蔵王町議会会議録

令和５年蔵王町議会定例会９月会議

令和５年９月１３日（水曜日）

　　　　　出席議員（１４名）

　　　　　１番　　松　﨑　良　一　　君　　　　　　　２番　　加　川　　　敦　　君

　　　　　３番　　大　沼　昌　昭　　君　　　　　　　５番　　平　間　徹　也　　君

　　　　　６番　　佐　藤　敏　文　　君　　　　　　　７番　　齋　藤　英　之　　君

　　　　　８番　　平　間　武　美　　君　　　　　　　９番　　佐　藤　長　成　　君

　　　　１０番　　三　沢　　　茂　　君　　　　　　１１番　　遠　藤　裕　一　　君

　　　　１２番　　外　門　　　清　　君　　　　　　１３番　　村　上　一　郎　　君

　　　　１５番　　馬　場　勝　彦　　君　　　　　　１６番　　村　山　一　夫　　君

　　　　　欠席議員（１名）

　　　　１４番　　葛　西　　　清　　君

　　　　　説明のため出席した者

町長		村　上　英　人　　君
副町長		平　間　喜久夫　　君
会計管理者会計課長		佐　藤　長　也　　君
総務課長		福　地　実　幸　　君
防災専門監		佐　藤　洋　一　　君
まちづくり推進課長		高　橋　幸　治　　君
町民税務課長		鈴　木　智　子　　君
保健福祉課長		大　槻　充　夫　　君
子育て支援課長		鹿　島　亜　希　　君
環境政策課長		宮　澤　一　弘　　君
農林観光課長		佐　藤　敏　彦　　君
建設課長		大　槻　健　一　　君
上下水道課長		平　間　勝　文　　君
病院事務長		山　家　信　行　　君
教育長		文　谷　政　義　　君
教育総務課長		我　妻　　　敏　　君
生涯学習課長		佐　藤　孝　志　　君
スポーツ振興課長		佐　藤　武　憲　　君
教育総務課参事		日　下　光　義　　君
農業委員会事務局長		砂　金　　　毅　　君
代表監査委員		佐　藤　雄　司　　君

　　　　　事務局職員出席者

事務局長		鈴　木　　　賢　　君
事務局長補佐		相　原　宏　美　　君

　　　　　議事日程　第３号

　　令和５年９月１３日（水曜日）　　午前１０時００分　開議

　　日程第　１　会議録署名議員の指名

　　日程第　２　諸般の報告

　　日程第　３　議案第６４号　令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めること

　　　　　　　　　　　　　　　について

　　日程第　４　議案第６５号　令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定

　　　　　　　　　　　　　　　を求めることについて

　　日程第　５　議案第６６号　令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求

　　　　　　　　　　　　　　　めることについて

　　日程第　６　議案第６７号　令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求

　　　　　　　　　　　　　　　めることについて

　　日程第　７　議案第６８号　令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認

　　　　　　　　　　　　　　　定を求めることについて

　　日程第　８　議案第６９号　令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の

　　　　　　　　　　　　　　　認定を求めることについて

　　日程第　９　議案第７０号　令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めること

　　　　　　　　　　　　　　　について

　　日程第１０　議案第７１号　令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求めるこ

　　　　　　　　　　　　　　　とについて

　　日程第１１　議案第８３号　令和５年度蔵王町一般会計補正予算（第４号）

　　日程第１２　議案第８４号　令和５年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第１号）

　　日程第１３　議案第８５号　令和５年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第１号）

　　日程第１４　議案第８６号　令和５年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第１号）

　　日程第１５　議案第８７号　令和５年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）

　　日程第１６　議案第８８号　令和５年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第

　　　　　　　　　　　　　　　３号）

　　日程第１７　議案第８９号　令和５年度蔵王町水道事業会計補正予算（第２号）

　　日程第１８　議案第９０号　令和５年度蔵王町下水道事業会計補正予算（第１号）

　　　　　本日の会議に付した事件

　　議事日程のとおり

　　　　　午前１０時００分　開議

○議長（村山一夫君）　皆さん、おはようございます。

　　決算審査も４日間、大変ご苦労さまでした。そしてまた天気のほうも農作業に支障がないという格好で稲刈りは順調にいっているんだという話も聞き及んでおります。そしてまた、葛西　清議員が胆石で土曜日に入院したということでございまして、手術が内視鏡によって手術をやって、土曜日に大体退院できる予定ということでございますから安心してほしいということでもございました。こういうことからいくと、自分たちも生身の体ですから体調には十分注意しながら議会活動に専念していただければと思っております。

　　これより本日の会議を開きます。

　　ただいまの出席議員は14名であります。14番葛西　清君は欠席の届出があります。

　　定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

　　本日の議事日程はお手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い、議事を進めます。

　　なお、クールビズ実施中ですので、上着の着用は各自の判断でお願いいたします。

　　　　　日程第１　会議録署名議員の指名

○議長（村山一夫君）　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。

　　本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、10番三沢　茂君、11番遠藤裕一君を指名いたします。

　　　　　日程第２　諸般の報告

○議長（村山一夫君）　日程第２、諸般の報告をいたします。

　　去る９月１日に決算審査特別委員会に付託されました事件の審査結果報告については、お手元に配付のとおり決算審査特別委員長から報告があります。

　　次に本日の会議に説明員として出席を求めたものの職、氏名については一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

　　以上で諸般の報告を終わります。

　　　　　日程第　３　議案第６４号　令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求め

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ることについて

　　　　　日程第　４　議案第６５号　令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　の認定を求めることについて

　　　　　日程第　５　議案第６６号　令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認

　　　　　　　　　　　　　　　　　　定を求めることについて

　　　　　日程第　６　議案第６７号　令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認

　　　　　　　　　　　　　　　　　　定を求めることについて

　　　　　日程第　７　議案第６８号　令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議

　　　　　　　　　　　　　　　　　　会の認定を求めることについて

　　　　　日程第　８　議案第６９号　令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき

　　　　　　　　　　　　　　　　　　議会の認定を求めることについて

　　　　　日程第　９　議案第７０号　令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求め

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ることについて

　　　　　日程第１０　議案第７１号　令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求

　　　　　　　　　　　　　　　　　　めることについて

○議長（村山一夫君）　日程第３、議案第64号令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第４、議案第65号令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第５、議案第66号令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第６、議案第67号令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第７、議案第68号令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第８、議案第69号令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて、日程第９、議案第70号令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて、日程第10、議案第71号令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求めることについて、以上８件につきましては、いずれも決算審査特別委員会に審査を付託したものでありますので、これらについては一括議題といたします。

　　なお、質疑については決算審査特別委員会で終了しておりますので、討論、採決につきまして議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。

　　決算審査特別委員長より、審査の結果について報告願います。７番齋藤英之君、登壇願います。

〔決算審査特別委員長　齋藤英之君　登壇〕

○７番（齋藤英之君）　それでは、報告をいたします。

令和５年９月１２日

　　蔵王町議会議長　村山　一夫　殿

決算審査特別委員会委員長　齋藤英之

決算審査特別委員会審査報告書

　　令和５年蔵王町議会定例会９月会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された下記議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので報告します。

記

議案番号	件　　　　　　　　　名	議決月日	結　果
６４	令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
６５	令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
６６	令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
６７	令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
６８	令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
６９	令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
７０	令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定
７１	令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求めることについて	９月１２日	認定

　　決算審査特別委員会審査結果報告

　　去る９月１日の本会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された、

　　議案第６４号　令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第６５号　令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第６６号　令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第６７号　令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第６８号　令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第６９号　令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第７０号　令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

　　議案第７１号　令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

　　以上８件について９月１日に決算審査特別委員会を開催し、９月６日から12日までの５日間にわたり、当局から関係課長等の出席を求めて細部にわたり審査をいたしました。

　　その結果についてご報告申し上げます。

　　審査の結果、

●　議案第64号　令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについては、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決しました。

　　なお、次のような意見がありました。

　　１、ふるさと応援寄附金が大幅に減少しており、今後の厳しい財政負担に対応するため専任職員を配置するなど、自主財源確保について本腰を入れて取り組むべきである。

　　２、令和４年度の決算においても多額の不用額が生じていることから、財源の有効活用を図るためにも執行予定額を十分に精査し、多額の不用額が発生しないよう努めるべきである。

　　３、時間外勤務手当が多く見られることから職員、再任用職員、会計年度任用職員の事務分担と職員配置の適正化を行い、時間外勤務手当の削減に努めるべきである。

　　４、園芸特産重点強化整備事業については補助制度の周知を図り、最大限に活用して施設園芸や果樹生産等の安定確保を図るよう努めるべきである。

　　５、統合中学校や認定こども園の建設のための起債の発行、そして義務的経費の増加や財政調整基金の取崩しによる基金残高の減少などにより、財政状況が厳しくなることが予想されることから、事務事業や補助金の見直しなど行財政改革を重点課題として取り組み、今後見込まれる財政負担の増大に備えるべきである。

●　次に、議案第65号　令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

●　次に、議案第66号　令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

●　次に、議案第67号　令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

●　次に、議案第68号　令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

●　次に、議案第69号　令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

　　なお、次のような意見がありました。

　　１、蔵王病院の運営については、委託料の増加等により経常経費割合が高くなっていることから、蔵王病院経営強化プランに基づき病院を運営し、経営の健全化に努めるべきである。

●　次に、議案第70号　令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

　　なお、次のような意見がありました。

　　１、事業費用において令和２年度に取得した固定資産の計上誤りの修正等による多額の特別損失が計上されており、後年度の決算にまで影響を及ぼす事態となったことは大変遺憾である。今後、このような誤りを繰り返すことのないよう会計処理の確認を十分に行うなど、適性な事務処理に努めるべきである。

●　次に、議案第71号　令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

　　以上、決算審査特別委員会に付託されました案件８件の審査経過並びに結果についての報告を終わります。

○議長（村山一夫君）　委員長の報告が終わりましたので、これより討論に入ります。

　　最初に、議案第64号令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。５番平間徹也君。

　　　　　〔５番　平間徹也君　登壇〕

○５番（平間徹也君）　ただいま上程になりました議案第64号令和４年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて、反対の立場で討論したいと思います。

　　令和４年度の決算は、コロナ禍とウクライナ危機により引き起こされた物価高騰の影響を強く受けたものとなり、それに対応すべく国からの多額の交付金が交付されたこともあり、２年連続での過去最大級の決算額となりました。令和４年度の予算案の反対討論の中で、コロナ対策臨時交付金はいまだ収束の見えないコロナ禍に苦しむ事業者、町民にもっと使われるべきだと主張しましたが、令和４年度の決算内容を見ればその主張は間違っていなかったと思います。町民の所得のバロメーターと思われる町民税が約2,000万円減ったということは、コロナ禍や物価高騰の波が家計を逼迫させているということの現れなのではないでしょうか。こんなときこそ約3,700万円の観光誘客促進事業や約5,000万円の老朽化施設の更新事業のコロナ対策費は町民に直接的に使われるべきだったと考えます。

　　次に、新設中学校建設において県からの指摘を受け用地を追加買収し、基本設計を変えざるを得なくなってしまったことですが、見積もりが甘いということを指摘せざるを得ません。過去に一般質問で指摘をしてきましたが、老朽化が進む様々な公共施設との兼ね合いや学校建設の予算の大枠も町民に示さず、土地だけは早々に用意し新設中学校を作るという１点のみでスタートしてきたことを鑑みれば、これは必然の結果だったのではないでしょうか。このようなことでは概算予算が建物だけで32億円としていたものが13億円増えて45億円となってしまった。それ以上の金額が今後かかってくるということも考えられます。真に必要なもの、不必要なものと厳しく精査していく町当局の体制を作っていただきたい。

　　以上申し上げ、先輩・同僚議員の賛同を求め反対討論とします。

○議長（村山一夫君）　次に、原案賛成の方の発言を許します。討論ありませんか。13番村上一郎君。

　　　　　〔13番　村上一郎君　登壇〕

○13番（村上一郎君）　それでは、令和４年度一般会計決算の認定について賛成の立場で討論をいたします。

　　今般上程されました令和４年度の一般会計の歳入決算額は78億9,182万5,000円であり、歳出決算額は76億8,628万6,000円でありました。歳入歳出ともに過去２番目の大きな規模となったようであります。その要因として、３年目を迎えた新型コロナウイルス感染症への対策や昨年３月16日に発生した福島県沖地震が激甚災害に指定され、大きな災害の復旧関連事業への対応、また、ロシアのウクライナ侵攻の影響等による原油価格や物価の高騰への対策に国からの交付金を最大限活用して取り組んできた結果、大きな決算額になったようであります。コロナ感染対策としては令和３年度に引き続いての円滑なワクチン接種の実施、また、小中学校や保育所、児童館の感染防止のための改修工事を実施しております。さらに、コロナ禍における生活支援のため子育て世代への特別給付金事業の実施と、中小企業者活動支援や３割増し商品券を発行しての地域店舗応援事業に国の臨時交付金を有効に活用して交付し、地域経済活性化のための支援にも取り組んできました。ほかにも臨時交付金を活用して燃料や配合飼料等の生産資材の高騰により影響を受けた畜産事業者に対し緊急的に支援事業を実施しました。また、観光誘客に向けた各事業や英語教育をはじめとする教育環境の整備にも取り組んできたようです。

　　これらは総じてその成果が出ており、当議会で審議を経て可決した予算をおおむね適正に執行してきたものであると判断をいたしました。現在、統合中学校や認定こども園の整備に向けて順次進行中であり、今後大きな財政負担を伴う事業が控えております。今回の決算審査特別委員会では５つの指摘意見を出させていただきました。これらの意見を真摯に受け止め、健全な行財政運営を継続し町民の福祉の向上につながる町政執行を望み、賛成討論といたします。先輩・同僚議員のご賛同をよろしくお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　ほかに討論ありませんか。（「なし」の声あり）ほかに討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立12名〕

○議長（村山一夫君）　起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第65号令和４年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第66号令和４年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第67号令和４年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第68号令和４年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第69号令和４年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第70号令和４年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　次に、議案第71号令和４年度蔵王町下水道事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

　　最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）討論がありませんので、討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立13名〕

○議長（村山一夫君）　起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

　　　　　日程第１１　議案第８３号　令和５年度蔵王町一般会計補正予算（第４号）

○議長（村山一夫君）　日程第11、議案第83号令和５年度蔵王町一般会計補正予算（第４号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　皆さん、おはようございます。そして、ただいまは決算をお認めいただきましてありがとうございました。

　　それではただいまから上程されました議案第83号であります。令和５年度蔵王町一般会計補正予算（第４号）について、提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ７億2,096万8,000円を追加し、予算の総額を76億9,763万6,000円にしようとするものであります。

　　その主な内容は、歳入において本年度交付される普通交付税や公共施設等適正管理推進事業債を追加し、臨時財政対策債を減額しようとするものであります。

　　歳出においては、下水道事業会計への補助金を追加したほか、永野・宮認定こども園の増築・改修工事に関連する予算や統合中学校建設用地整備工事費を新たに計上いたしました。このほか、土木費では遠刈田公園の安全管理のためフェンス設置工事費や、排水路再災害防止工事費を新たに計上いたしました。

　　次に第２表債務負担行為補正については、認定こども園建築工事監理業務委託料など３件を追加しようとするものであります。

　　次に第３表地方債補正については、緊急防災・減災事業、公共施設等適正管理推進事業を追加し、臨時財政対策債の限度額を変更しようとするものであります。

　　以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案のとおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長（村山一夫君）　提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

　　本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。２番加川　敦君。

○２番（加川　敦君）　統合中学校関係の追加予算についてお聞きします。ページ数としましては54ページにはまとまってはいないんですけれども、昨日の説明等々から総合的な質問をさせていただきますが、昨日の質問でも町長の発言が一切なかったのでここで町長にお尋ねします。

　　今回合わせまして13億2,900万円ほどのアップ、これは基本計画に対して40.65％もアップする状況になってしまいました。合計としまして関連事業費も含めまして51億7,900万円と計算されます。町長はこれに対してどういうふうに感じておられるのかお聞かせ願います。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　昨日、説明会の中でお話を担当のほうからもお話しさせていただきました。ここ２年間の中で特に材料費だとかいろいろな等々値上がりしたところであります。その分、人件費も上がったという世間というか国の考え方でもありますが、一方、こういった材料だとか含めて大分値上がりして私もこんなに値上がりするものなのかというふうに思ったところでもありますが、やむを得ないところもありますが、どうか昨日説明したような内容でありますのでご理解賜りたいというふうに思っております。

○議長（村山一夫君）　２番加川　敦君。

○２番（加川　敦君）　昨日の説明を受けましてですけれども、材料費あるいは人件費の高騰では説明のつかない内容が多く、その要素のほうが大きいということでございました。町長は普通こういう13億円以上の追加予算のときにはもうちょっと緊張感を持って対応すべきではないかと私は思います。例えば、経費削減をこういうふうに工夫したんだ、これからの財政計画をこうするんだということと抱き合わせて説明が必要だったと私は思っておりますけれども、まず町長はこれからどう町民にこれを説明するつもりですか。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　いろいろな中学校の統合中学校の問題については統合中学校だよりでありますが、その便りがあるんです。その中でいろいろと今のお知らせをしているところでもありますし、昨日の説明会の中でも教育長からお話しありましたように、その中で数字も入れながら町民全戸に配っていきたいというふうに思っております。

○議長（村山一夫君）　２番加川　敦君。

○２番（加川　敦君）　それは結果を説明するというだけであって、町民と対話をするという意味ではないですね。町長、こういう場合、我々議会はもちろん統合中学校に賛成して進んできておるわけですけれども、予算が幾ら上乗せになってもそれを許可するという意味ではないというのは当然ご存じご了解いただいていると思います。今回の予算、40％もアップした今後ともアップしないとも限らないとすみませんが思ってしまっております。町長、ここでどこか歯どめ、トリガーポイントというのはお持ちですか。それから第２プランといいますかコンティンジェンシープラン、お持ちだったらお聞かせください。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　今加川議員がおっしゃられることは理解しないことでもないんですが、今のこの状況の中でなかなか判断していくということはなかなか難しいことでもあります。その辺、金利の問題も上げるか上げないかその辺の今瀬戸際に来ているような日銀の考え方もありますし何とも言えないところでありますが、何分さっき言われたこのような状況になったわけでもありますし、気を引き締めながら来年度の予算に当たってしっかり対応していきたいというふうに思っております。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。１番松﨑良一君。

○１番（松﨑良一君）　確認だけになるかもしれませんけれども、44ページの指定避難所改修事業ということで460万円ほど計上されてございますけれども、これについてお伺いしておきたいと思います。

○議長（村山一夫君）　まちづくり推進課長。

○まちづくり推進課長（高橋幸治君）　お答えいたします。

　　こちらは町債の緊急防災・減災事業債の起債となりますけれども、これは指定避難所となっております文化会館の空調設備の改修工事費のほうに充当をするものでございます。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　１番松﨑良一君。

○１番（松﨑良一君）　分かりました。議長別件でよろしいでしょうか。

○議長（村山一夫君）　どうぞ。

○１番（松﨑良一君）　ページ数、今触れたんですけれどもどこかに飛んでしまいましたので、曲竹の逆川線の今回見積もりということで計上されてございますけれども、この事業についてお伺いしておきたいと思います。

○議長（村山一夫君）　建設課長。

○建設課長（大槻健一君）　お答えいたします。

　　８款土木費２項道路橋梁費３目道路改良整備事業費の委託料、町道逆川淡島線の交差点改良調査測量設計委託業務になりますが、県道白石上山線から町道逆川淡島線の丁字路のところ、かなり現地のほうは狭隘ということで交差も軽自動車でもなかなか厳しい、ほとんどできない、実際できないところでございます。こちらを地元の方の要望を受けまして100メートルまで満たないところなんですけれども交差点部分について現地の測量、それから設計業務を行うものでございます。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　１番松﨑良一君。

○１番（松﨑良一君）　担当課長のほうから説明いただきました。ご存じのとおり、今説明あったように現地に行ってみますとかなり車も周りの街路樹といいますか、そうしたところに接触しながら通行しているという現状もございます。そこから県道に出ようとすると、車もかなりはみ出さないと確認できないような状況にもなっていましたので、本当に長年にわたっての懸案事項ということで、今回そうしたことで計上していただいて大変感謝しているところではございます。ただ、思うに県道へのこれを拡幅、あるいはそうした工事をやっていくとなるとかなり協議する時間とかそうしたところで時間がかかっていくのではないか。そうしたところを懸念しているところでございます。差し当たってはまずは道路の通行に当たって支障のないようなそうした両脇のそうしたものを見ていただいて、そこら辺の改善をやっていくのがまず順番としてはもちろん県道のほうもそうですけれども、両方そうした先行していく中では住民の通行に利便性を持たせていくと。こういったところの観点に重点を置くのも大事ではないかとこのように考えておりますので、その辺についてお伺いしておきたいと思います。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　いろいろと今お話しいただいた件なんですけれども、あそこはそういった狭隘の場所でありまして、あとはブロックですれすれまで来ているというところであります。これも蔵王町内に本社のある企業でありますが、企業があそこの民間を求められたのでそこの企業の社長なり総務部長等々とお話をしまして、お譲りをしていただくことになったのでこのような形になったということでありますので、あと現場見ながらできるだけ、ただ、役場方面から来たほうがブロックでぎりぎりまであるので、その辺あと民地の関係もありますのでその辺お話をしていきたいと思いますが、できるだけ先ほどの木の根元ありますが、そちらのほうにまず測量しながらその辺対応していきたいというふうに思っておりますので。それと、今回設計等々でありますが、できれば来年度の当初予算に乗せられるかどうか、その辺は課長のほうには指示しておりましたので今後の設計の進み方次第ではないかというふうに思っていますので、ご理解賜りたいというふうに思っています。

○議長（村山一夫君）　１番松﨑良一君。

○１番（松﨑良一君）　ありがとうございます。長年にわたって住民の方々がなかなか通行に支障があるということで悩んでいた部分でございますので、この辺、ぜひ安全性も確保しながら改善を図っていただきたいとこのように思います。終わります。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　先輩議員に続く部分もあるんですけれども、ページ数が38ページの債務負担行為補正なんですけれども、２年続くからこのぐらいの予算を取っておいて１年目は中学校の部分ですけれども２億5,200万円の工事等々していくということだと思うんですけれども、具体的に何の工事かという、どのような工事を想定してこの約６億円の工事相当、何の工事をするか、約６億円何に使うかというか何を想定しているか教えてください。

○議長（村山一夫君）　教育総務課長。

○教育総務課長（我妻　敏君）　お答えします。

　　令和５年度の補正で上げている事業費があるんですが、54ページになります。義務教育施設整備費ということで２億5,200万円ほど工事請負費で入っておりますが、これは造成工事におきます主に水路関係、これは今年度中に完成させまして来年度の稲作のほうに間に合うように工事をするところでございます。今回の38ページの債務負担行為にあります５億9,800万円につきましては、残りの造成工事ということで主に統合中学校のグラウンド等を含めての基礎部分というか整地のための費用というふうになっております。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　ありがとうございます。昨日説明にあった増えてしまった分のということなんでしょう、大体、多分それは理解できました。私が危惧しているのを明日一般質問でやるのでやりづらいんですけれども、費用が上がってしまったことに対して町民が不安を覚えているんです。実際に私も話何回か町民の方から直接聞いていますし、そこに説明責任を果たさずしてこの予算を通していいのかどうかというのは、私悩んでいるところなんですけれども、町長としてはこの説明等々町民にする予定などはあるんでしょうか。明日も聞きますけれどもすみません。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　先ほど加川議員のほうにお話ししたとおりであります。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　分かりました。明日聞きましょう。どこまで予算との兼ね合いで正直蒸し返したくないと思ったんですけれども、今国のほうからリフォームのほうに対しての補助金なども出ていたりとかしているみたいですし、一旦立ち止まるという可能性もひとつ町民の声を聞いてというのも可能性としてあるのかと思ったものですから今のような質問をさせてもらいました。まだ建物の予算は上げていないわけですから、損切りという考え方はありますし、民間の考え方では造成する前にというそういう思いも私の中では町民とお話ししていて芽生えたものですから今質問させてもらいました。

　　すみません。別件で47ページのシルバー人材センター人件費補助金なんですけれども、これを詳しく説明していただきたいです。

○議長（村山一夫君）　保健福祉課長。

○保健福祉課長（大槻充夫君）　お答えいたします。

　　シルバー人材センターにつきましては事務長１名、職員２名で運営しておりますが、そのうち事務職員のほうの１名の方より病気休暇願が提出されまして休んでおります。その方、病気休暇中は当然給与はお支払いしなければなりません。それでその１名の方がいないと事務のほう支障がかなり出ますのでもう１名、どうしても事務に充てたいということでその費用につきまして昨年度の決算で40万円ほどしか出ていません。それで10月から３月までどうしても職員を１名、その病気の方の分をお願いしたいということでありまして、そちらに対する補助金、これは実額補助金100万円となっていますけれども、実際勤務した分の出来高で精算するという形で一応100万円というような予算を取っております。よろしくお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　療養している期間の方の給料は100％全額ではないですね。町で出さなければいけない金額は多分だと思うんですけれども、違うんですか。

○議長（村山一夫君）　保健福祉課長。

○保健福祉課長（大槻充夫君）　お答えいたします。

　　給与に関しましては町で出すのではなく、シルバー人材センターのほうで規定に基づき支出、支払しておりますのでシルバー人材センターのほうの事務扱いになりますのでよろしくお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　調べていなかったのですみません。シルバー人材センターさんのその人が正職員なのかパートさんなのか分からないですけれども、パートさんだと仮定するのだったらその人の給料は傷病手当とかあるかもしれないのであれですけれども、全額その人の１人分の給料が払わないわけですから多分別な人を１人雇っても合計は同じになるのではないかと思うんですけれども、わざわざ100万円またプラスして1,500万円運営補助金やっているのにまたプラス100万円をやるということは一民間企業に対してはそんなことはできないわけですから、その辺どういうふうに考えているかもう一度説明していただきたいです。

○議長（村山一夫君）　副町長。

○副町長（平間善久夫君）　お答えします。

　　私、シルバー人材センターの今現在理事という立場でもございますので、その範囲でお答えさせていただきます。今回病気休暇を取得された職員の方ですが、パートではなく正規雇用の職員の方でございます。基本的には町の職員に準ずるような形で雇用契約を結んでおりますので、例えば100％は３か月間は出します、その後、若干減らしますという規定はございますが、いわゆるパートのようにまるきり浮くという話ではなく、この方の業務を補っていただくために臨時職員を雇用させていただくということで、その分どうしても先ほど保健福祉課長が申し上げたように今決算の剰余金もない状態で何とか運営しているという状況ですので、この分についてこの補助金がないとはっきり言ってシルバー人材センター、２人だけでは業務が回せないということでご要望を頂きまして、今回予算措置をしたということでございますのでご理解いただきたいと思っております。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　分かりました。シルバー人材センターさんの話は分かったけれども、町がそんなに関与することではないのではないかとそれに関しては思います。

　　もう１つ、55ページなんですけれども、工事請負費の永野小学校プール防水シート改装工事費なんですけれども、永野小学校のプールが多分老朽化したからということだと思うんですけれども、ほかの学校の状況とかはどうなっているのかというのが気になったんですけれども。

○議長（村山一夫君）　教育総務課長。

○教育総務課長（我妻　敏君）　お答えいたします。

　　今回永野小学校のプールということで全面改修の工事費を上げましたが、ほかの学校等についても実は今年も修繕を少しずつしておりまして、小さなひび割れ等が出て亀裂が出ておりまして、水漏れが起きるようなそういう状況になっております。ただ、ある程度シートを部分的に張ってまだ修繕できるような状況でございましたので、もう少し小さな修繕を続けながらほかの小学校のプールのほうを維持管理していきたいというふうに思っているところでございます。以上です。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　分かりました。壊れたものに関してはどんどん修繕していただきたいんですけれども、１つ気になるのはプールの利用方法も含めてなんですけれども、今年の夏は各小学校何とかアラート、熱中症のアラート、暑いから30度以上32度以上になるからそうすると夏休み中は使えませんということで使うのを控えました。全小学校だけれども、だからＢ＆Ｇにみんなでやってくれとなったんですけれども、そうすると当局としてはプールを各小学校修繕してこれから老朽化しても使わせるのか。それともＢ＆Ｇに中学校みたいに１か所に集中させてやるのかとこういうのを判断しなければいけないのではないかと思うんですけれども、その辺はどのようになっているんでしょうか。

○議長（村山一夫君）　教育総務課長。

○教育総務課長（我妻　敏君）　ご説明いたします。今回各小学校のプールのほう、暑さ対策等も含めて使用しなかったことはございます。これは主に子供たちがプールを使うということで自宅から学校まで行く間、その時間帯も31度になるようなそういう危険な場面があるということも鑑みまして、７月の校長会等でいろいろと協議したところでございます。今後も各小学校のプールについては体育の授業がありますので、引き続き修繕を続けていきながら子供たちのための環境整備に努めていきたいと思っているところです。以上です。

○議長（村山一夫君）　５番平間徹也君。

○５番（平間徹也君）　ありがとうございます。歩く途中でなってしまうからだとそうですか。それは考えていなかったです。ただ保護者側からの意見からさせてもらうと、夏休み中に各小学校のプールを使えないことが一番痛手というか問題なんです、どちらかというと。なので各小学校のプールを夏休み中使えるような状況にちゃんとすべきだし、アラート、プールに入るんですからどうせＢ＆Ｇのほう暑いですよね、しかも実際行くと。あとＢ＆Ｇに行けない小学生の子たちもいるじゃないですか。平沢小学校とか円田小学校とか遠刈田小学校の子は、今までずっと地元の小学校の夏休みプールに行っていたけれども、今年はあまり行けなかった。どうやって車で送っていくんですかと言われたこともあるんです。その辺もどこまで考えているかという答弁頂ければ。

○議長（村山一夫君）　教育長。

○教育長（文谷政義君）　私のほうからもお話をさせていただきたいと思います。夏休みのプールにつきましては、今年度もお分りのように30度、35度を超える日がほとんどという状況で、１つはプールサイド、屋外ですのでプールサイドは40度ぐらいになります。大変な暑さになります。そして、子供たちが行き帰りが今熱中症でその行き帰りが一番心配されるというところがあります。もう１つはプールを運営する教員の働き方なんです。先生方にそんな過酷な条件の中に毎日プール監視をしろと。一日中ですからこれは大変な状況で、実は仙南の教育長の中でも話合いをして今年度は仙南全部でそういった方向でいこうという話になりました。ただ、蔵王町はＢ＆Ｇがあります。そのためにＢ＆Ｇを活用することができるんですが、Ｂ＆Ｇがないところは７月中の５日だけ、午前中だけプールを開放とか、今そのような状況で各市町いろいろ苦慮しながら対応しているところです。ご理解賜わればと思います。よろしくお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　ここで10分間休憩いたします。

　　　　　午前１０時５８分　休憩

　　　　　午前１１時０８分　再開

○議長（村山一夫君）　再開いたします。

　　休憩前に引き続き審議を行います。

　　質疑ありませんか。９番佐藤長成君。

○９番（佐藤長成君）　それでは確認事項になると思いますが、49ページです。49ページの児童館費、円田・遠刈田児童館遊具撤去工事費となっておりますけれども、これを説明願いたいと思います。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　お答えします。

　　円田・遠刈田児童館の遊具撤去の工事費の詳細でございますが、５つの児童館の遊具の点検を業者さんに頼んで行っておりますが、そのうち、円田と遠刈田児童館に設置している遊具につきまして、耐用年数が過ぎていて危険だということでこちらの遊具を今回補正に計上させていただいて撤去するものでございます。

○議長（村山一夫君）　９番佐藤長成君。

○９番（佐藤長成君）　業者にお願いをして耐用年数が過ぎたから撤去したという説明でありましたけれども、ほかの児童館、こういった子供たちが利用する遊具についてはそういう耐用年数が過ぎたものはなかったのか。また、撤去したものについて児童館というと放課後児童クラブとか何かでいっぱい子供さんが学校終わってから円田など私よく見えておりますけれども、新しい遊具といいますか撤去した後の遊具は設置されたのかされないのか。その辺まで説明願いたいと思います。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　お答えさせていただきます。

　　５つの児童館の遊具に関しまして、先ほども申し上げたとおり、業者のほうに点検を依頼しておりまして、点検報告が子育て支援課のほうに上がってきます。そちらで危険であるかとか詳細についての点検結果報告が上がってきまして、そのうち円田・遠刈田児童館の遊具の耐用年数が過ぎておりまして、さらに危険だということで現在は円田も遠刈田も使用禁止ということでロープを張って、今は児童に利用させていないという状況でございます。それから円田・遠刈田の今後の遊具の新設についてでございますが、こちらも今後財政等なども含めまして今検討している段階でございます。ほかの児童館の遊具の点検結果について、危険との報告がなかったという問いでございますが、そちらに関しましては現在のところございません。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　９番佐藤長成君。

○９番（佐藤長成君）　先ほど撤去したという私の表現でしたけれども、今日の予算ですからこれから決まってから撤去するという計画ですけれども、ほかの児童館なり学校施設等でなかったということは安心しておりますけれども、ただ、最近学校関係の遊具類が腐食して子供さんがけがをしたり何かそういうことをよく聞きますので、十分その辺は点検を十分されて今後子供たちの安全につなげていただきたいと思っておりますし、それでそのほかもう１件なんですけれども。

○議長（村山一夫君）　どうぞ。

○９番（佐藤長成君）　次のページ、50ページ低所得の子育て世帯生活支援特別給付事業費、今回150万円ほど補正になっておりますけれども、当初より30人近く多くなったというそういった理由についてお伺いしたいと思います。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　お答えさせていただきます。

　　150万円の詳細につきましては、令和５年度で非課税世帯になった世帯や家計急変世帯ということで、30世帯分で30掛ける５万円ということで150万円の追加補正ということで計上させていただいております。よろしくお願いします。

○議長（村山一夫君）　９番佐藤長成君。

○９番（佐藤長成君）　これは最初からその30人分は最初は分からなかったのか。あるいは、いろいろな申請でこの家庭については必要だということで判断されたのか。その辺までお願いしたいと思います。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　お答えさせていただきます。

　　令和４年度の非課税世帯につきましては６月15日をもって把握できるんですが、令和５年度の非課税世帯につきましては年度途中で把握できないために、それから家計急変の方につきましても当初の予算では把握し切れなかったということで家計急変は申告制になってございますので、その辺を加味しまして30世帯分を計上させていただいたというものでございます。

○議長（村山一夫君）　９番佐藤長成君。

○９番（佐藤長成君）　こういったことは後で何件か追加というのもよくある、聞きますのでその時点で確かに分からない部分あると思いますけれども、当初からしっかり調査をして、あるいは申請で分かるということがあるかと思いますけれども、そういった分からなくて申請しないでしまうともらうべき世帯がもらわないでしまうということもあり得るので、その辺はしっかり今後調査をして期間内に配付できるように体制を取っていただきたいとそう思います。もう一度お願いしたいと思います。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　今後の周知につきましてですが、広報等でも事前に周知はしているんですけれども、子育て支援課のほうに家計急変等あったんですというお客様が何組かいらっしゃいます。そちらのお客様には真摯に対応しまして、該当するかどうかなども指導させていただきながら対応させていただきたいと思います。それから周知についてもホームページ、広報等などで周知しまして漏れがないように今後も支給の世帯には漏れなく支給できるように対応していきたいと思います。

○議長（村山一夫君）　ほかに質疑ございませんか。３番大沼昌昭君。

○３番（大沼昌昭君）　53ページの公園管理費についてお伺いしたいと思います。今日仕様としての平面図遠刈田公園のもの頂きました。この中でフェンスの部分なんですけれども、ここに記載している50メートルというふうなことで計画をしているようです。これに関してはこの赤線が引いてある部分の県道側に対しては、たしかここ県道側の側溝から分水になって蓋がかかっていないというふうな側溝に水が流れているんです。それでその下にある四角い部分に関してはここに水槽ということでここはネットかかっているのである程度の危険防止はなるのかというふうには考えるんですけれども、何で50メートルになったのかというふうなことなんです。本来であればテニスコートの部分までやるのかと思って私は考えていたんですけれども、その辺のところお聞かせ願いたいと思います。

　　それから排水路の災害防止工事なんですけれども、ここ20メートルというふうなことで写真も載っていますけれども、20メートルで大丈夫なんですか。もう少しこの辺の水路に関してはこの20メートルだけで大丈夫ですか。

○議長（村山一夫君）　建設課長。

○建設課長（大槻健一君）　お答えいたします。

　　遠刈田公園のフェンスの設置につきましては小さいお子さんが特に遊ぶ遊具のある区間について50メートルとさせていただきました。こちらについてはボール遊びをこちらでしないようにということで、併せてフェンスのほうに掲示させていただきたいと考えておるところでございます。

　　それから排水路の20メートル区間で大丈夫かというようなお話ですけれども、この区間が特に勾配が急でありまして、水路の底がかなり低くなっているというところでございます。この下流につきましては比較的縦断勾配が緩い箇所でございますので、この急なところ20メートル区間について工事を施工しようとするものでございます。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　３番大沼昌昭君。

○３番（大沼昌昭君）　フェンスに関しては遊具が設置してあってそこからはみ出ないようにということでボール遊びをしないようにということで設置するということですが、私が見てきた範囲内では確かにこの部分は一番危険かと思うんですけれども、以前テニスコートあったときにはテニスコートにもフェンスがあったんです。これに関してはフェンス撤去したために県道側にテニスコートのほうから簡単に行き来することができるんです。ですから、この辺のところも県道に子供が飛び出すというふうな可能性もなきにしもあらずかと思って私はこれいいことだねと思っていたんですけれども、50メートルしかないというのでそれで今建設課長のほうでも理由をおっしゃったんですけれども、できればせめてここのテニスコートの手前までは必要ではないかというふうに私思っていたんです。ある程度、テニスコートの使い方にもよって子供が飛び出る飛び出ないというふうな部分もあるので、この辺のところの管理などもきちんとしていただかないと前に死亡事故があった事例もありますので、このところをもう少し何とかならなかったのかというふうのが１点です。

　　それから災害防止工事なんですけれども、これに関しては100％うちらほうの一般財源でやるということなんですけれども、災害その復旧などの対象にはならなかったんですか。

○議長（村山一夫君）　建設課長。

○建設課長（大槻健一君）　お答えいたします。

　　テニスコートの箇所につきましては、現在仮設の状況で道路のほうの飛び出しをしないでくださいというような掲示をさせていただいているところです。今回の工事に合わせて仮設よりもより強度の高いような形で掲示のほうを考えてございます。

　　それから水路のところの災害復旧にならなかったのかということなんですけれども、通常の公園のパトロール時に発見したものでございまして、雨量が災害雨量に達していなかったときの被災の状況でございました。さらに、この上流部分については一部うちの作業員のほうで手をかけているところでもありましたので、なかなか災害の査定のところには合致しないというようなことの判断でございます。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　３番大沼昌昭君。

○３番（大沼昌昭君）　分かりました。ぜひテニスコートのほうにも私行って見てきたところ、このフェンスの設置部分に関しても今のところ仮設的ロープを張っているようです。ですから、なるだけその辺の安全を確保しながらこのテニスコートの部分も含めて管理していただければというふうに思います。その辺のところ、もしよければあとお答えいただきまして、次別件でもう１件あります。

○議長（村山一夫君）　建設課長。

○建設課長（大槻健一君）　適切な管理に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　３番大沼昌昭君。

○３番（大沼昌昭君）　あまりにも簡単な答弁だったので戸惑っているんです。本当に大丈夫なのかと思っています。

　　それでは45ページです。交通防犯対策費ということで118万円ほどで112万3,000円、これで需用費というふうな形で追加という形になっております。これに関して、内容の説明をお願いしたいと思います。

○議長（村山一夫君）　総務課長。

○総務課長（福地実幸君）　お答えいたします。

　　45ページの需用費ですが、消耗品で防犯灯10個分ＬＥＤです。あと指導隊の制服一式でございます。修繕料につきましてはカーブミラー４か所分の修繕ということになります。以上です。

○議長（村山一夫君）　３番大沼昌昭君。

○３番（大沼昌昭君）　分かりました。指導員の制服については多分老朽化というふうなことで理解をしますけれども、カーブミラーの要するに修繕ですか。これに対しては多分計画的にやっているのか、それともあそこ悪いよというふうな要望があってやるのか。それと、防犯灯10基分ということなんですけれども、これも計画的にやっているのか。それとも要望によって設置したのか。それからどこのところにどのような形で設置したのかをお聞かせ願いたいと思います。

○議長（村山一夫君）　総務課長。

○総務課長（福地実幸君）　お答えします。

　　まずカーブミラーですが、当初予算で取っていた分につきましては既に今年度依頼があった分について全て使い切ってしまいましたので、これについては今後の予備というふうなことで４基分取らせていただきたいということでございます。防犯灯ですが、これも各行政区等から種々要望があるわけですが、以前は災害のときに頂いていた在庫があってそれで対応していました。それも底をついてきましたので、今後の行政区設置分、協会で設置分、町設置分ということで防犯灯についてはいろいろな設置方法がありますが、それらについて１基の値段がちょっと高いものですからこれもとりあえず行政区の緊急の要請に対応したいということで10個とりあえず用意するものでございます。

○議長（村山一夫君）　３番大沼昌昭君。

○３番（大沼昌昭君）　これからのいわゆる行政区の要するに要請によって設置するというふうなことの予算ということでいいんですね。分かりました。そういうことであれば、結局まだ今どこもその予定はしていない。設置の予定はしていない。ただ、要請があればそこに設置するというふうなことですね。分かりました。カーブミラーについてもこれも要請によってというふうなことなんでしょうけれども、普通であれば予算とって結局それがみな使い果たしてしまった。これに関してもどのような状況の中で町で検証というか見て回ったのか。それとも地域からの要望でやるのかというふうな部分があると思うんですけれども、さっきの説明ですとなるたけ要望に従いたいというようなことだったので、その辺も含めて今のところ計画的でないというふうなことなのでどの辺なのかという部分があればお聞かせ願いたいと思います。

○議長（村山一夫君）　総務課長。

○総務課長（福地実幸君）　まず道路の安全点検等で指摘があった部分、あるいは車が宅配便の背の高いトラック等が接触して曲がったとかいうことで、住民の皆さま、行政区の皆さまからのご指摘により対応している次第でございます。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。15番馬場勝彦君。

○15番（馬場勝彦君）　今大沼議員のほうの質問に関連させていただきまして、遠刈田公園について若干質問をさせていただきたいと思います。課長の説明でこの水路、これもともと湧き水というか山の中から湧いているんですよね。近年は雨不足だとたしか水量なかったはずです。雨降ると水が出てくるという沢だった記憶をしております。というのは、私これ40年たしか前にこの公園整備事業に関わった一人なんです。内容等もほとんど分かっているものですから、この沢なども実はここに関わって水路とか作ったほうの人間で、今回どうしても私納得できないのが何で急遽ここの50メートルというフェンスが設置されるような事業になったのかということです。最近それほど子供たちが多く遊んでいるわけではないんです。過去のほうがたくさん子供たち遊んでいたんです、ここの公園で。それからこれ図面上テニスコートになっていますけれども、ここはもうテニスコートとして使用されていないはずですよね。フェンスも撤去されているし、議会でもその後どうするんだという意見も出されているし、あとはキャンプする方増えていてそういう問題等も過去に議会で何度も指摘意見等で委員会調査から含めて行われていた場所だと私そういう認識しているのに、なぜ急遽ここだけ対策で50メートルフェンス張りますというのが私は理解できないんです。ここだけ持ってくるなどというのは今までの議会から指摘されたものを全然考慮していない事業なのではないか。それについて説明を私頂きたいんです。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　これに当たってはこの前模擬議会といって女性の模擬議会、その中でも模擬議会の中でもお話しされましたし、あと、一般の方からもお話あったので何しろ今子供の事故等々というのが各自治体がしっかりと対応していくべきだというのが総務省の考え方でもあります。そういったこともあって私も担当課のほうにぜひひとつ考慮すべきではないかということで内部で検討した結果、このような形にさせていただいたということでありますのでご理解いただきたいというふうに思っています。

○議長（村山一夫君）　15番馬場勝彦君。

○15番（馬場勝彦君）　町長の今の状況とかそれは分かるんです。過去何回にわたって議会のほうからこの遠刈田公園の在り方、管理の仕方、テニスコート廃止した跡をどうするのか。そういう意見出ているわけでしょう。それから今かなりの方が自由にキャンプしています。野外音楽堂がこの奥にありますよね。この図面の左側。そこだって芝生地帯で本来そこで遊べばこれは問題ないんです。管理業務が悪いからせっかく都市公園で作っても使用されていなかったわけでしょう。こういうフェンス計画私否定はしません。これをやるのだったら今まで議会でさんざん指摘してきたわけですから、それを考慮してこの遠刈田公園をどのように有効活用できるかというある程度の計画を出すのが行政ではないですか。それもやらないで一部の意見、確かに女性議会でこういう発言がありました。それはそのとおりだと思っています。私もそれに対応するのは当たり前だと思っています。しかし、こういう部分的にやっていたらせっかくの町の財産、有効活用できません、これ。きちっとした整備計画、これ40何年前に作っている公園ですから結構危険箇所あるんです。実際この上に上がる階段も１段１段もし時間あったら見てみなさい。かなり傷んでいるんです。それだって危険箇所なんです。あと調整池という池、これ泥上げていなければ大雨降ったときあふれ出します。それもここ何年か全然やっていません。そういうことも含めて議会で今まで指摘をしているんですから、だからこういう半端な事業をやるのではなくトータル的にどうしていくかというものを持って、それを示した上に立って今回はこの部分というのだったら理解できるんです。どうなんですか。きちっとしたこれからの整備計画は作っていますか。

○議長（村山一夫君）　建設課長。

○建設課長（大槻健一君）　ただいまご指摘のありましたことにつきましては、遠刈田公園の在り方について建設課のほうでいろいろな議論をしているところでございます。現地のほうも何度も確認しまして、管理不足であるところ、先ほどの野外音楽堂の辺りについても確認しているところです。除草につきましては回数を増やすなどして適切に皆さんにご利用いただけるように適切な管理をしていきたいと考えておるところでございます。計画につきましては遠刈田公園の総合的な計画につきましては今後詰めていきたいと考えております。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　15番馬場勝彦君。

○15番（馬場勝彦君）　ぜひ議会で何回も指摘している話でしょう、これ。それに対して何もやっていなかったということではないですか、結果として。せっかく大金かけていい公園です。ここ皆さんよく分かりますか。今やっているところから左側、ほとんど使われていません。現実的にもったいないんです。だからここも使用されるような形で検討しないとせっかくの公園です。ここ無償でキャンプをさせている。そのごみとか様々な問題もあり、それも解決していない。方向性も出していない。事実ここだけではないんです。松川河川にもあるんです。公園がほとんど利用されていないさんさ亭の下、あそこもお金をかけて整備されている公園です。都市公園で補助をもらってやっています。こけし館の向かい側もそうです。きちんと管理がされていません。公園管理をきちんと計画を持ってしていただかないと意味がないんです。こういう私から言わせるとつぎはぎと同じですからこのフェンスは、この辺しっかり今後これ誘客とか子供たちの遊び場とか、あと今健康の体づくりで歩いている方々が利用しているんです。そういう方々が安心して利用できるような、そういうことを含めて整備計画という管理計画というものをしっかり作っていくのが行政ではないですか。こういう半端な事業やめてください。やるのだったらトータル的に持っていって、そのうちの今年度はというのだったら私、議会も理解はできます。これ今回やっても今度次テニスコートどうするんですか。廃止したこのテニスコートのほうが危ないでしょう。現実そのようになってしまうんです。ですから、その辺について町長、今後ここだけの問題ではないんです。公園管理においてはそれを含めて町長の見解を最後にお伺いしておきたいと思います。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　おっしゃられたとおりであります。この都市公園の関係、ただ、全体的なことを考えないと現場何回も行って見ているんですけれども、先ほど馬場議員からもお話あったように山のほうから水が湧いてきている。ですから、あそこのところの音楽堂あるんですが、あそこもぐじゅぐじゅしているような感じなんです。ですから、根本的にこの山側にしっかりした側溝を作ったり水はけをやっていかないと公園、ただ、私は大々的なことになるのかというふうに思っていました。ですから、そういった面では今のテニスコートのあれも取り払ったわけですが、そこの途中までしか今遊ぶ場所がない。多分それも周辺の宿泊の方々からもぜひ使わせてほしいという声もあって今現在使わせているという状況でありますが、いずれにしても大型のこれやっていますけれども、その後にこれをすぐに先ほど都市計なので建設課が窓口になりますが、先ほど言ったように設計ぐらいは皆さんの意見も聞きながら、そして地域の意見も聞いて設計はしっかり作っていきたい。そしてあと財政の問題と、あと大型工事が終わる頃のその頃を、向かって工事発注できるような感じにして行ければというふうに思っています。いずれにしても今度観光地の場所でもありますからしっかり対応していきたいというふうに思っております。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。13番村上一郎君。

○13番（村上一郎君）　それでは続いてもう少し確認していきたいと思います。57ページの文化財保護費なんですけれども、12の委託料で指定保存樹木の樹勢回復作業委託ということで今回追加になっていますけれども、緊急というのがあるものですから緊急的にも差し迫っているのかという判断もできるんですけれども、これについて説明をお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　お答えをさせていただきます。

　　委託料でございますけれども、こちらのほうにつきましては町指定の保存樹木であります小村崎にあります狐塚のサイカチの木でございますけれども、そちらのほうの樹勢回復を行うための今回補正予算を計上させていただいたものでございますけれども、緊急といいますか枝のほうが突然強風で折れたということもございまして、その枝を整えながら剪定作業を行って、その剪定をした部分の切断面の薬剤塗布でありますとか、あとは腐朽した支柱の交換なども行う予算を今回計上させていただいたものでございます。

○議長（村山一夫君）　13番村上一郎君。

○13番（村上一郎君）　分かりました。今風で枝が折れたという課長のお話頂きましたけれども、たしか６月の始め頃ですか強い日がありまして突然突風が吹いたのかどうか枝が折れて道路にそのまままたがっていたというのを記憶あったんですけれども、かなり樹勢のほうも弱っているのか強風なのかその辺はいろいろあったんでしょうけれども、必要性のある回復の作業かとは思いますけれども、ただ、あそこは町道なんですが木の樹勢上なんでしょうけれども、かなり枝のほうも下がっている状況もあるんです。道路からの地上高も果たして道路交通法に照らし合わせれば４メートル以上あるかどうかというぎりぎりまでそれはないような気もするんですけれども、樹勢回復保存とそれから道路の交通の関係でのジレンマもあるのかというそんなことを思いながら眺めたりもしているんですが、その辺についてきちんとした回復を重ねながらそういう道路の支障のないような通行もできればなお結構なことなのかと思いますけれども、その辺についてお答えいただければと思います。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　お答えをさせていただきます。

　　ただいまの道路交通法上の安全に通行可能なのかというところでございますけれども、そういったところで町道のほうに張り出している部分もございますので、その辺は支柱のほうが大分腐朽しておったということもございまして、その紛々の腐朽した支柱を今回交換作業をさせていただきますけれども、そういったこともございますのでなるべく樹木のほうの剪定して管理していただく業者さんと十分打合せをさせていただきまして、その辺は委託のほうをさせていただければというふうに考えております。

○議長（村山一夫君）　13番村上一郎君。

○13番（村上一郎君）　分かりました。ありがとうございます。道路通行上と指定保存樹木のバランスなんですけれども、その辺、難しいかと思うんですが樹医さんであればその辺どの辺まで枝を切ればという専門家ですので分かるかと思いますので、両方バランスのとれた関係で作業をきちんとやっていただければと思います。議長、その下の件の負担金補助及び交付金についてお伺いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

○議長（村山一夫君）　どうぞ。

○13番（村上一郎君）　町指定文化財の奥平家住宅の保存修理ですけれども、これについて内容をある程度詳しくご説明をいただければと思います。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　お答えをさせていただきます。

　　こちらの負担金補助及び交付金でございますけれども、114万9,000円、こちらにつきましては町指定の文化財であります奥平家住宅の保存修理事業補助金でございますけれども、令和４年３月16日の地震によりまして玄関周りの柱の折損またはずれが生じました。その復旧工事を行うための補助金ということでございます。全体工事費でございますが、172万4,000円のうち町がその３分の２の114万9,000円、３分の１、57万5,000円を所有者負担というようなことで今工事のほうの復旧保存修理のほうをさせていただこうということでございます。

○議長（村山一夫君）　13番村上一郎君。

○13番（村上一郎君）　分かりました。そうしますと、昨年の３月の大きな地震による被害が確かにあったと私も確認はしていたんですけれども、今回の保存修理事業でほぼ昨年の地震の対応は、修理のほうはきちっと対応できるということでよろしいのでしょうか。その辺、確認したいと思います。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　まずは地震による被害の部分について、今回復旧工事のほうをさせていただきますけれども、その後の壁の関係ですとかそういったところも今後どういうふうにしていくかということの検討は今後していかなければならないのかと思っておりますけれども、今回の補助金につきましてはあくまでも災害復旧によるものの補助金ということで対応させていただきたいというようなことでございますのでよろしくお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　13番村上一郎君。

○13番（村上一郎君）　分かりました。なかなか築かなりたっている保存すべき奥平家住宅なんですけれども、大地震来ますといろいろなところで改修工事やりまして大変立派になったのでありますけれども、壁はいろいろこれからの検討だということなんですが、せっかくここまで修理保存することによってただそれで終わりということではなく、せっかくの文化的な遺産ということもあるものですから地域の何か教育部門のそういう材料として活用して、例えば小学生のいろいろな野外学習で訪問してこの住宅はこれこれこういうもので保存されてきているんだというようなそういう教材にもなり得るのかと思ってはいるんです。そうすることによって、こういう町の指定文化財を保存していくその意義も出るのかとは思っているんですけれども、その辺うまく教育部門にも組み入れた形での奥平家住宅の有効的な活用も検討していくべきなのかと思っておりますけれども、その辺についてのお考えとか教育長、あればお願いしたいと思いますけれども。お願いします。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　お答えをさせていただきます。

　　確かに町の指定、せっかく指定している重要な文化財でございますので、今までも小学校における見学会とかあとは出前講座であったり文化財については子供たちのほうに学習の機会を設けて勉強していただいているところでございますので、今後とも災害復旧のほう無事終わりましたら引き続き子供たちの見学できるような形で再開ができればというふうに思っております。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。10番三沢　茂君。

○10番（三沢　茂君）　ページ数で言うと49ページ、確認なんですけれども、ここに認定こども園の絡みで12委託料計上されています。それが430万円、そして工事管理業務300万円、それからここに開発行為発注者支援業務委託料130万円とありまして、気になったのは昨日説明いただきましてたしか開発許可というか防火対策いろいろな質疑あった中でもう既に終わっているというような認識で受け止めていたんですけれども、私の勘違いなのかここに昨日頂いた５番の申請手数料100万円の中に開発許可申請建築確認発注済みとなっていまして、この辺気になったものですから確認させてください。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　お答えをさせていただきます。

　　開発行為の発注者支援業務委託ということですけれども、開発行為に関しては既に許可は頂いていると昨日ご説明申し上げたんですが、境界くいの復元とか今後土壌汚染等の申請、それから開発行為がきちんとその許可書どおりに進んでいるかどうかという確認も含めまして、業者のほうにプロの経験のある業者のほうに指導をいただきながら、開発行為がきちんと許可どおりに進んでいるかという支援を頂くものでございます。工事管理業務のほうにつきましては永野認定こども園、宮認定こども園が億を超える工事でございますので、１級建築士以上の資格を持つ業者の方に管理をしていただきながら私たちも十分現場に何度も足を運んで確認するつもりでございますが、そういった資格のある方々にご支援を頂きながら管理を業務委託するというものでございます。

○議長（村山一夫君）　10番三沢　茂君。

○10番（三沢　茂君）　ありがとうございました。工事管理は分かります。ただ、今課長から説明がありました開発許可を得たとおりになっているかどうかというものをわざわざ130万円出して外部委託しなければならないものかどうか、今分かりました。許可は得たんですよね。ですから、ここの表現が発注者支援業務となっていますからここ矛盾したと思って聞いたんですけれども、戻りますけれどもやはりこれは業務委託しないとできないものかどうかもう１回お願いします。

○議長（村山一夫君）　子育て支援課長。

○子育て支援課長（鹿島亜希君）　お答えします。

　　子育て支援課のほうで責任を持って開発行為、建築等責任を持ってそちらの業務を遂行しなければならないんですが、どうしても開発行為に関しましてはいろいろな、水量であったり消防法であったりいろいろな法律にのっとって開発行為の許可どおりに進んでいるかというチェックをかけなければいけないことになっております。そうしまして、発注者支援というタイトルが適正ではなかったかとは思うんですけれども、開発行為の支援に関しまして資格のある、さらに経験のある業者のほうから指導いただきながら業務を委託したいというふうに考えておりまして、今回計上させていただいたものでございます。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。６番佐藤敏文君。

○６番（佐藤敏文君）　ありがとうございます。それではまず初めに45ページ、今回蔵王パラオ子ども国際交流事業実行委員会の負担金追加ということで495万円です。多額の追加になっておるんですが、これは恐らくパラオの子供たちを蔵王町に連れてこようということなんでしょうけれども、この辺の詳細と総額はどのぐらいかかるものなのか。それをまずお伺いします。

○議長（村山一夫君）　まちづくり推進課長。

○まちづくり推進課長（高橋幸治君）　お答えいたします。

　　令和５年度の町長の施政方針のほうでもお話しいたしましたけれども、コロナの状況を見て交流事業をするかどうかということで今回補正、２類から５類に移行したということもありまして今回補正予算で計上をさせていただくものです。こちらにつきましては、補助金につきましては実行委員会に補助金という形で負担金という形で出しまして、500万円の中でパラオからの子供たちの受入れ費用、あと蔵王町での活動費用のほうを工面しようということで現在計画をしております。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　６番佐藤敏文君。

○６番（佐藤敏文君）　そうしますと、この金額ほぼほぼが受入れのための費用であるといったことですよね。私なぜ聞いたかといいますと、確かにそういった事業はよろしいかとは思うんですが、ここ数年当町でもコロナ禍においてなかなか町民の疲弊している中でこういった事業が果たして適切なのかどうかと考えたときに、もう少し見直してもよろしいのではないのかというふうに思うんですけれども、それと以前パラオからの子供たちを受入れしたときにほぼほぼパラオのほうはお金がないので蔵王町が負担をして子供たちを連れてくるんだといったようなお話でした。今回もそのような状態なのか。パラオのほうと、例えば蔵王町が折半でやるのであれば当然悪いことではないのかとは思うんですけれども、ほぼほぼ蔵王町が負担して連れてくるといったような内容なんでしょうか。その辺をお伺いします。

○議長（村山一夫君）　まちづくり推進課長。

○まちづくり推進課長（高橋幸治君）　お答えいたします。前回の受入れでしたけれども、前回は子供の分は全額、あと引率の大人の方の分は町のほうで７割の負担を行っております、前回は。今回につきましては、令和２年２月に日本フェア開催のときに当時の教育大臣と当時町のほうから行った職員のほうでその辺の費用負担の在り方のほうを話しさせていただきまして、子供たちは50％パラオのほうで負担していただく、あと大人については全額を負担していただくということでそのときにはお話をいたしました。その後、大臣も替わっているという部分もございまして、現在パラオ政府のほうに連絡をしましてその辺の確認を今しているところでございます。大人は全額パラオのほうで負担いただくようにということで、その辺の協議をしているところでございます。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　６番佐藤敏文君。

○６番（佐藤敏文君）　ぜひとも一方に偏ることだけではなくお互いにそういったことを考えて実のあるものにしていただければそれにこしたことはないんですけれども、将来に向けてこういった事業も多額の出費をするものですからある程度見直すべきものなのかと私は考えます。ですが、今回はそういった折半であればうまく成功するようにしていただければと思います。

　　別件でよろしいですか。

○議長（村山一夫君）　どうぞ。

○６番（佐藤敏文君）　続きまして57ページ、宮地区公民館会館業務委託料なんですが、48万7,000円ということで上がっていますけれども、恐らくこれから今年度今回の予算が通れば半年分の予算だと思うんですけれども、恐らくこれをずっと続けると年間100万円からの負担になるといったことだと思うんです。全然以前私が質問したときに宮地区の公民館の子供たちが利用していたものができなくて大変なんですとお話をさせていただきました。そこで考えてきたのかというふうに思ったんですけれども、その辺の詳細をまずお伺いします。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　お答えをさせていただきます。

　　今議員さんご質疑のとおりでございます。実は６月で出張所のほうが廃止になりまして、公民館機能のみということになった際、利用時間のみ開館するような形態になったところでございます。その際、付近の住民または委員会関係、企画審議会関係でも委員さんのほうからもご指摘のほうもございまして、駐車場敷地に子供たちが下校時間帯に合わせているよということで、駐車場ということもありますし公道ということもございますので、危ないのではないですかというようなお話もあったことから学校のほうとも下校時間に合わせた形で事務室内の図書スペースを開放して、そこで親の方がお迎えに来る時間まで待機するという場所を今回設けさせていただこうということで、今考えているのがシルバー人材センターの方に２時から５時までの間、ここで鍵を開けていただいて子供たちを受け入れていただいてそこで自由に宿題をするもいいですけれども、あと読書をしたりとかそういったスペースを確保するための予算を今回計上させていただいたものでございます。

○議長（村山一夫君）　６番佐藤敏文君。

○６番（佐藤敏文君）　内容は分かりました。そうしますとその時間帯だけシルバー人材センターに委託でお願いするとそういった内容ですね。そのときになぜシルバー人材センターなのか。例えば宮地区の近隣の老人の方々であったり時間の取れる方、そういった方々でもっとコストの安くお願いできる部分はなかったのか。そういった検討はされなかったんでしょうか。それともう１つ言わせていただきますと、宮出張所が閉鎖されたために先ほど申し上げました子供の問題もありますけれども、出張所の駐車場を近隣の方々が自由に使っているとそういったこともございます。あそこは子供たちの宮小学校スペースがないために子供たちの送迎用の駐車場としても機能されていたはずなんですが、そういった部分はご存じなんでしょうか。そういった現場のことをしっかり見て考えていかないとこのような結果につながるのかと。それともう１つ、話が外れて申しわけないんですが、委託料これでいきますと年間で100万円です。それ以外に郵便局のため駐車場の出費もされております。全然郵便局に委託した恩恵がないんです、これでは。当時コストがこれだけ下がるからという説明でありました。それが蓋を開けてみたらこのような状態ではどうなんでしょうか。私は出張所はそのままで町民のための利便性のために郵便局でも取扱できます。さらには今現在ネットでの申し込みもして届けていただけるようなシステムもあります。町民のための利便性ということを考えれば、むしろそのほうがよかったのか。その辺は余談にはなりますけれども、戻りますが公民館のそういった検討はされなかったものなのかどうか。それをお伺いします。

○議長（村山一夫君）　生涯学習課長。

○生涯学習課長（佐藤孝志君）　お答えをさせていただきます。

　　うちの生涯学習課といたしましては公民館の解放といいますかそういったことでございまして、公民館の住み込み管理人さんに暫定で今のところ下校時間に合わせてやっていただいておりますけれども、それが毎日ということになりますと管理人さんといたしましても負担といいますかこういったところもございますので、今回シルバー人材センターということでの活用ということも考えまして、付近の方々というところまでは考えておらなかったんですけれども、まずシルバー人材センターということで打診したところ、何とか付近の高齢者というか60歳以上の方々で何とかできる人がいるということもございましたので、こういったシルバー人材センターの活用ということでまず考えさせていただいたというところでございました。

　　あとは、こういった６月から公民館のほうは出張所機能がなくなったためにこういったところで町民の皆さんのためにずっと開放できればよかったんですけれども、事前の予約ということでその部分のみ予約解放ということで、職員のほうが会計年度の方が出向いてその時間帯だけ開けているという地区公民館の状況でございますので、その辺、下校時間に合わせてというのは今回考えられるこのような委託業務しか考えられなかったということでございました。

○議長（村山一夫君）　町長。

○町長（村上英人君）　教育委員会部局の問題でもありますけれども、郵便局への関係もあったので私も中に入っているんですが、今回そういうひとつの声があったし実際的に何人かの方々が利用していた。そういった安全安心の面からそういった環境を整えたわけですが、その辺の状況、推移を見ながらいろいろなことを考えていかざるを得ない。全くお金どんどんかけるのであれば何も元に戻ったほうがずっといいわけでありますし、そういうことではないわけですから、その辺きちんと考えていかなければいけないというふうに思っています。そういった面で半年の推移をまず見て、そして来年等にまた考えていかなければというふうに思っております。これは教育委員会とも横の連携をとりながらしていきたいと思っています。

○議長（村山一夫君）　６番佐藤敏文君。

○６番（佐藤敏文君）　当然スタートしたばかりなのでその辺は状況を確認していただいて、来年度検討して改善できる部分は改善していただきたいといった希望でもございますので、どうぞよろしくお願いします。終わります。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。（「なし」の声あり）

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。

　　最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。２番加川　敦君。

　　　　　〔２番　加川　敦君　登壇〕

○２番（加川　敦君）　それではただいま審議中の議案第83号一般会計補正予算について、反対の立場より討論させていただきます。

　　主な理由としましては、先ほど質疑発言いたしました統合中学校に関する補正予算追加13億2,900万円、基本契約の40％以上のアップについて、それから関連事業を含めますと基本契約額では37億6,900万円だったのが51億7,900万円になってしまった。この件について強く反対させていただきます。

　　説明によりますと労務単価、建設資材の高騰、これが14.3％と説明ありましたが、それでは説明がつかないものでございます。それから令和３年に作られましたところの基本計画に対する変更ですのでという話でしたけれども、２年以上過ぎた今突然に40％もアップする予算、これは理由にならないと思うんです。むしろ反対理由の１つに追加すべきことであります。なぜ途中で分からなかったのか。コンサルとか設計事業者もたくさん使っておりますのに今頃こういうのが出てきたんだ。とても不審に思う１つでございます。さて、先ほど町長の考えを伺いました。まずどういうふうに感じておられるかということに対して、やむを得ないという発言がございました。緊張感、切迫感がないのだなと思います。町民にどういうふうに説明しますかということに対して、統合中学校だよりで説明しますということでした。これは単なる説明でございます。我々議会が承認したら議会の承認も得ていますというふうに発表されることでしょう。それからトリガーはどこですか。コンティンジェンシープランはないですかといったことに対して、判断するのは難しいとこれでは歯止めが効かない事業になってしまいます。我々だって１週間前に13億円以上の予算プラスになって判断がつかないのではないですか、皆さん。ちゃんと理解をして町民に説明してこれは合意したんだと言えますか。追認議会を立証することなく監視機能を発揮して、この件については反対すべきだと思います。先輩・同僚議員の賛同をお願いいたします。以上です。

○議長（村山一夫君）　ほかに討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　ほかに討論がありませんので討論を終結いたします。

　　これより直ちに採決いたします。

　　採決は起立により行います。

　　本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

　　　　　〔起立10名〕

○議長（村山一夫君）　起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１２　議案第８４号　令和５年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第１

　　　　　　　　　　　　　　　　　　号）

○議長（村山一夫君）　日程第12、議案第84号令和５年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第１号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されました議案第84号令和５年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算（第１号）について、提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ368万5,000円を追加し、予算の総額を13億5,368万5,000円にしようとするものであります。

　　その主な内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出において諸支出金及び予備費を追加しようとするものであります。

　　なお、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。

○議長（村山一夫君）　提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。（「なし」の声あり）

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１３　議案第８５号　令和５年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第１号）

○議長（村山一夫君）　日程第13、議案第85号令和５年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第１号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されました議案第85号令和５年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算（第１号）について提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は歳入予算の補正であり、繰越金を追加し繰入金を減額しようとするものであります。

　　なお、詳細等につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１４　議案第８６号　令和５年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第１号）

○議長（村山一夫君）　日程第14、議案第86号令和５年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第１号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されました議案第86号令和５年度蔵王町介護保険特別会計補正予算（第１号）について提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ4,721万9,000円を追加し、予算の総額を13億7,221万9,000円にしようとするものであります。

　　その主な内容は、歳入において繰入金及び繰越金を追加し、歳出において諸支出金を追加しようとするものであります。

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１５　議案第８７号　令和５年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第

　　　　　　　　　　　　　　　　　　１号）

○議長（村山一夫君）　日程第15、議案第87号令和５年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されまして議案第87号令和５年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算（第１号）について提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ88万1,000円を追加し、予算の総額を１億4,968万1,000円にしようとするものであります。

　　その内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出においては予備費を追加しようとするものであります。

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１６　議案第８８号　令和５年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予

　　　　　　　　　　　　　　　　　　算（第３号）

○議長（村山一夫君）　日程第16、議案第88号令和５年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第３号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されました議案第88号令和５年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算（第３号）について提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は収益的に収入において予定額に86万4,000円を追加し総額を４億4,296万2,000円に、収益的支出においては予定額に18万2,000円を追加し総額を４億6,727万3,000円にしようとするものであります。また、資本的収入において予定額に43万2,000円を追加し総額を6,375万3,000円に、資本的支出においては予定額に43万3,000円を追加し総額を8,066万3,000円にしようとするものであります。

　　なお、詳細につきましてはご質疑により事務長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１７　議案第８９号　令和５年度蔵王町水道事業会計補正予算（第２号）

○議長（村山一夫君）　日程第17、議案第89号令和５年度蔵王町水道事業会計補正予算（第２号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されました議案第89号令和５年度蔵王町水道事業会計補正予算（第２号）について提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は収益的支出において上水道事業費用の予定額に1,200万円を追加し総額を４億5,148万円に、簡易水道事業費用の予定額に30万円を追加し総額を449万2,000円にしようとするものであります。

　　なお、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案のとおり可決決定くださいますようよろしくお願い申し上げます。

○議長（村山一夫君）　提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。10番三沢　茂君。

○10番（三沢　茂君）　この中の委託費なんですが、結構な金額ですけれども、原状回復委託費ということで内容の説明をお願いいたします。

○議長（村山一夫君）　上下水道課長。

○上下水道課長（平間勝文君）　お答え申し上げます。

　　今回の委託費ということで1,200万円ほど計上させてもらっていますが、１つは旧円田簡易水道水源用地の原状復旧費と、もう１つは旧宮水道、宮簡易水道の通称ワサビダというところなんですけれども、導水施設の移設撤去及び原状復旧回復費として今回上げさせていただきました。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　10番三沢　茂君。

○10番（三沢　茂君）　簡単な説明ありがとうございました。たしか前も補正で出ていたんですよね。何でこういうふうに最初ちょっと400万円だったか金額少なかったので、今回1,200万円というメリハルな金額が出てきたんですけれども、どうしてこういうふうな形の予算計上になるのか。理解できないのでお願いしたいと思います。

○議長（村山一夫君）　上下水道課長。

○上下水道課長（平間勝文君）　お答え申し上げます。

　　実は、昨年から旧曲竹の水源地とか現在使っていない水源地を原状復旧しながら最終的には所有者のほうにお返しするということで、約３年かけて有償のものです。それをやっております。実はご指摘のとおり、当初予算で予算計上はしておったんですが、今回旧円田簡易水道施設ということでそこのところが予算900万円ということで見ておったんですけれども、実際見積もりは取っておったんですがやろうとしたとき、現場が狭隘でそこに集水升とかろ過池が何個が入っているわけですけれども、それ自体が土留めというかそこが崩れないような形でもうなっています。なので、それを１回外してしまうと結構な災害が起きてしまう可能性がございますので、土留め工事をしながらやらなければならないということが後ほど、後で分かってしまったことなんですけれども、そういうことがありまして本来は当初予算で議員さん指摘するようにきちっと見積もりを取ってやっていたつもりなんですけれども、もう１回詳細にやったところそういうことがありましたので、それが出てきました。もう１点、宮簡易水道のほうのワサビダのほうなんですけれども、実はその所有者ともいろいろ話し合って今年度やれるということで合意を得ましたのでそちらのほうで所有者と進めるということで決まりましたので、その分も補正予算という形で今回上げさせていただきました。以上でございます。

○議長（村山一夫君）　10番三沢　茂君。

○10番（三沢　茂君）　ありがとうございました。やっぱり予算作るときは結果論になると思いますけれども、きちっと確認をした上でそして追加のほうが大きな金額ということになるのでは何を見て予算措置したのかというふうに思ってしまいますから、さらに慎重に調査した上で予算計上していただきたいと思います。終わります。ありがとうございました。

○議長（村山一夫君）　ほかにございませんか。（「なし」の声あり）

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　　　　日程第１８　議案第９０号　令和５年度蔵王町下水道事業会計補正予算（第１号）

○議長（村山一夫君）　日程第18、議案第90号令和５年度蔵王町下水道事業会計補正予算（第１号）を議題といたします。

　　提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

　　　　　〔町長　村上英人君　登壇〕

○町長（村上英人君）　ただいま上程されました議案第90号令和５年度蔵王町下水道事業会計補正予算（第１号）について、提案の理由をご説明申し上げます。

　　本案は収益的収入において予定額に504万6,000円を追加し総額を２億5,209万５,000円に、収益的支出においては予定額に14万9,000円を追加し総額を２億6,178万4,000円にしようとするものであります。また、資本的収入においては予定額に168万円を追加し総額を１億3,952万7,000円にしようとするものであります。

　　質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

　　続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。（「なし」の声あり）

　　討論なしと認めます。

　　これより直ちに採決いたします。

　　お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長（村山一夫君）　ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

　　以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

　　本日はこれをもって散会いたします。

　　大変ご苦労さまでした。

　　　　　午後０時３０分　散会