■質問
最近、生活習慣病の予防や健康状態の改善につながる取り組みとして、健康づくりへのインセンティブ(動機づけ)を高める方策として、ヘルスケアポイントの普及が注目されている。この「健幸ポイントプロジェクト」は、参加した住民に対し、歩いた歩数や運動教室への参加、検診データの改善などに応じてポイントを付与し、1ポイント1円で電子マネーや地域で使える商品券などにも交換できる。
ヘルスケアポイントは楽しみながら、病気やけがの予防にもつながることから、当町でも実施すべきではないか。
■町長
「健幸ポイントプロジェクト」は、総務省および文部科学省による社会実験として実施されているもので、健康で生きがいのある状態を健幸とし、歩くことを基本とした健康づくりで、医療費抑制の効果が見込まれるとされている。
このヘルスケアポイント制度は、他の自治体でも取り組まれているが、健康に関心のない方の動機づけを高めるポイント数は、どの程度なのか見極める必要がある。
さらには、住民の健康と医療費抑制の効果を高めるためには、事業がしっかりと根づいて継続させる必要があると考えている。
住民が健康に気遣い、自らが健康づくりに励もうとする手段の1つとして、大変有効な制度と考えている。先進事例などを参考にし、本町で実施する上で、最も効果的な方法を模索し、慎重に検討したいと考えている。

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