一般質問


丹野正春議員

 
職員配置を見直しては
現状で対応する

■質問
 窓口にいる職員は、若い職員が多いこともあり、その都度上司の指示を仰いで来客に説明することになり、住民から大変不評であるので、各課長、補佐等を窓口に配置してはどうか。

■町長

 窓口対応は、地方分権時代を迎え、より専門性が求められるようになっており、常に行政組織を見直しながら、一カ所で用事を済ますことができるよう、行政サービスの向上に努める。
 課長、補佐等は、窓口対応のほか、広範な政策の立案や課の指揮等を役割としている。
 窓口業務については、職員の研修等を行い、適切な業務遂行能力を高め、質の高い行政サービスを実施するよう努める。


町道、農道敷地の調査・登記を検討せよ
専門チームを設置し整理を進める

■質問
 住民の土地の上に町道や農道がある箇所が相当数あると聞いているが、どの程度存在するのか。
 また、早急に十分調査し、登記手続きを行う必要があると思うが町長の考えを問う。

■町長

 昭和の年代に、地域住民の要望により、所有者の同意をいただいて拡幅工事を行った路線で、一部分筆や所有権移転が未了の箇所があるほか、相続登記未了や抵当権が設定され所有権移転登記ができなかったものもある。
 平成15年に国への譲与申請を行う際に調査したデータにより、逐次整理をしているが、思うように進んでいないのが実情である。
 今後は、用地対策チームのような専門を置いて整理を進める。

■建設課長
 平成15年当時の調査では、385筆が未登記である。


職員からの重点事業の提案は
歳入予算の範囲で調整

■質問
 次年度の事業を計画するにあたり、担当課長から要望を受けて、事業計画に基づいた予算措置を講じているが、22年度事業では、職員から要望のあった事項についてどのように対応したか。

■町長

 これまでの予算要求手法を徐々に改正し、喫緊(差し迫って重要)の行政課題や政策的事業を除いた予算編成は、第4次蔵王町長期総合計画で策定した実施計画を基本として編成しているが、歳入を超過する歳出は調整を要するので、減額調整を行った。


道路改良工事では適正な登記手続きが必要です

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