令和6年蔵王町議会第2回定例会6月会議

                                           

令和6年6月5日(水曜日)

                                           

     出席議員(13名)

     1番  平 間 徹 也  君       2番  宇田川    君

     3番  佐 藤 敏 文  君       5番  藤 澤 麻衣子  君

     6番  葛 西   清  君       7番  馬 場 勝 彦  君

     8番  村 上 正 文  君       9番  今   千 佳  君

    10番  松 ア 良 一  君      11番  外 門   清  君

    12番  伊 藤 雅 代  君      13番  村 上 一 郎  君

    14番  佐 藤 長 成  君

                                           

     欠席議員(なし

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

会計管理者

会計課長

 

我 妻   敏  君

総務課長

 

鈴 木   賢  君

防災専門監

 

佐 藤 洋 一  君

まちづくり推進課長

 

高 橋 幸 治  君

町民税務課長

 

川 井 大 文  君

保健福祉課長

 

大 槻 充 夫  君

子育て支援課長

 

鹿 島 亜 希  君

環境政策課長

 

宮 澤 一 弘  君

農林観光課長

 

佐 藤 敏 彦  君

建設課長

 

大 槻 健 一  君

上下水道課長

 

平 間 勝 文  君

病院事務長

 

鈴 木 智 子  君

子育て支援課参事

 

佐 藤 美 佳  君

子育て支援課参事

 

三 品 ひとみ  君

教育長

 

文 谷 政 義  君

教育総務課長

 

日 下 光 義  君

生涯学習課長

 

佐 藤 孝 志  君

スポーツ振興課長

 

佐 藤 武 憲  君

教育総務課参事

 

八 島 浩 美  君

農業委員会事務局長

 

山 家 信 行  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

佐 藤 長 也  君

事務局長補佐

 

相 原 宏 美  君

                                           

     議事日程 第1号

  令和6年6日(水曜日)  午前1000分 開

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 会議日程の決定

 

  日程第 3 諸般の報告

 

  日程第 4 行政報告

 

  日程第 5 報告第4号 令和5年度蔵王町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について

 

  日程第 6 常任委員会調査報告

 

                                           

     本日の会議に付した事件

  議事日程のとおり


     午前10時00分  開議

議長(佐藤長成君) 皆さん、それでは改めましておはようございます。再開に当たって一言ご挨拶を申し上げたいと思います。

  本日、議会定例会6月会議を開催をいたしましたところ、議員各位には大変ご多忙の中、全員出席の下でこの6月会議を開催できますこと、感謝申し上げたいと思っております。

  まず初めに、今日は議会開催日ということで少し早めに役場のほうに出向いてきました。そうしたら、庁舎の前に船迫大雅君の「頑張れ」というような横断幕が堂々と飾られておりました。船迫選手は昨年ジャイアンツに入りまして大分活躍し、今年も活躍が期待されているということで、蔵王町を挙げてああいうふうに応援をするというような意思表示だと思っておりますので、議員の皆さんも、そして今日出席いただいた説明員の皆さんも、ぜひ応援をしていただければと思っております。今年も活躍を期待したいものだなと思っております。

  さて、町内の田植作業もほぼ終了し、その後も順調に生育をいたしまして、天候に大変恵まれたせいでもあります。早いもので、早いところでは分けつも始まっているようであります。水田の緑の色も日一日と濃くなってきております。

  また、果樹では、日本梨栽培農家では、開花時期の霜の影響もなく、授粉作業も好天となり順調に作業が進み、現在は摘果作業、それから防除作業が続いていることであります。

  一方、観光面におきましては、5月の大型連休もあり、多くの皆さんに蔵王町に足を運んでいただきました。先日、6月1日、2日に実施されました、とおがった大道芸28については、2日間ともあいにくの雨となりましたが、会場となった観客席には県内外から多くの方々が訪れ、11団体のパフォーマーの演技を楽しんでいかれたようであります。そして、このイベント開催に当たった関係の皆様に、大変お疲れさまでしたと申し上げさせていただきます。

  そういった中でありますけれども、議員各位には休会中には常任委員会での所管の事務調査、また、5月8日と10日の2日間で実施された議会報告会、そしてその取りまとめなど、大変お疲れさまでございました。2日間での出席者は各会場合わせて76名であります。そして、その各会場から76件の案件が、議会や町に対しての意見や要望等が出されたところであります。そうしていただいた意見・要望等はしっかりと我々議会も受け止めまして、今後の議会活動やまちづくりに生かすよう努めていく所存であります。

  本日より始まる議会定例会6月会議でありますが、3月会議で第五次長期総合計画に基づいた本年度の当初予算、議会として可決決定したところであります。そして、それらの今回の6月会議は補正予算をはじめ、人事案件、各種条例一部改正など、議案第47号から57号まで町長から提出されております。議員各位には予算審査や、審査資料で精査し、本日臨んだものと思います。慎重審査に当たっていただき、活発なる議会になりますことをお願いを申し上げたいと思っております。

  また、議事運営につきましてもご協力をいただけますようお願いを申し上げ、簡単ですけれども、開会に当たっての挨拶に代えさせていただきます。

  本日6月5日は休会の日ですが、議事の都合により、特に、令和6年蔵王町議会第2回定例会6月会議を再開いたします。

  これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、1番平間徹也君、2番宇田川敬之君を指名いたします。

                                           

     日程第2 会議日程の決定

議長(佐藤長成君) 日程第2、会議日程の決定を議題といたします。

  お諮りいたします。本第2回定例会6月会議の会議日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、議案等の審議の関係上、本日から12日までの8日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、本第2回定例会6月会議は、本日から12日までの8日間とすることに決しました。

                                           

     日程第3 諸般の報告

議長(佐藤長成君) 日程第3、諸般の報告をいたします。

  本第2回定例会6月会議に町長から議案第47号から議案第57号までの11件が提出され、これを受理しておりますので報告いたします。

  次に、町長から令和5年度蔵王町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告があり、これを受理しておりますので、報告第4号として報告があります。

  次に、総務経済常任委員会において所管事務調査を行いましたので、その調査結果報告についてはお手元に配付のとおり、委員長から報告があります。

  次に、両監査委員から、工事に関する随時監査結果、並びに代表監査委員から令和6年4月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。

  次に、研修会に議員の派遣を決定したので、お手元に配付のとおり報告します。

  次に、本第2回定例会6月会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  次に、町長から挨拶の申出がありましたので、これを許します。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。

  本日ここに議員各位のご参集をお願い申し上げ、令和6年第2回定例会6月会議を開催することに当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

  議員各位におかれましては、平素から町政運営に対しまして格別のご理解とご協力をいただきまして、深く感謝を申し上げる次第であります。

  早いもので、新年度が始まりまして2か月が経過をいたしました。本町を囲む山々の木々が鮮やかな色彩を放ち、初夏の風にすがすがしさを感じる季節もつかの間、梅雨入りも間近となり不安定な空模様が続いておりますが、議員各位におかれましてはお元気でご活躍のこととお喜びを申し上げる次第であります。

  気象庁によりますと、4月の日本の平均気温は平年より2.67度も高く、これまで過去最高の値であったと、1998年の1.97度を大幅に上回り、統計開始以来最も高い値となったようであります。本町においても夏日を記録する日があるなど、例年になく気温の高い日が多く、これから7月、8月の夏本番を迎えるに当たり、猛暑への対策も進めなければならないと感じたところであります。

  さて、4月10日から14日までの5日間でありますが、蔵王エコーライン雪の壁ウォーク2024が開催されました。26日には初夏の到来を告げる山岳道路、蔵王エコーラインが開通。そして、6月1日、2日にはとおがった大道芸が開催されたところであります。新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、観光客もコロナ前に戻りつつある中で、観光の町である蔵王町も本来の活気を取り戻してきたことは、大変喜ばしいことと感じているところでもあります。今後も町内では様々な観光イベントの実施が予想されております。これから地域経済が徐々にコロナ禍前の水準まで回復するよう期待を込めるとともに、町といたしましても観光誘客に向けた各種支援策を積極的に進めていきたいと考えております。

  また、もう一方の基幹産業である農業面につきましては、比較的好天が続いたことから、田植作業も順調に進んでおり、今後も天候に恵まれ、米に限らず野菜、梨などの町を代表する農作物が平年以上の収穫の秋となりますよう、心から期待をするものであります。

  さて、6月会議でありますが、人事案件、条例改正、各種会計予算、補正予算など、全11議案を提出させていただきました。議案の詳細等につきましては、後ほど関係課長から説明をさせていただきます。

  全議案とも慎重審議の上、ご同意、可決決定くださるようお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 以上で諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第4 行政報告

議長(佐藤長成君) 次に、日程第4、行政報告を行います。

  町長から行政報告の申出がありますので、これを許します。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) それでは続きまして、行政報告をさせていただきます。

  初めに、総務経済部門の行政についてご報告を申し上げます。

  まず、空き家対策等に関する宮城県司法書士会との相互連携協定についてご報告を申し上げます。

  この件につきましては、先月の29日、宮城県司法書士会と協定を締結いたしました。協定は、空き家対策及び相続登記に関する相談、職員研修、相続人調査などの実施についての連携・協力を内容とするものであります。

  国では所有者不明の土地・建物の発生により円滑な土地利用が阻害されるといった社会問題から、本年4月1日に相続登記の申請を義務化しており、そのことを契機として今回の協定締結に至ったところであります。

  本町でも、少子高齢化・人口減少は例外ではなく、今後増加が予想される空き家への対策の必要性が高まっております。所有者不明の物件が増加すれば、多方面に影響が及ぶことが懸念されます。

  また、今後、住民などから町への相談が増加することも予想されますので、登記の専門家である宮城県司法書士会との連携を強化し、本町の空き家対策や公共事業の円滑化を図ってまいります。

  次に、蔵王エコーライン雪の壁ウォーク2024についてご報告を申し上げます。

  冬季閉鎖中の蔵王エコーラインの雪の壁の回廊を歩いて楽しむ雪の壁ウォークを4月10日から5日間の日程で開催をいたしました。6回目の開催となる今年は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたものの、暖冬・雪不足の影響で旅行会社によるツアー造成が難しい状況の中にもかかわらず、国内外から1,300人の参加者で賑わったところであります。参加者には台湾をはじめとする中国・韓国などから過去最高の730人の訪日観光客が訪れ、インバウンド需要が増えているものと実感をしたところであります。

  一目千本桜や船岡城址公園、白石城などを合わせて巡るツアーもあり、当初の目的である仙南地域の魅力を広く発信できたものと思っております。

  今後、広域連携を強め、さらなるインバウンド誘客など、国内外に向けた観光誘致に積極的に取り組んでまいります。

  次に、蔵王町観光大使の委嘱についてご報告を申し上げます。

  先月16日に蔵王町の豊かな自然、歴史、文化など蔵王町の観光情勢を広く紹介することを目的に、このたび初めて蔵王町観光大使として、東北大学教授川島隆太さん、水彩画家加川広重さん、シンガーソングライター幹さんの3名の方々を委嘱したところであります。各分野で活躍されている方々なので、講演会、個展、コンサートなど多くの場で蔵王町をPRしていただきたいと考えているところであります。

  また、今後、様々な分野で活躍されている方々を観光大使に委嘱させていただき、蔵王町のイメージアップと交流人口の増加を図ってまいりたいと考えているところであります。

  次に、生活応援商品券配布事業についてご報告を申し上げます。

  この事業は原油価格・物価高騰による町民への消費に与える影響緩和と地域における消費喚起を目的に行ったもので、昨年10月に実施した1世帯5,000円分の商品券の配布に続き、第2弾として5月31日を使用期限として町民1人につき3,000円分の商品券を配布したものであります。1枚500円の商品券を6枚1セットとして4,636世帯、1万1,011人に配布をいたしました。

  換金状況については配布総数6万6,066枚に対し、5月27日時点でありますが、4万5,306枚(2,2653,000円)となっており、換金率は68.58%であります。現在、最終の換金作業を行っているところであります。

  この事業により、町民への消費喚起と生活支援につながったものと考えているところであります。

  次に、職員の懲戒処分についてご報告を申し上げます。

  本件は、蔵王町職員の懲戒処分の基準に関する規程に定める公表基準により公表対象外でありますので、概要のみ報告をさせていただきます。

  その内容は、本町職員が令和6年4月29日午前1時頃、遠刈田温泉地内において酒の席で口論となった相手を殴打し、全治1か月の傷害を負わせたものであります。職員は本人と家族へ謝罪し、5月7日付で示談が成立しております。その後、被害者から町長宛てに、処分軽減の嘆願書が提出されたところであります。

  これらに係る職員の処分につきましては、5月17日の蔵王町職員分限懲戒審査会からの答申を受け、5月24日付で4か月間10%の減給処分としたところであります。

  公務外とはいえ、全体の奉仕者である公務員として法令を遵守すべき立場である本町職員がこのような事件を起こしたことにつきましては大変申し訳なく、深くお詫びを申し上げます。今後このようなことを起こすことのないよう指導を徹底し、町民の皆様の信頼回復に努めてまいります。

  次に、教育民生部門の行政についてご報告を申し上げます。

  日本ジオパーク認定に向けての進捗についてご報告を申し上げます。

  本町が目指す日本ジオパーク認定の進捗状況については、昨年、日本ジオパーク委員会から認定保留の結果を受け、現在、出された指摘事項の改善に向けまして、準備を進めているところであります。

  指摘事項の主なものでありますが、ロゴマークの作成につきましては、今般、公募を行った結果、総数329作品の応募があり、そこから蔵王ジオパーク推進協議会運営委員会において3作品を選定し、町内小・中・高校生やインターネットでの投票により、投票総数966票の結果、ロゴマークの決定に至ったところであります。その後、私が会長である蔵王ジオパーク推進協議会総会でその結果を報告するとともに、見事大賞となった茨木県古河市川崎様へ、賞状、賞金及び本町の特産品の贈呈を行ったところであります。

  次に、ジオパーク構想の拠点となるビジターセンターの整備につきましては、事務局や認定ガイドの常駐をはじめ、様々なジオパークの情報などが発信できる拠点施設とするため、5月に遠刈田地区公民館の改修工事に着手し、10月のオープンに向けまして準備を進めているところであります。これらの取組を弾みとしまして、町民の機運がより一層高まるよう、普及・啓発活動に取り組みながら、日本ジオパーク認定に向け、着実に準備を進めてまいります。

  以上を申し上げまして、行政報告とさせていただきます。

議長(佐藤長成君) 以上で行政報告を終わります。

                                           

     日程第5 報告第4号 令和5年度蔵王町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につ

                いて

議長(佐藤長成君) 続いて日程第5、報告第4号令和5年度蔵王町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題といたします。

  提出者から報告を求めます。まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(高橋幸治君) それでは、報告第4号令和5年度蔵王町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてご説明申し上げます。

  本件は、地方自治法第213条第1項の規定により、歳出予算の経費を翌年度に繰り越しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により繰越計算書を調製し、議会に報告をするものです。

  報告書の2ページに明細がございます。

  まず、繰越明許費として予算に定めた額は1億4,9021,000円でありますが、実際に繰越しした経費の総額は、14事業、1億4,866万円であります。

  次に、財源内訳につきましては、未収入特定財源としまして、国県支出金が7,2041,000円、地方債が4,100万円で、一般財源は3,5619,000円であります。

  以上で、報告第4号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本報告に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)

  質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

                                           

     日程第6 常任委員会調査報告

議長(佐藤長成君) 続いて日程第6、常任委員会調査報告を議題といたします。

  総務経済常任委員会において所管事務調査を行ったので、その調査結果について委員長から報告願います。3番佐藤敏文君、登壇願います。

     〔3番 佐藤敏文君 登壇〕

3番(佐藤敏文君) それでは、委員会調査の結果報告をいたします。

令和6年5月22日

  蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿

総務経済常任委員会    

委員長 佐 藤 敏 文  

委員会調査結果報告

   令和6年議会の休会中の所管事務調査を終えたので、その結果を次のとおり報告します。

  1.調査事件  各種観光イベントに関する調査(農林観光課)

  2.調査期日  令和6年4月30日(火)

  3.出席者  委員長 佐藤 敏文  副委員長 外門  清

          委  員 宇田川敬之  委  員 藤澤麻衣子

          委  員 馬場 勝彦  委  員 村上 正文

    委員外  議  長 佐藤 長成

  4.職務のため出席した者

          事務局長 佐藤 長也  事務局長補佐 相原 宏美

  5.説明のため出席した者

          農林観光課 課長 佐藤 敏彦

           同  課長補佐 平間 和彦

           同  課長補佐 遠藤 貴大

  6.調査内容

   農林観光課長等の出席を求め、「各種観光イベントの実施状況に関する調査」を行い、現在の観光イベントの実施状況やその成果と効果、今後の課題などについての詳細説明と、それらに対する委員による質疑により調査を実施した。

   その調査の結果及び内容は別紙のとおりである。

  7.委員会の意見

  @観光イベントでは、PRのあり方が集客力に大いに影響し、交流人口の増大、ひいては関係人口の拡大に繋がることから、インスタグラム等SNSも積極的に活用して、広く本町の観光・物産等のPRに努めるべきである。

  A観光イベントの開催は、町内での飲食や生産物などの売上げに大きな成果をもたらしてきた。しかしながら、イベントを主催する地域の中では少子高齢化が進み、後継者不足・協力者不足が見受けられ、現在の観光イベントの継続実施が可能なのか危惧されるため、今後の観光イベントの実施方法及び町補助金のあり方などについて再考するとともに、資金面については、実行委員会等運営主体におけるクラウドファンディングの活用等も検討すること。

  以上、委員会調査の結果報告といたします。

議長(佐藤長成君) 以上で常任委員会調査報告を終わります。

  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変お疲れさまでございました。

     午前10時30分 散会