼稚園送迎バスに予算をつけるべきでないか。

■町長

 平沢と円田と永野を統合するときにひとつの手段として送迎バスの対応をとった。今回もいろいろ考えた結果、最終的に子どもの安全安心を第一に考え、保護者の送迎が最適と判断した。

 
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