
おいしい給食の時間です。
■質問
@今、子育て世代の子供6人中1人が貧困という数字が出ている。
今年度の一般会計予算の雑入の学校給食費納入金は小学校児童で年間2726万4600円、中学生徒で1779万4000円、合計4505万8600円である。そのうち町は一般財源から316万3000円しか補助をしてない。補助率は7%にしか過ぎない。子育て支援というのであれば、子育て世代の経済的支援をする意味においても、補助率を上げるか、無料化をするべきではないか。
■町長
学校給食無料化については、今年度1食当たり給食費は小学生が290円、中学生330円となっており、町が子育て支援の一環として、総額320万円の助成をしている。補助率を上げることや無償化の意義については、子育て支援策の充実を図る上で理解できるが、大きな財政負担を伴うこととなるため、今後検討を重ねていきたい。
■教育長
当町の学校給食は、週5日、年間180回、小学生で年間4万8600円として実施しており、平成21年度からは、1食あたり20円の支援を継続してきてところである。給食費については、引き続き保護者のご理解とご協力をお願いしたいと考えている。
■再質問
経済的に1食20円しか町が負担しないというのは、どう見ても少ないのではないか。1食150円を町が出してもいいのではないか。もう一つの考えは、第2子とか第3子に対しては、無料化にしてはどうか。
■町長
高校までの医療費無料化は段階を踏んで進めてきた。今度は給食費無料、それも7%の補助率を上げることを検討したいと思っている。無料化は段階を踏みながら検討していきたい。
■質問
A地産地消の観点から、我が町の食材をどのように活用し、今後どのように推進していく考えなのか。
■町長
野菜などの食材は、町農林観光課をとおして町生活研究グループ連絡協議会から提供を受けているが、安定供給の面で課題がある。町として地産地消を積極的に推進しているところであるが、地元産食材が学校給食用として安定供給が図られるよう、今後、供給組織の再編や、受注集荷・発送体制の構築を進めていきたい。
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