令和6年蔵王町議会第2回定例会7月会議

                                           

令和6年7月19日(金曜日)

                                           

     出席議員(13名)

     1番  平 間 徹 也  君       2番  宇田川 敬 之  君

     3番  佐 藤 敏 文  君       5番  藤 澤 麻衣子  君

     6番  葛 西   清  君       7番  馬 場 勝 彦  君

     8番  村 上 正 文  君       9番  今   千 佳  君

    10番  松 ア 良 一  君      11番  外 門   清  君

    12番  伊 藤 雅 代  君      13番  村 上 一 郎  君

    14番  佐 藤 長 成  君

                                           

     欠席議員(なし)

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

総務課長

 

鈴 木   賢  君

まちづくり推進課長

 

高 橋 幸 治  君

町民税務課長

 

川 井 大 文  君

農林観光課長

 

佐 藤 敏 彦  君

建設課長

 

大 槻 健 一  君

教育長

 

文 谷 政 義  君

教育総務課長

 

日 下 光 義  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

佐 藤 長 也  君

庶務係長

 

堀 内 愛 恵  君

                                           

     議事日程 第1号

  令和6年7月19日(金曜日)  午前10時00分 開議

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 会議日程の決定

 

  日程第 3 諸般の報告

 

  日程第 4 議案第58号 工事請負契約の締結について

 

  日程第 5 議案第59号 令和6年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)

 

                                           

     本日の会議に付した事件

  議事日程のとおり


     午前10時00分 開議

議長(佐藤長成君) 皆さん、おはようございます。

  本日でありますけれども、蔵王町議会第2回定例会7月会議、議員の皆さん全員出席の下に開催できますこと、感謝申し上げたいと思います。

  今、梅雨どきの真っただ中でありまして、昨日でしたか、関東、それから東海、梅雨明け宣言がありました。

  この東北地方も、梅雨明け宣言が間もなくと思っておりますけれども、来週あたりから天気が続くということであります。しかし、梅雨明けと同時に、大変今までにないくらいの高温が続くということで、そうなると熱中症が大分心配されるところであります。

  梅雨明けと同時に熱中症の救急搬送が相当増えているというニュースもありまして、今後、梅雨明けに向けて、この夏に向けて、熱中症対策は十分注意をしていただきたいものだなと思っているこの頃であります。

  6月下旬に仙南・亘理地方町村議会議長会の研修会がありまして、相手は茨城県の取手市、取手市については全国でも議会改革ランキングで優秀賞を2回も取って、大変改革の進んでいるところであります。

  内容は、やはり今、各地区で取り組んでいるICTを取り入れた改革ということで進んでおられました。

  特にその中で女性議員が何名かおりまして、私も関心を持って質問させていただきましたが、その女性議員が中心となった議会改革、どのような形で進められているのかというようなことも質問させていただいて、女性議員の7名の方がおりましたが、やはり女性の目線に立った条例改正、例えば女性議員がお産をするために休暇を取る、そういうことを条例化したという説明もありました。

  今回、女性議員が3名誕生したということでありますから、今後、蔵王町でも、そういったことも将来的には検討するべきかなと、そんなふうに思っておりました。

  またもう一つは、神奈川県開成町議会、これは前議長がよく開成町に行って聞いてきましたというような話も伺っておりまして、本当に関心を持って聞いてまいりました。

  開成町は本当に小さな面積で、6.55キロ平方メートルで、宮城県の一番小さい町、女川町の半分くらいしかない、そういう小さな町で、その町の中に約1万8,000人以上の人口がいるということで、人口密度が非常に高い町で、やはりその町でもICTを取り入れた議会改革が進んでいるという内容でありました。

  特に、ここ何年間、今全国各地で人口減少が進んでいるということでありますけれども、開成町では、ここ数年、ずっと右肩上がりで増え続けている。特に若い世代の方が増えているということで、大変参考になる意見も聞いてまいりました。

  移住定住も増えているということで、移住定住については、町のほうで支援策はありますかということも伺ったら、町のほうでは一切そういう政策は取っておりませんというようなことで、本当に町のよさに引かれて移住をし、人口が増えているところでもありました。

  あと、いろいろ詳しくは機会があれば議員の皆さんにもお話をさせていただきますが、本当にいい研修、実りの多い研修でありましたことを、この場を借りてお話をさせていただきたいと思っております。

  本日の議会でありますけれども、町長から2議案が提案されておりますので、本日、議案書を提案された状況でありますけれども、どうぞ慎重審議をしていただきまして、本会議を進めていただくことをお願いし、開会の挨拶とさせていただきます。

  本日、7月19日は休会の日ですが、議事の都合により、特に、令和6年蔵王町議会第2回定例会7月会議を再開いたします。

  これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は13名であります。

  定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程はお手元に印刷配付のとおりであります。

  日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、8番村上正文君、9番今 千佳君を指名いたします。

                                           

     日程第2 会議日程の決定

議長(佐藤長成君) 日程第2、会議日程の決定を議題といたします。

  お諮りいたします。第2回定例会7月会議の日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案等の審議の関係上、本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、本第2回定例会7月会議は、本日1日間とすることに決しました。

                                           

     日程第3 諸般の報告

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第3、諸般の報告をいたします。

  本第2回定例会7月会議に、町長から議案第58号から議案第59号までの2件が提出され、これを受理しておりますので、報告いたします。

  次に、代表監査委員から令和6年5月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。

  次に、本第2回定例会7月会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  次に、町長から挨拶の申出がありましたので、これを許します。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) 皆様、おはようございます。

  本日ここに、議員各位のご参集の下、令和6年第2回定例会7月会議が開催されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げさせていただきます。

  議員各位におかれましては、平素から町政運営に対しまして格別のご理解とご協力をいただき、深く感謝を申し上げる次第であります。

  梅雨も末期となりまして、連日のように蒸し暑くうっとうしい日々が続いておりますが、議員各位におかれましてはお元気でご活躍のこととお喜びを申し上げる次第であります。

  今年の梅雨でありますが、短期集中型の大雨が警戒されており、福島、静岡、鹿児島などでは、家屋被害や土砂崩れなど大きな災害が発生したところであります。

  気象庁では、線状降水帯による大雨が予想される場合には、対象地域をこれまでの地方単位から府県単位に絞り込んで呼びかけを行う運用を開始したところでもあります。

  町民の皆様には、気象庁から呼びかけがあった際には、大雨に対する一段高めた心構えと行動を取っていただきますようお願いを申し上げるところであります。

  さて、早いもので、新年度が始まり4か月が経過しようとしております。3月会議でお認めいただきました令和6年度の各般の事務事業も計画に沿って順調に進んでいるところであり、また、基幹産業である農業・観光の面においても、5月、6月は、例年になく好天が続いたことから、観光客の入り込み数、農作物の生育状況ともに順調であると感じているところであります。

  昨年同様、猛暑による作物の品質低下が懸念されるところではありますが、今後も天候に恵まれ、米、野菜、梨などの町を代表する農作物が平年以上の収穫の秋となりますよう、心から期待をするものであります。

  さて、本日の会議でありますが、工事請負契約の締結及び令和6年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)を議案として提出させていただきました。つきましては、全議案とも慎重審議の上、可決決定くださいますようよろしくお願いを申し上げまして挨拶といたします。

議長(佐藤長成君) 以上で、諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第4 議案第58号 工事請負契約の締結について

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第4、議案第58号工事請負契約の締結についてを議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第58号工事請負契約の締結について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、役場庁舎の3階屋根防水改修工事に係る工事請負契約を締結することについて、蔵王町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

  なお、詳細につきましては、主管課長に説明させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 続いて、主管課長より詳細説明を求めます。総務課長。

総務課長(鈴木 賢君) それでは、議案第58号工事請負契約の締結について、詳細の説明を申し上げます。

  当該議案につきましては、蔵王町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、予定価格が5,000万円以上の工事でございますので、議会の議決を求めるものでございます。

  1.工事名でございますが、令和6年度庁舎3階屋根防水改修工事でございます。

  2.工事場所につきましては、蔵王町大字円田字西浦北10番地。

  3.契約方法は、条件付一般競争入札でございます。

  4.契約金額は5,379万円。

  5.請負者は、蔵王町遠刈田温泉字七日原573番地102、丸山建設株式会社でございます。

  それでは、お渡ししております1枚物の説明資料に基づきまして、工事の概要を説明させていただきます。

  工事の概要でございますが、まず1つ目、直接仮設工事でございます。

  外部足場・メッシュシート、数量は2,116平米でございます。こちらについては、建物の外側に設置する足場とメッシュシートの工事でございます。

  続きまして、内部足場でございます。数量は45平米でございます。こちらは、トップライト、あとは排煙窓等の施工のために、建物内部に足場を組むものでございます。議場内でいいますと、上にあります丸いトップライトが4つ見えますが、そこと、あと真ん中の四角いトップライト、そちらを施工するとき、あとは廊下にもトップライトがありますが、そちらを施工する場合の足場でございます。

  続きまして、2番目、防水改修工事でございます。

  まず1つ目、改質アスファルト防水、数量は685平米でございます。こちらは、アスファルトシートを使用する防水の工事の方法でございます。もう一つ、ウレタン塗膜防水、数量は543平米でございます。これは、液状のウレタン防水の塗料を塗りつけて防水加工する工法でございます。この2つの工法で防水工事を行います。これは施工場所によって使う工法が違うということになります。

  続きまして、笠木・基礎等防水、数量は一式でございますが、笠木というのは、この下の図面でいいますと、建物の縁でございます。こちらは数十センチ、立ち上げがあるんですが、その上の部分につける材料のことを笠木と言います。

  続きまして、アルミ笠木撤去新設、数量が242メートルでございます。これは、今現在ついているアルミの笠木の撤去とあと新設の工事でございます。

  続きまして、ドレン撤去新設、9か所ございます。ドレンというのは排水管、水抜きのために設置されている排水管のことでございます。これが9か所でございます。

  続きまして、3番、トップライト撤去新設、トップライトというのは先ほど申し上げた天窓のことでございます。下の図面でいきますと、丸印の中にTPと上のほうに書いてありますが、これが10か所ございます。これの撤去と新設の工事でございます。

  最後、4番、外壁塗装改修工事、これは議場と階段室の外壁でございますが、今いる議場の部分につきましては、周りの会議室等よりも高い天井になっております。その部分については外壁が出ておりますので、その部分を塗装する工事でございます。これは205平米ということになります。

  以上が今回の工事の概要となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) 1つ気になったのが、この金額が妥当かどうかというのは専門家ではないので分からない部分があるんですけれども、ここ最近、蔵王町の一般入札で工事に関わるもので、造成工事とか幼稚園の屋根のこととかで、工事が始まってみたら思ったより見積りが上がって、もう一回、同じ企業に追加で入札の金額を変えてほしいということがありましたけれども、この契約でもやってみないと分からないですけれども、今後そういうことが考えられるのではないかと私は思っていて、その場合、例えば契約額の何%分の増額だったら、何%以下だったら新しく入札の金額でもう一回契約するけれども、何%以下だったらその企業に任せるとか、そういった指針みたいなものはあるんですか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(大槻健一君) お答えいたします。

  通常3割と、一般的にはおおむね3割という形で変更の目安としております。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) 1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) ありがとうございます。

  ということは、確認になりますが、この金額よりも3割上振れした場合は、入札をもう一回かけるし、減額の場合は補正で対応するという形になるということでよろしいんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(大槻健一君) お答えいたします。

  変更につきましては、条件の変更等で3割を超える場合も想定されます。ですので、おおむね3割というような考え方でございます。

  入札につきましては、その3割を超える部分、単純な増工であったりということについては、3割を超えれば別工事として発注する場合もございます。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第5 議案第59号 令和6年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第5、議案第59号令和6年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第59号令和6年度蔵王町一般会計補正予算(第3号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億1863,000円を追加し、予算の総額を814,5694,000円にしようとするものであります。

  今回の補正予算の主なものは、5月会議で可決いただいた定額減税調整給付金について、令和6年度住民税の課税により給付対象者が確定したことから、給付に必要となった予算を追加するほか、観光庁から採択を受けて、インバウンド獲得に向け、地域の伝統文化を活用した新たな滞在型コンテンツ及びツアー商品を造成するための予算を計上しようとするものであります。

  以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましては、ご質疑により、主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。3番佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) 6ページ、一番上、今回300万円という大きな金額が町税還付ということで追加されておりますが、この内容について、まずお伺いします。

議長(佐藤長成君) 町民税務課長。

町民税務課長(川井大文君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  この予算につきましては、過年度に納めていただいた町税につきまして、遡って税額の変更などがあった際に、いわゆる歳出還付としてお返しするための予算でございます。

  歳出還付は各税目で生じ得るものでございますが、主なものは法人町民税でございます。現在の予算、400万円を当初予算で取っておったんですが、今回300万円を追加させていただきたいという補正予算でございます。

  今年度につきましては、例年度の同時期より歳出還付の支出額が200万円も多く出ている状況でございます。それで予算不足が確実視されておりますので、今後も還付金の支出が予定されておりますので、速やかに支払うために、今回、補正予算案を提出したものでございます。

  以上でございます。よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 3番佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) ありがとうございます。

  今回このように大きくなったのは、やはり、法人町民税の部分だと思われるんですが、本来であれば、年度内、出納閉鎖内に処理できるものであれば速やかに処理するといったことではあるんだと思うんですけれども、法人税の主な要因というか、その辺についてもう少し詳しく教えていただければと思います。

議長(佐藤長成君) 町民税務課長。

町民税務課長(川井大文君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  法人町民税につきましては、予定納税の制度がございまして、事業年度が6か月を超える法人のうち、前事業年度の確定申告した法人税額が20万円を超える法人は予定申告が必要となってございます。さらに、予定納税も必要です。該当する法人につきましては、前期の実績を基礎として6か月分の法人町民税を予定納税しております。その後、決算を迎え、例えば3月決算の法人であれば、3月決算を迎えた後で、年度をまたいで決算をするものですから、確定申告によっては、予定納税した額が過大になるということがございます。そうしますと、納め過ぎた法人町民税を翌年度にお返しするということになりますので、この予算を使ってお返しするということになるものでございます。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) 今日の今日、議案が配られたので調べ切れていないところがありますけれども、今見たばかりですから、その辺は理解していただきたいんですけれども、まず今の先輩議員の質問に続くところで、この町税還付、ふだんだったら400万円を見ているけれども、300万円プラスで700万円の還付金が必要になったよということだと思うんですけれども、その原因を町としてはどのように捉えているかというのを私は知りたいと。やはり、そういうことはあると思うんです。景気が悪くなったからではないかとか、法人の所得が上がらなかったり町民の所得が上がらなかったからではないかと私は考えているんですけれども、どうこの件を捉えているか、それを教えてください。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) お答えいたします。

  法人町民税については、先ほど町民税務課長が説明したとおり、前年度のいわゆる実績に基づく予定納税、そして最終的に確定申告をして、過大になった場合は還付という制度でございます。

  全般的な話というよりも、やはり法人の場合は所得が結構変動する。今いろいろな為替なんかも大分変動していますけれども、そういったものも影響して変動する企業さんもいらっしゃると。やはり、高額に納税する方がいるものですから、仮に予定納税が2,000万円で、確定申告したら1,000万円というと、1,000万円返すという単純な話です。

  全体的な景気云々というよりも、法人町民税という性質上、どうしてもそういった法人の業績の変化によって発生するということで、全体的に景気が悪いとかいいとかというよりも、個々の案件が積み重なって還付金が発生すると捉えておるところでございます。

議長(佐藤長成君) 1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) 個々の案件が積み重なって全体の景気につながるわけじゃないですか。あくまで受け止めなので、やはりこれだけ物価高騰しているのであれば、企業の業績なり町民の暮らしが大変になっていると考えるのは普通なのかなと私は思ったのでこういった指摘をしているんですけれども、いろいろ変動はありますよ。ということは、逆に言うと、今までこうやって町税の還付金400万円を毎年見ていて、今回プラス300万円ということですけれども、ちょっと勉強不足で申し訳ないんですけれども、ほかの年で例えば300万円町税還付した年というのはあったんですか、なかったんですか。これまでなかったのではないかなと私は思ったものですから。

議長(佐藤長成君) 町民税務課長。

町民税務課長(川井大文君) ただいまのご質問にお答えいたします。

  法人町民税の還付の実績でございますけれども、令和4年度、31社で474万円お返ししているということがあって、その年も補正をしているものでございます。よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) 分かりました。

  基本的に前年度の実績ということだと思って、私もここは今まで気づかなかったので、今後、景気の動向につながるものだと考えたので勉強していきたいなと思いました。

  別件で、すみません。6ページの同じ商工費の委託料、特別体験事業料、5ページの歳入のほうでも特別体験事業3,270万円と出ていますけれども、これの内容が全く分からないので詳しく教えていただきたいんですけれども。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  こちらの委託金の内訳についてまず説明させていただきます。

  この事業につきましては、観光庁において、地方公共団体や観光地域づくり法人(DMO)からの事業を募集し、採択を受けて、インバウンド消費の調査・検証などを行うものであり、全国800件近い募集の中から、今回244件が採択されています。そこの中で蔵王町も採択されたという流れになっております。

  こちらの補助金の金額なんですけれども、国・地方公共団体は、基本的には10分の10100%の委託金という形になっております。

  こちらの詳細につきまして、議案第59号の説明資料に基づきまして説明をさせていただきます。こちらの説明資料ですけれども、観光庁に提出した提案資料ということになっております。

  初めに、1ページ目をお願いいたします。

  こちらの正式な名称なんですけれども、一番上にあります「特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」として、こちらの内容は、早朝夜間や未公開・非混雑エリア等の活用と組合せということで、これまでにないインバウンド需要を創出し、特別な体験を提供する事業として観光庁から採択を受けた事業になっております。

  事業内容としては、町のほうで提案した内容ですけれども、神を身近に感じるライフトリップ体験として、地域の伝統文化を訪日旅行者に体験していただくものであります。

  地域伝統文化と地域観光コンテンツを掛け合わせて、インバウンド向けのツアー商品の造成を行い、インバウンド需要、消費額の調査・検証を行うものであります。

  続きまして、具体的な内容につきまして、2ページ目をご覧いただきたいと思います。

  2つの伝統文化を訪日旅行者に提供していく予定と考えております。

  1つ目になります。

  宮の刈田嶺神社暁詣りであります。百貫しめ縄奉納体験や神楽鑑賞など、本町の伝統文化を訪日旅行者に提供していくものであります。

  2つ目になります。

  遠刈田の刈田嶺神社、こちらは北側にある湯神神社を活用した文化を提供するものであります。食のイベント等を造成し、新たな観光コンテンツを創出するものであります。

  また、湯神神社参道にもなっている場所なんですが、自由が丘公園遊歩道として町で管理している部分があります。そちらの整備とイベントのときのライトアップも予定しているところであります。

  この事業につきましては、まだ流動的なところもあると。今、観光庁から事業採択の委託を受けている事務局といろいろ事業詳細について調整を行っているところでもあります。

  こちらの最終目的でございますけれども、国の予算を活用してインバウンド向けのツアー商品を造成・販売することで、直接的な訪日誘客につなげること。また、国内外に日本のみやぎ蔵王をPRしていくことが目的となっております。

  予算になります。

  初めに、歳入、5ページ目をお願いいたします。

  15款国庫支出金、こちらの商工費委託金になりますけれども3,270万円を計上しております。

  続きまして、歳出、6ページ目になります。

  7款商工費、こちらの観光費のほうで委託料、歳入金額3,270万円に一般財源654万円を上乗せし3,924万円を計上しております。

  上乗せの理由につきましては、事業を進めるに当たり、安全対策に必要な整備、また補助対象にならない費用も発生することから、予備費ということで一般財源を計上させていただいております。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) 1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) 本当は議会が始まる前にもうちょっと確認できたらよかったんですけれども、できなかったので、1回、質問を使ってしまいましたけれども。

  一体誰がいつどのようにこの内容を書いて、もともとこの事業というのは予定していないから補正で上がったんですよね。その辺、私忘れてしまっているんですけれども、国に申込みをして、国から採択を受けて3,200万円という多額の補助金をもらって3,900万円の事業をやるということですけれども、一体3,900万円も使う事業なのかと、本当に。国からお金がもらえるからいいということではないと私は思っているんですけれども、3,900万円、一体いつ誰がどのようにこのストーリーを書いて、町の人がちゃんと関わったのかとか、あとこの3,900万円の内訳を知りたいんですけれども。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  こちらの特別体験事業でございますけれども、国でこの事業に対しての募集を行っております。募集期間が今年3月27日から4月26日までということで募集を行っておりました。

  それで、町でも、やはり厳しい財政の中ということもありますので、観光PRに向けて何をしたらいいのかということでいろいろ検討してまいりました。それで、少ない予算で最大の効果を上げたいというのが一番の目的でございます。

  それで、こちらの採択を受けたのは5月30日になります。それで、今、観光庁の事務局ともいろいろ調整を行っておりまして、今回の7月の補正で提案をさせていただいたところでございます。

  基本的には、まずは予算的にはもう3,270万円の委託料と。これにつきましては、国の条件として、最低事業費が3,000万円以上、それを積み上げをさせていただいて、先ほどご説明いたしました暁詣りへの参加費用、また訪日観光客を呼び込むための費用ということで3,000万円を計上しております。これにつきましても現在調整中ということもありますが、流動的なところもあるということをご了承いただきたいと思います。(「旅館組合とか、観光協会の要望もあって、これを湯神神社にしたことを言わないと」の声あり)

  あと、先ほど町が独自に進めているのではないかというようなお話もいただいたんですけれども、これにつきましては地元要望ということも強いところがあります。実際、こちらの宮の暁詣り、これはすばらしい地域の文化だということもありますけれども、年々減っているということに対しまして何かいい方法がないかという形のお話もいただいております。それで今回、こちらの文化を訪日のほうにもいろいろPRしていきたいと。

  また、遠刈田の自由遊歩道もいろいろ整備を進めて、外国誘客、また国内のお客様にも見ていただきたいという要望がありましたので、こちらの提案をしたところでもございます。よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 1番平間徹也君。

1番(平間徹也君) 宮地区からの要望があったというの分かるんですけれども、こういった形でやってほしいかどうかは分からないのではないかなと、私は個人的に思っています。

  それで、この内容を誰が書いたのという。神を身近に感じるライフトリップ体験、これだというふうに考えたグループなり会があったわけですよね。3,000万円もらえるからといって、こうやって動くのは、私はやはりちょっと解せないです、正直。

  委託事業なので、委託を受ける先もあるわけじゃないですか。その委託を受ける先は、一体どのような会社が受けるのかなと。入札はこれからだと思うんですけれども、大体3,900万円の予算、3,200万円かな。分からないですけれども、大体3,000万円の予算で、多分、観光業者を募集して入札かけるのかもしれないですけれども、その仕様書というか、仕様の形というのは一体どのようになるのか、その辺を私確認したいんですけれども。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  こちらの特別体験事業でございます。

  まず、公募の内容ですけれども、観光資源、いろいろな観光資源がございます。自然、文化、食、様々なものがあると。その中で、文化ということで今回提案ということで採択していただいたところでございますけれども、これは誰が考えたか、これにつきましては、いろいろ地元の方々、また遠刈田の旅館組合、また観光物産協会の方々といろいろお話をさせていただきながら、あとこちらの作成につきましては職員が作成して提案をさせていただいているところでございます。

  あと委託予定先でございます。委託予定につきましては、今現在、企画運営会社、広告代理店等を予定しておりますけれども、これから進めていくところでもございます。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。8番村上正文君。

8番(村上正文君) ただいまの件について関連で質疑をさせていただきます。

  観光費のこの特別体験事業委託料につきましては、全体事業費として3,924万円という予算計上でございますけれども、この支出の内容として1番目に大きな内容あるいは2番目に大きな内容というのは、どういうふうな事業内容が計画されているのか、これをまずお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  一番大きなところにつきましては、どちらもインバウンド向けの訪日旅行会社の誘致、そちらの費用が一番かと思われます。また、PR費用につきましても発生するのかなとは考えているところでございます。

  また、先ほどもご説明させていただきました湯神参道の自由が丘公園の整備の費用ということでも計上させていただいているところでございます。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) 8番村上正文君。

8番(村上正文君) 先ほど、実際の事業運営については企画運営会社に委託するという答弁をいただいておりますけれども、今お答えいただいた支出の中で一番大きな金額を占める誘致の展開ですとかPR関係、これは委託料として計上する予定なのかどうかというのが1つ。

  それから、一般財源が654万円計上されております。先ほどの説明で、安全対策ですとか、委託料の対象外となる経費という説明をいただいておりますけれども、当然、ツアーをやったり、誘致を図る上では、安全対策というのは必要な経費だと思われるんですが、これが委託料の中には対象にならないのかどうかということが1つ。

  今、いろいろなニュースを見てみますと、オーバーツーリズムあるいは外国人観光客のマナー違反、そういったものも結構増えてきているような形がありますので、このインバウンドの誘致によって、遠刈田周辺あるいは宮の刈田嶺神社周辺で地域住民にも影響が出るようなことが考えられないのかなという心配もあるんですけれども、その辺についてお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  基本的には、こちらの委託につきましては全体的に企画運営会社に全部委託という形で検討しているところでございます。

  また、先ほどありました安全対策費、こちらにつきましても委託費でまず委託をして、そちらで手すり関係とか、見通しの悪いところに対しての景観の整備とか、それにつきましても委託料で行う予定としております。

  また、オーバーツーリズムというお話もいただいておりますけれども、こちら、基本的には非混雑エリアがまずあるかどうか、まず非混雑エリアが今回の観光庁委託事業の基準ともなっていたことから、ぜひオーバーツーリズムまでにはいかなくても、たくさんの方々にお越しいただくような形では事業を進めていきたいとは考えております。

議長(佐藤長成君) 8番村上正文君。

8番(村上正文君) 近年は、大変インバウンドの来訪も多くなってきております。そういったことで、いろいろな案内標識ですとか情報の提供については、外国語表記とかそういった環境整備なども非常に重要な部分だと思われますけれども、今回の事業の中で案内標識とか外国語表示への対応も事業の中に含まれているのかどうか。

  それから、安全対策として、インバウンド旅行者の安全対策ではなくて、いろんな犯罪などによって地域住民に対する影響に対しても、ある程度事前に対策というか検討を進めるような考えがあるのかどうか。その点についてお伺いをいたします。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  看板関係の多言語なんですけれども、今回の事業でこちらは委託対象になるということでお話をいただいております。多言語のほうの整備も進めていきたいと考えております。

  また、安全対策でございます。安全対策でも、手すり関係、遊歩道関係の階段を上るのに手すりがないと危険ではないかとか、そういう内容についても一部認められるという事務局側の回答もいただいておりますので、そちらの整備プラス、交通誘導係等、そういう警備につきましても委託対象になるとなっておりますので、そちらもしっかりと検討していきたいと思っております。(「地元の人への犯罪とか」の声あり)

  地元の犯罪関係、観光誘客が犯罪につながるかどうか、そちらのほうまでは現時点で考えておりませんでしたが、そういうことも今後しっかりと考えていきながら事業を進めていきたいと思っております。

  以上です。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。13番村上一郎君。

13番(村上一郎君) もう少し確認をさせていただきます。

  今の特別体験事業委託料なんですけれども、村上正文議員がオーバーツーリズムへの対応で問題提起したんですけれども、刈田嶺神社の暁詣りですと1月14日ともう日にちが決定しているので、それに合わせてインバウンドの誘客を図ってどれぐらいの人数が来るかもあるんでしょうけれども、一日一晩のこのイベントに対してどういう問題が発生するか、この辺は気にかけながら、やはり事前の対策は講じておく必要があるのかなと思って、この辺は1点申し上げたいと思います。

  あと、@刈田嶺神社の暁詣りは1月14日なんですが、AとかB、湯神神社ですと、令和6年度はもう4か月も過ぎていますので、残り8か月でどのような内容でこの委託事業を進めていくのか。Aももう少しスケジュールや内容も併せてご検討いただいて、あと、どれぐらいのインバウンドの人数を目標に誘客していくのかも、もし計画の中にあるのであればお答えいただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) まず、私から広い視野の中でお話しさせていただきますけれども、今掲げたこの予算の中の、例えば遠刈田の湯神神社の階段等々、そして上の公園等々、あそこの階段ももう何百年となっているので、階段が反っちゃっているんです、もう。根が入ったりして浮き上がっているような。それを、階段をきちんとして、その上に、階段を上がって湯神神社を過ぎると公園があるんですね。その公園までしっかり対応していきたいと思っています。

  それと、今回の予算でインバウンドの方々がどのぐらい、何万人、何千人何万人呼び込めるのかということでありますが、一つはこの時期なんですが、特に百貫しめ縄の関係はスキー客を呼び込んでいます。それと樹氷の関係で。ですから、あくまでも、これだけでなかなかちょっと呼びにくいだろうと思っています。ですから、スキーと温泉で、大分、東南アジアからインバウンドを呼び込んでいますので、それに同じ蔵王町の中に歴史と文化のこの百貫しめ縄なども入れながら、そういった方々に見ていただけるような環境を整えていこうということで、遠刈田の整備も含めてやっていこうということであります。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  確かに暁詣りは1月14日、一日だけのイベントということでもあります。

  ただ、私ども考えているのは、そのイベントプラス、神社仏閣をアピールしたいという狙いもございます。

  また、スケジュールの期間なんですけれども、確かに単年度事業ということになります。2月いっぱいをもって支払いを完了して、実際完了ということになりますので、少ない期間ということもあります。これにつきましては、現在、スケジュールを練っているところでございますけれども、2月末完了に向けて進めていきたいと考えているところでございます。

  あと、何人来るかでございます。今現在、まだそちらの人数までは把握はしておりません。今回の事業なんですけれども、国でも調査・研究という形もあるということで、今現在、そちらもどのくらいを見込むか、今後検討していきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) 13番村上一郎君。

13番(村上一郎君) 調査・研究も含めての今回の新しい国の委託事業かなと思いますけれども、来年2月あたりまでに完了したいという単年度事業のようでありますので、企画運営会社、それから広告代理店が委託先のようでありますけれども、綿密に連携を取って事業を完了してもらえればいいのかなと思います。

  あと一つ気になったことがあるんですが、山岳信仰を融合した蔵王の神を感じるライフトリップ体験事業ということで、事業名はいいんですけれども、神といいますと、一応宗教なんですよね。私も正直なところ、神道の小村崎地区なので、それに違和感はないんですが、ただこういう事業を神だけに特化した事業とすると、憲法の、果たしてどうなのかなということがあるんです、政教分離の原則があるので。その辺は、国が採択したということでありますから、その辺は問題ないよというふうになったとは思うんですけれども、何か交渉の中でどうだったのか、その辺が気になったものですから、お答えいただければと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) この事業、全国津々浦々でたくさん観光庁のほうに予算を、また要望を出しているんですね。私も全国観光地所在町村協議会の会長もやっていますけれども、大分出してもらっています。

  蔵王町としては、観光庁のほうの大きな事業としては今回初めてなんですけれども、これは何かというと、あくまでも神社の再建だとか神社庁として事業をやっていく中の一貫ではないんですね。あくまでも伝承していく、文化を守っていく、そういう伝承文化の中の一つとしてやっていくわけですから、ですから、先ほど課長が言った地域住民の方々、その中の一つに入ってくるということです。

  それと、湯神神社でありますが、あれも湯神神社という名前になっていますが、旅館組合の方々が温泉ができた、そのために、ですから、神社庁に届けている神社ではないんですよ、湯神神社といって。ですから、あくまでも旅館組合なり観光協会が、どちらかというと旅館組合がずっと守ってきた神社でありますし、それを有効活用して、町がその階段を利用して上に上がったところに自由が丘という町の公園がありますが、そこに、先ほど言ったようにいろんな、もう長い年月の中で根が生えて階段が持ち上がったりして、それをきちんと歩きやすい環境に整えていくということでありますから、この宗教分離とはまた別だろうというふうに考えております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。12番伊藤雅代君。

12番(伊藤雅代君) 観光客がたくさん来るというのはとてもいいことだと思うんですが、住んでいる私たちにとっては、観光客が多いと、交通の問題として道が通りにくくなってとても大変な思いをするんですが、そのあたりの対策、どういうふうにお考えなのか。

  それから、災害があったとき、万が一のとき、人がいっぱい来るというところを考えてのそのあたりの対策、安全対策ということでお話がありましたが、どのあたりの安全対策をお考えなのか。救急搬送等々あるとき、それから大きな災害があるとき、そのあたり、どの程度のことをお考えなのかを知りたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  私は商工観光部門ということで、にぎわい創出したいということでいろいろ事業を進めているところでございます。

  蔵王町につきましては、遠刈田温泉街、昔から別荘が開発されて、にぎわいもどんどん上がってきて、人通りも、人が集まる場所という形になっております。

  ただ、今、国で進めているのは、国内旅行者が少なくなっている一番が人口減少と。それによって国内の消費が少なくなっているのを打開しようという形で、今、国が、観光庁がいろいろ進めているところでございます。それを、インバウンド誘致という形での今回の調査・検証を行うと。

  これで、今回うちのほうでも提案しましたけれども、これがヒットするかどうか、これから行っていくというところでございます。私どもとしても、ヒットしてにぎわいが戻って、オーバーツーリズムまでにはいかなくても、人がいろいろ集まっていただきたいという考えもございますけれども、それに基づきまして、災害対策、安全対策、いろいろ大きな災害があったらどうするんだというお話もいただきましたが、町としては、住民だから、観光客だからという形ではなくて、蔵王町に来られる方々全員に関しての対策ということでは、基本計画といいますか、災害の方針は出ておりますので、あと各旅館施設におきましても、災害時の受入れということでの協定もしております。宿泊者以外でも、一般の方々でも、ホールの活用とか、そのような形でも協定を結んでいるところもありますので、そちらも今後しっかりと対策を練っていきたいとは思っております。(「災害が起きたときの避難所の看板」の声あり)

  あと、各施設におきましても、ここが避難場所ですよということで、多言語での案内標識も設置しているところでございます。それにつきましても、観光客にも周知するような形で進めていきたいと考えております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。5番藤澤麻衣子君。

5番(藤澤麻衣子君) 火山から恩恵を受けた食のイベントとあるんですが、どのようなイベントを今検討されているのかというところと、ミシュランガイド宮城特別版ビブグルマンを取得した料理人を中心としたというふうにあるんですが、どのような方を今考えていらっしゃるんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  詳細につきましては、今、取りまとめをしている最中でございます。ただ、こちらの2ページにも書いてありますけれども、蔵王町にミシュランガイド宮城版に掲載された飲食店がございます。そちらと何とかコラボできないかどうか。そちらが難しいとしても、蔵王町でいろいろ、たっぷり蔵王!キャンペーンや様々なところで活躍されているシェフの方もいらっしゃいますので、そちらのほうでインバウンド向けの食を提供していきたいと。一番は、蔵王町で取れた地場産品を活用した料理、また、訪日の方につきましては日本酒の嗜好が相当人気があるということもございますので、そのような形でのPRを含めた誘客を行っていきたいとは考えているところでございます。

議長(佐藤長成君) 5番藤澤麻衣子君。

5番(藤澤麻衣子君) 近年、冬の時期に蔵王町で特産と言われている食材の確保が難しい状態になってきているんですが、この時期にその訪日の方に対応できるぐらいの食材の確保というのは大丈夫なんでしょうか。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  基本的には町内で取れた特産品ということで提供したいとは考えているところでございますけれども、冬の時期、露地栽培で取れないときに関しては、近隣とかそういうところから集めていただいて提供するという方向で進めざるを得ないのかなとは考えているところでございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。2番宇田川敬之君。

2番(宇田川敬之君) この規模の10分の10の補助金を取られるというのは、大変ご苦労されたかと思います。ぜひ有効に活用していただきたいと思うんですが、今、先輩同僚議員のご心配ももっともだと思うんですね。それで、今回、事業の内容として調査・検証ということなんですが、今後、インバウンド対応していくに当たって、今回のこのモデルケースを実施して、その中で、今、皆さんから出たようなご心配とか質問とか、そういったものを検証していくという目的と解釈してよろしいでしょうか。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  ただいま議員おっしゃったとおり、今回の事業で得た内容につきましては、しっかりと検証していって、今後の観光誘客につなげていきたいと考えています。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 議員の皆さんに、インバウンドのほうで観光庁にいろいろと提案するに当たって、ある程度、魅力あるものを提案していかないと認めてもらえないんですね。宇田川議員はよく分かっていますけれども、そういった魅力づくりをたくさん出しながら、それで春夏秋冬のそういったものをやっていかないと、ですから、冬の季節だったら、例えば温泉とスキーを活用しながら、さっき言った蔵王町の伝承文化を、そうすると百貫しめ縄であるとか含めて、食の文化なんかも提案を出していく。いろいろな四季折々のいろいろな蔵王町ならではのものを提案していかないとなかなか受け入れてもらえないんです。

  ですから、さっきお話のあったように、10分の10の事業費を頂くわけですから、ですから、3,000万円の金を100%頂くためには、やはりある程度魅力あるもの。ですから、その段階で検証してもらうわけですから、観光庁が検証していく。そこでお認めをいただいてゴーサインが来たときに初めて、今度、私たちが時間のないところで精査していく。精査しながら、これを期間内でつくりながらやっていく。ある程度、当然、検討というか前に進めていますけれども、ただ、お認めいただいてからが大変なんです。それを事業に持っていくまでの間、期間の少ないところで対応していかなくてはいけないということでありますので。

  ですから、この活字一つ一つにどのようにやっていくんだ、どのように対応していくんだということではなくて、ある程度、魅力さを出していかないと、この提案にご理解をいただけないところもあるということだけはお含みいただければと思っています。

  以上です。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。9番今 千佳君。

9番(今 千佳君) 細かいことなんですが、2点お伺いさせていただきます。

  こちらの資料で、百貫しめ縄奉納体験という形で表記されているんですけれども、こちらは見るだけなのか、実際、百貫しめ縄奉納を体験する形で考えていらっしゃるのか。それによって、多分、宮地区のほうでも受け取る感じも変わってくるのではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

  あともう1点。刈田嶺神社なんですけれども、境内の近くにトイレは1か所あるんですが、くみ取り式で大変暗いトイレでございます。寒い時期ですので、トイレを利用される外国人観光客の方もいらっしゃるのではないかなと思うんですが、そういった部分に関してのメンテナンスとか整備とかも考えていらっしゃるのかどうか、お伺いさせていただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 今議員に申し上げますが、質問のときは一問一答でお願いいたします。今回は2件受け付けますが。町長。

町長(村上英人君) 先ほど別の議員からもお話がありましたように、政教分離というのがあるんですね。ですから、神社仏閣には予算をつけることはなかなか難しいという面があります。ですから、町の中に観光客に利用してもらうお手洗いを仮に造るんだったら問題ないと思うんですね。ただ、神社の中に、境内の中ではそれはちょっと難しいだろうと思うんです。それは、先ほど村上一郎議員が言われたように、そこはやはり神社の団体の皆さんで検討してもらうことなのかなと思っていますが、その辺は話して検討をしていかざるを得ないのかなと思っております。

  あとは担当課長から答弁させます。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  先ほどの百貫しめ縄の体験なんですけれども、確かにこれは厄年の男性が百貫しめ縄を奉納するという形になっております。

  ただ、しめ縄、こちらを作るのは絶対にほかの方々は駄目ですよという形ではお話はいただいております。ただ、奉納につきましては、百貫しめ縄ではなくて、その前後に竹の灯籠を持った方々とか後ろを声をかけて走る方々、そういう方々もいらっしゃいますので、そちらのほうで協力がいろいろできないかどうか、もしくは関係者の方々といろいろ協議をさせていただいて、そういうのも大丈夫ですよということであれば一緒に参加していただくような形も取りたいとは思っていますけれども、こちらにつきましてはこれから交渉ということに、交渉中ということでございます。

  あとトイレの関係なんですけれども、確かに、先ほど境内にトイレがあっても、そういう訪日向けでないトイレがあると。近くの沢内の公民館を活用しながら事業を進めていきたいなとは考えているところでございます。

議長(佐藤長成君) 9番今 千佳君。

9番(今 千佳君) ありがとうございます。

  こちらの刈田嶺神社の暁詣りは本当に伝統行事で、地域でも楽しみにしている行事ですので、今回、訪日の方がいらっしゃるという新たな形で、地域の方も多分新しい体験になると思うんですが、地域の皆さんに対しての説明とか、そういうものは何か考えていらっしゃいますでしょうか。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(佐藤敏彦君) お答えいたします。

  地域の方々への説明まではまだ行っておりません。これにつきましては、今回採択を受けてすぐに議会に提出ということで、認めていただいた後には、すぐにでも関係者、また地域の方々に説明をさせていただこうとは考えているところでございます。

  以上でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。1番平間徹也君。

     〔1番 平間徹也君 登壇〕

1番(平間徹也君) ただいま上程されました補正予算第59号について反対討論をさせていただきます。

  その中でも、反対する理由としては、やはり今回上がってまいりました観光委託事業、特別な体験の提供などによるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業について、国からの補助金が10分の10であるとはいえ、町の財源をプラス600万円にして3,900万円もの多大な事業を行う内容、経緯としては、やはり現実的ではないと私は考えます。

  農林観光課が案を取りまとめたことについては大変すばらしいと思うのですが、やはり、来年2月までというスケジュールの問題などや、結局、その3,900万円の事業を外部の事業者に委託、丸投げすることで、今問題になっている地方創生をうたった外部事業者のための事業になってしまう懸念があるのではないかと私は考えます。

  町長は、よく自助、共助、公助をうたっております。私は、公共の福祉に関わる事業に関しては、なるべく公助があってしかるべきと考えるんですが、このような民間事業こそ自助、共助がより問われるのではないでしょうか。観光業という民間の事業を公助100%で行うことについては強い違和感があります。

  以上のことから、反対討論といたします。

議長(佐藤長成君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。討論ありませんか。2番宇田川敬之君。

     〔2番 宇田川敬之君 登壇〕

2番(宇田川敬之君) 原案に賛成の立場で一言申し上げます。

  観光という切り口で見た場合に、今、日本全国がインバウンドの獲得に躍起になっています。その中で海外にインバウンドに対してどういう形でアピールしていくのか、そこに関しては、恐らくどこの自治体も多大な予算を使ってやっているところだと思います。

  また、先ほどちょっと申し上げたとおり、観光庁10分の10の事業を取るということは非常にハードルの高いところで、内容が国として観光庁として認められたものというふうに解釈するべきなのかなと。

  また、先ほどご質問のあったように、インバウンド向けの多言語表示といったものも町としては今後やっていかなければいけない大きな課題だと思います。そういったものに対して、今回、国の予算を使ってやれるというのも大きなメリットであると思いますし、また、あくまでも調査・検証というのが今回の事業の核だと思いますので、恐らく、皆様がご心配されているような期間の問題もあって、オーバーツーリズムといったところは現実的に難しいのかなと。また逆に、そういった今後インバウンドが増える。増やしていかなければいけない。増えた際に起こり得る問題や課題を検証するには、非常に意味のある大きな事業だと考えまして、賛成の立場で申し上げました。ありがとうございます。

議長(佐藤長成君) ほかに討論ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに討論ありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決いたします。採決は起立により行います。

  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立11名〕

議長(佐藤長成君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

  これをもって、本第2回定例会7月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変お疲れさまでした。

     午前11時22分 散会