一般質問


松ア良一議員

 
職員提案制度の導入
長期総合計画等で実施している

■質問
 職員の勤労意欲の高揚を図り、柔軟で活力ある行政運営を推進するため、職員提案制度を導入する考えはあるか。

■町長

 長期総合計画や行政改革推進計画策定の際に全職員から提案を募り、行政全般にわたり多くの提案をまとめ、施策として長期総合計画や行政改革に伴う条例改正に反映した。
 また、月1回開催する課長等会議の中で、協議事項や提案をしながら事務改善を図っている。

 
介護保険利用者の負担軽減を図れ
前向きに取り組む

■質問
 介護保険の利用者が、福祉用具の購入や住宅改修を行う際に「償還払い制度」となっているが、一時的な負担を軽減する「受領委任払い制度」を採用できないか。

■町長

 償還払い制度は、一度全額を業者に支払い、領収書の写しを添付し、本人負担以外の保険適用額のうち、9割分を町長に請求する仕組みである。
 受領委任払い制度は2市7町では導入していないが、今後、前向きに取り組んでいきたい。


「救急医療情報」キットの導入を
実施に向けて検討する

■質問
 「救急医療情報」キットについて、一人暮らしの高齢者や、障がい者等の安全・安心を確保することを目的に、「かかりつけ医」や「持病」などの医療情報や、「薬剤提供情報書の写し」「診察券の写し」「健康保険証の写し」などを専用の容器に入れ、住宅の冷蔵庫に保管しておくことで、万一の救急時の対応に備える取り組みとして、全国で実施する自治体が増えているが、我が町でも多様化する地域社会の見守り活動の一環として導入してはどうか。

■町長

 「救急医療情報」キットは、一人暮らしの高齢者や障がいのある方が、自宅で具合が悪くなり、救急車を呼ぶ「もしも」のときの安全と安心を守る取り組みとして、東京都港区が全国に先がけて取り組んだものと思うが、各種の医療情報等を専用容器に入れ、自宅の冷蔵庫に保管しておくことで、緊急時に駆けつけた救急隊がその情報により、適切かつ迅速な処置を行うことができることから、一人暮らしの高齢者や障がいのある方にとって、大変有意義なことであり、仙南地域広域行政事務組合とも協議しながら実施に向けて検討する。


救急隊は適切で迅速な処置に努めています

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