一般質問


川村 仁 議員

 

 

スポーツ推進
 
 
スポーツ振興課によるスポーツ事業の活性化を
状況を見極めながら対応したい

■質問
 「スポーツ振興課」は、健康づくりとスポーツの振興を図り、スポーツ人口拡大とスポーツ事業の活性化など一本化を図るため、8月に教育委員会組織規則を改正し、来年4月1日新設に向け進められている。来る2020年、東京オリンピックサッカー競技予選会が宮城スタジアムで開催されることなどから、4項目について町長の見解は。
@東京オリンピック、サッカー競技などの合宿地誘致活動の考えはあるか。

■町長
 国際大会の合宿地誘致を本町で受け入れられる状況かと考えると、施設や国際化の対応など多くの課題が存在するのが実情である。
 以上のことから、現在のところ誘致は難しい状況であると考えている。

■再質問
 2002年の日韓共催によるワールドカップで、九州大分県の中津江村、小さな村だが、カメルーンのサッカーチームが合宿し、非常に脚光を浴びて、時の村になった。大した設備もなくキャンプ地を改装して、グラウンド整備した。平成の大合併でも合併をしないで中津江村の名前を残している。将来を見据えて何かそういった整備の考えはないのか。

■町長

 他市町村では、施設が既に整っているところがあり、本町にあるグラウンドの中では、なかなか誘致は難しいと思っている。
 歴史的に関係のパラオは、4種目あるので合宿地としてはどうかと考えている。

■質問
A体育施設(海洋センター・勤労者体育センターなど)に町民がいつでも健康増進と体力向上が図れるように、トレーニングマシーン設置の考えはあるか。

■町長

 トレーニング室の設置について、B&G海洋センター増築工事に盛り込むことを検討したが、インストラクターの配置と操作方法の指導、器具の管理など多くの課題があり、見送った。フィットネスマシーンなら考えてもいいと思っている。

■質問
B町民の交流と親睦を深めるために、町民体育祭の計画は考えていないか。

■町長

 過去に町民運動会を開催していた。しかし、地区の方々から参加者を集めるのが大変であり、小学校運動会と合同開催の地区民運動会もあるなどの意見があったためやめた経緯がある。
 町民や地域の交流と親睦を深める上で開催することは大変有意義なことだが、実情として町民の求める声が少ないことから、現在のところ開催は難しい状況にあると考えている。

■質問
C県内には野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどプロスポーツがたくさんある。ぜひ小中学生に夢、感動、迫力を共有してもらうため、プロスポーツふれあい促進事業の考えがあるか。

■町長

 子供たちに大きな夢と感動を与えることは、以前から力を入れており、昨年も楽天野球団の協力で少年野球教室を開催した。
 しかしながら、他のプロスポーツ団体との交流は、町民ニーズや開催施設の関係もあり、実現していない状況である。
 以上のことから、現在のところ、開催は難しい状況にあると考えているが、今後、ほかのプロスポーツ団体との交流が実施可能な環境が整備されれば、実現に向けて検討したいと考えている。


観客席設置のため改修工事中のB&G海洋センター

「スポーツ振興課」を新設
■教育委員会組織規則の改正によりスポーツ振興課を設置
 近年、スポーツを通じた心身の健康づくりが重要な施策となっており、健康づくりとスポーツ振興が重要な位置づけとなっています。総合運動公園を中核施設としたスポーツ交流人口を増やす各種スポーツ事業の一本化を進めるため、平成28年4月1日からB&G海洋センター内に新たにスポーツ振興課が新設されます。

もどる