■質問
通学路が、小学生は片道4キロメートル以上、中学生は6キロメートル以上の子どもには、町として通学費補助金を支給している。
例えば、小学生の場合、学校が終わると近くの児童館で過ごし、時間になると帰宅する。でも、それは時間になると親の車が着き、子供を乗せて帰宅する。
親は平日毎日子供を送迎している。その現実の中、子どもを大切にする蔵王町の施策を感じ、親の経済的負担の軽減から、ぜひ小学生片道2キロメートル、中学生片道4キロメートルから通学費補助金の支給を拡大すべきではないか。
■町長
町が交付する通学費補助金は遠距離通学の児童・生徒について、家庭の経済的な負担の軽減を図り、義務教育の円滑な実施に資することを目的としているものである。現在、子育て家庭の経済的負担を考慮し、各種の子育て支援策を実施しているところであるが、この通学費補助金についても町の財政的負担を考慮しながら可能な範囲で前向きに検討したい。
■教育長
町では、児童生徒通学費補助金交付規則による交付基準に基づき、保護者の申請のもと補助を実施している。交付基準の見直しによる家庭の経済的負担の軽減については、町の財政的負担を伴うことから、町当局とともに検討を進めていきたい。

遠刈田小学校通学風景
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