■質問
沢内地区公民館は、東日本大震災により使用不能におちいり、昨年夏に町から助成を受け解体も終了した。
その助成金が昨年6月会議で補正計上された際に、今後の沢内地区公民館をどのように考えているのかという質疑に対し、町長は旧JAみやぎ仙南宮支所を宮地区防災センターに活用し、一部を沢内地区公民館として併用したいので関係機関と前向きに検討するとの答弁だった。
今後、自主防災組織を各行政区に推進していくなかで、宮地区防災センターと沢内地区公民館の併用はどのように進展しているのか。
■町長
沢内公民館の取り壊しに伴い、区で大変苦労されていることを思い、今後、沢内公民館のことを考えていかざるを得ないことは認識した。
また、防災の面を考えると、宮地区全体を考えての防災センター的なもの、いわゆる、防災備蓄倉庫の場所や駐車場も十分確保できて、そのうえで避難所として地域全体での利用ができ、物資保管などもできる場所、そういった機能を有する地域の拠点が必要ではないかと考えている。
ついては、沢内公民館もその広い一角に入ればいいのではないかと思い答弁したものである。
今後の災害に強い地域づくりを推進する中で、施設の実現に向けて前向きに検討しており、順調にいけば平成26年度の当初予算に計上したいと考えている。
|