一般質問


大沼昌昭議員

 

獣害対策
 
 
獣害への抜本的対策を
狩猟免許取得支援や環境整備等を強化する



ワナにかかったイノシシ

■質問
 9月の決算議会において、獣害対策に「抜本的な対策を検討せよ」と指摘意見を出したが、その後どのように取り組んでいるのか。

■町長

 引き続き効率的な捕獲対策や野生鳥獣被害防止施設設置事業の強化を図る一方で、新たな狩猟免許取得支援や環境整備などの強化を図る。

■再質問
 今後、捕獲する頭数が増えてくると思うが、解体場などの処理方法、販売についてどう考えているか。

■町長

 解体場については、場所の問題、設備の問題など26年度の当初予算に計上するために、今いろいろと猟友会のみなさんや町として検討している。
 販売については、町が直接販売はできないが、旅館の方々、猟友会のみなさんと、近い将来には処分場さえしっかりしていれば、そういった方向も考える。

■再質問
 猟友会の人に、ワナをかける場所、どこに出没するかなど、適切な情報が提供される場が必要だと思う。また、住民からの情報と話し合いの場を設けるような考えはあるか。

■農林観光課長

 出没情報等については、役場に連絡をいただくか、直接猟友会のほうに連絡をいただいている。町では地図にしるしをつけて、猟友会の方々にすべて情報を流して、どこにワナをかければ人的に安全で、捕獲がしやすいか協議の上設置している。
 イノシシに関しては、一農家等々の問題ではなく、地域全体の問題であり、生ごみ処理の仕方であるとか、草やぶが進入路になるなど、いろいろな事案が考えられるので、地区ごとにいろいろな情報交換の場は必要ではないかと考えている。


 

定住化
 
 
定住化の重点施策等は
住民と行政の協働のまちづくりが必要



歩道橋梁計画がある東白石駅付近の白石川

■質問
 町長は安心安全で住んでよかった町づくりを目指しているが、町の人口減による自主財源の減少や、住民の高齢化が進んでおり、年齢比率の改善、または町の活性化など町づくりの課題として住民の「定住化」が必須と思われる。
 「定住化」を促進するための重点施策と具体的な取り組みをどのように考えているのか。

■町長

 第四次蔵王町長期総合計画に掲げた5つの大綱、@健やかなまちづくり、A学び楽しむまちづくり、B美しい快適なまちづくり、C活気あるまちづくり、D共に創るまちづくりのいずれもが定住促進につながると考えている。
 すなわち、子育て支援や医療、教育環境の整備、住環境や生活基盤の整備、地場産業の活性化、そして住民と行政が一緒になった協働のまちづくりを進めることが、必要不可欠だと考えている。
 大綱ごとの具体的な取り組みは、本年度からスタートした後期基本計画に示しているが、これらの取り組みの具現化に向け、今後も全力で町政を運営していきたい。

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