一般質問


外門 清議員

 

雇 用
 
 
シルバー人材センターを設立せよ
財源等の問題があり慎重に検討する

■質問
 昨年、シルバー人材センターの設立を要望したが、その後の進み具合はどうなっているのか。社会福祉協議会で設立を進めていると当時返答があったが、町独自では設立できないのか。

■町長

 社会福祉協議会では、町民からアンケート調査を行い、その結果多くの方々からシルバー人材センターはあったほうが良いとの回答だったが、大きな課題のひとつとして、財源の確保があげられる。設立のための財源に加えて、その後恒常的に発生する人件費や運営費を主とした町補助金の確保が必要になる。
 シルバー人材センターの果たす役割は十分に理解しており、独自の仕組みづくりを検討している社会福祉協議会との連携強化を図り、高年齢者の雇用対策や生きがいの増進、住民福祉の向上に向けて、より具体的な検討を重ねていくが、町独自で設立することは考えていない。


 

協 働
 
 
資材支給の予算化を
受益者整備で実施している

■質問
 長野県下條村では、年間1,500万円程度の資材支給を予算化し、住民が希望する工事に資材を提供し、労力は住民のボランティアにより、コストは業者発注の半分以下になっている。節約した財源は、子ども医療費の無料化などに活用している。住民でできることは住民で、自分たちで新しい町づくりを目指すためにも、資材支給予算を組めないか。

■町長

 受益者が限られている農道等の整備では、地元からの要請を受け資材を支給し、区長を中心として受益者が整備を行っているものもある。
 今後も砂利敷きなど簡易な維持管理作業については、協働のまちづくりの一環として、町民にお願いしたいと考えているが、具体的な計画がないところに資材の予算を組むことは、現状の財政状況では難しい。


 

水 道
 
 
給水停止は町内平等に行うべきだ
未納額の縮減に努力する

■質問
 簡易水道の未納金は平成21年度決算で6,559万円にも膨れ上がっているが、給水停止戸数は43件で、うちサービス業は0件である。どうして一般家庭と同じくサービス業の給水停止を行わないのか。公平性に欠けるのではないか。
 また、上水道使用者の未納額は1,991万円で簡易水道の3分の1以下であり、他の行政区の理解が得られないのではないか。

■町長

 一般家庭もサービス業等も一貫して同じ姿勢で対処しており、公正で公平な町政運営を行っている。給水停止は所定の手続きを行い実施するが、未納の抑止と納入を促すことが目的である。
 今後、これ以上滞納することのないよう経営者と自ら話をするなど、簡易水道を含む水道使用料の未納金の縮減に努力する。


所定の手続きにより給水停止を行います。

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