令和元蔵王町議会定例会9月会議

                                           

令和元年9月11日(水曜日)

                                           

     出席議員(14名)

     1番  齋 藤 英 之  君       2番  村 上 一 郎  君

     3番  佐 藤 敏 文  君       5番  松 ア 良 一  君

     6番  外 門   清  君       7番  大 沼 昌 昭  君

     9番  三 沢   茂  君      10番  村 山 一 夫  君

    11番  葛 西   清  君      12番  加 川   敦  君

    13番  伊 藤   東  君      14番  平 間 武 美  君

    15番  馬 場 勝 彦  君      16番  佐 藤 長 成  君

                                           

     欠席議員(なし

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

会計管理者

会計課長

 

近 江 忠 彦  君

総務課長

 

今 村 敏 男  君

防災専門監

 

砂 金   毅  君

まちづくり推進課長

 

村 上 正 文  君

町民税務課長

 

大 槻 充 夫  君

保健福祉課長

 

平 間 勝 文  君

子育て支援課長

 

宍 戸 光 晴  君

環境政策課長

 

鈴 木   賢  君

農林観光課長

 

加 藤 勝 彦  君

建設課長

 

佐 藤 耕 造  君

上下水道課長

 

伊 藤 雅 浩  君

病院事務長

 

佐 藤 浩 明  君

教育長

 

文 谷 政 義  君

教育総務課長

 

福 地 実 幸  君

生涯学習課長

 

我 妻   敏  君

スポーツ振興課長

 

森   良 光  君

農業委員会事務局長

 

村 上 伸 浩  君

代表監査委員

 

伊 藤 悦 雄  君

                                           

    事務局職員出席者

事務局長

 

村 上 惠 造  君

書記

 

佐 藤 孝 志  君

                                           

     議事日程 第3号

 

  令和元11日(水曜日)    午前1000分 開

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 諸般の報告

 

  日程第 3 請願第 1号 蔵王町の認定こども園の設置及び子育て環境の改善を求めることについて

 

  日程第 4 議案第57号 平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 5 議案第58号 平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 6 議案第59号 平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を

               求めることについて

 

  日程第 7 議案第60号 平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第 8 議案第61号 平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を

               求めることについて

 

  日程第 9 議案第62号 平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第10 議案第63号 平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第11 議案第64号 平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

 

  日程第12 議案第78号 令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)

 

  日程第13 議案第79号 令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

 

  日程第14 議案第80号 令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)

 

  日程第15 議案第81号 令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)

 

  日程第16 議案第82号 令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)

 

  日程第17 議案第83号 令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

 

  日程第18 議案第84号 令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第2号)

 

  日程第19 議案第85号 令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算(第3号)

 

 

                                           

     本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり


     午前10時0分  開

議長(佐藤長成君) 皆様、おはようございます。

  議員各位におかれましてはきのう、まとめの時間まで含めて5日間にわたっての決算審査特別委員会、大変お疲れさまでございました。大変活発な質疑があり、大分おそくまで時間も延長した予算特別委員会でありました。それを受けて、きょう本会議での認定というようなことでございます。そして、きょう最初に皆様にご案内をしておりました請願第1号、本会議に上がっておりますので、最初に審議をしたいと思います。

  本日の議事運営、ご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。

  これより本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、6番外門 清、7番大沼昌昭君を指名いたします。

                                           

     日程第2 諸般の報告

議長(佐藤長成君) 日程第2、諸般の報告をいたします。

  去る8月29日に決算審査特別委員会に付託された事件の審査結果報告については、お手元に配付のとおり、決算審査特別委員長より報告があります。

  次に、お手元に配付の請願書一覧のとおり、1件の請願書が提出され、請願第1号として受理し、議案としてお手元に配付のとおりです。

  次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  以上で諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第 3 請願第1号 蔵王町の認定こども園の設置及び子育て環境の改善を求め

                 ることについて

議長(佐藤長成君) 次に、日程第3、請願第1号蔵王町の認定子ども園の設置及び子育て環境の改善を求めることについてを議題といたします。

  請願者より趣旨説明を求めます。平間徹也君、登壇願います。

     〔請願人 平間徹也君 登壇〕

請願人(平間徹也君) 皆さん、こんにちは。おはようございます。

  請願書の朗読をもって趣旨説明とさせていただきます。

  蔵王町請願第1号 蔵王町の認定子ども園の設置及び子育て環境の改善を求めることについて。

  請願者 ざおうパパママネット代表 平間徹也

  紹介議員           加川 敦議員

蔵王町の認定子ども園の設置及び子育て環境に関する請願

  請願の趣旨など

  蔵王町では近年急激に待機児童がふえており、その整備は急務だと考えます。現在、町当局から説明された現行の待機児童対策計画は保護者、住民の意見を反映できておらず、運用上問題の残る計画であると感じております。

  抜本的な解決案として早期な認定子ども園などの整備ほか、以下の対応をお願いいたします。

  一つ、遠刈田地区に遠刈田幼稚園の設備を活用しゼロ歳児から5歳児保育のできる認定子ども園を早期に中学校の統廃合より前に整備していただきたい。

  一つ、永野保育園の老朽化が問題となっているので、早期な改善対応をお願いしたい。

  一つ、公立の幼稚園・保育園に行く家庭と認可外保育園に行く家庭で経済的負担の差が大きく出てしまっているので、幼児教育無償化の制度を活用しその負担軽減をしていただきたい。

  一つ、各家庭に保育園・認可外保育園並びに幼稚園を任意で選択させてほしい。

  一つ、農業の町蔵王町の地域性を最大限に生かし、幼稚園の給食には蔵王産の食材を使った地産地消を生かした給食を提供していただきたい。

  一つ、今後認定子ども園の推進事業に関しては保護者、住民の意見を取り入れるべく協議会などに参加させていただきたい。

  以上、蔵王町の子育て環境の改善に理解をお願いしたく請願するものです。

  令和元年9月2日

  蔵王町議会議長 佐藤長成様

  以上で趣旨説明とさせていただきますが、議会の皆様の賛同を承りますようよろしくお願いいたします。以上です。

議長(佐藤長成君) それでは、お諮りいたします。

  ただいま議題となっております請願第1号については、所管の教育民生常任委員会に審査を付託し、審査終了までの継続審査とすることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。ご異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、請願第1号については所管の教育民生常任委員会に審査を付託し、審査終了までの継続審査とすることに決しました。

                                           

     日程第 4 議案第57号 平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求

                  めることについて

     日程第 5 議案第58号 平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議

                  会の認定を求めることについて

     日程第 6 議案第59号 平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の

                  認定を求めることについて

     日程第 7 議案第60号 平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき

                  議会の認定を求めることについて

     日程第 8 議案第61号 平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の

                  認定を求めることについて

     日程第 9 議案第62号 平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき

                  議会の認定を求めることについて

     日程第10 議案第63号 平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につ

                  き議会の認定を求めることについて

     日程第11 議案第64号 平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求

                  めることについて

議長(佐藤長成君) 日程第4、議案第57号平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第5、議案第58号平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第6、議案第59号平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第7、議案第60号平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第8、議案第61号平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第9、議案第62号平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて、日程第10、議案第63号平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて、日程第11、議案第64号平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて、以上8件についてはいずれも決算審査特別委員会に審査を付託したものでありますので、これらについては一括議題といたします。

  なお、質疑については決算審査特別委員会で終了しておりますので、討論・採決については議案ごとに行いますので、よろしくお願いいたします。

  決算審査特別委員長より、審査の結果について報告願います。7番大沼昌昭君、登壇願います。

〔決算審査特別委員長 大沼昌昭君 登壇〕

7番(大沼昌昭君) それでは、報告をいたします。

令和元年9月10

  蔵王町議会議長 佐藤 長成 殿

決算審査特別委員会委員長 大 沼 昌 昭

決算審査特別委員会審査報告書

  令和元年蔵王町議会定例会9月会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された下記議案は、審査の結果、下記のとおり決定したので報告します。

議案番号

件         名

議決月日

結 果

 

57

平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の

認定を求めることについて

9月10

認定

 

58

平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算

につき議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

59

平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につ

き議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

60

平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決

算につき議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

61

平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につ

き議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

62

平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決

算につき議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

63

平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業

決算につき議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

64

平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

9月10

認定

 

  決算審査特別委員会審査結果報告

  去る8月29日の本会議において、決算審査特別委員会に審査が付託された、

  議案第57号 平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第58号 平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第59号 平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第60号 平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第61号 平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第62号 平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第63号 平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて

  議案第64号 平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて

  以上8件については、8月29日に決算審査特別委員会を開催し、9月4日から10日までの5日間にわたり、当局から関係課長等の出席を求めて細部にわたり審査をいたしました。

  その結果についてご報告を申し上げます。

  審査の結果、

● 議案第57号 平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  なお、次のような意見がありました。

  1、学校給食納入金では、今年度も現年度分の未納が発生しているほか、過年度分の滞納整理が全く進んでおらず、大変憂慮される状況である。滞納額縮減にこれまで以上に取り組むとともに、新たな未納を抑制するため滞納案件への早期対応を努めるべきである。

  2、定住促進事業補助金の交付においては住宅取得の経緯等も確認の上、今後の移住定住推進に活用すべきである。

  3、ジオパーク推進事業については昨年も指摘をしているが、宮城・山形両県の関係3市3町による取り組みが進展しておらず、認定に向けた今後の事業推進等について早急に検討すべきである。

  4、農業振興指導員については農業振興にこれまで以上の成果が上がるよう、業務内容を十分検討すべきである。

  5、防火水槽用地の未登録解消に努めているが、早期完了のため今後も引き続き積極的に取り組むべきである。

● 次に、議案第58号 平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第59号 平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第60号 平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第61号 平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第62号 平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

● 次に、議案第63号 平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  なお、次のような意見がありました。

  1、病床稼働率はほぼ上限に近い数値であるにもかかわらず、診療報酬改定により入院収益が大幅に減少したことなどにより赤字決算となったが、今後も医業未収金の収納や医業費用の節減に努め、経営改善に取り組むべきである。

● 次に、議案第64号 平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについては、原案のとおり認定すべきものと決しました。

  以上、決算審査特別委員会に付託されました案件8件の審査経過並びに結果についての報告を終わります。

議長(佐藤長成君) 委員長の報告が終わりましたので、これより討論に入ります。

  最初に、議案第57号平成30年度蔵王町一般会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に、原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論ありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第58号平成30年度蔵王町国民健康保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決いたします。

  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第59号平成30年度蔵王町宮財産区特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論ありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第60号平成30年度蔵王町公共下水道事業特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論ありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第61号平成30年度蔵王町介護保険特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論ありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第62号平成30年度蔵王町後期高齢者医療特別会計決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決いたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第63号平成30年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論ありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決いたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

  次に、議案第64号平成30年度蔵王町水道事業決算につき議会の認定を求めることについて討論を行います。

  最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、討論を終結いたします。

  これより直ちに採決いたします。

  本案は委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立13名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は委員長報告のとおり認定されました。

                                           

     日程第12 議案第78号 令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第12、議案第78号令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 皆さん、おはようございます。

  そして、ただいまでありますけれども、平成30年度の決算でありますが、全議案とも認めていただきまして本当にありがとうございました。

  また、きのうからきょうのマスコミで私たちの選挙区である西村明宏さんでありますが、内閣官房の副長官に内定したようであります。きょうが決定されるかと思いますけれども、心からお喜びを申し上げたいというふうに思っているところであります。

  それでは、議案のほうに入らせていただきます。ただいま上程されました議案第78号令和元年度蔵王町一般会計補正予算(第4号)について提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,458万円を追加し、予算の総額を606,4166,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入においては本年度に交付される普通交付税の追加、また、10月からの幼児教育保育の無償化の開始に伴う保育所入所児童措置費負担金等の減額とこれに伴って子ども・子育て支援臨時交付金を計上したところであります。

  歳出においては蔵王病院事業会計及び水道事業会計の補助金や町道えぼし高原線の融雪施設の管理見直しによる関連予算などを追加したところであります。このほか、教育費では統合中学校建設用地の確定測量業務委託料及び基本計画策定業務委託料を計上いたしました。

  次に、第2表債務負担行為補正については、宮城県市町村共同電子申請負担金及び滞納管理システムリース料を追加しようとするものであります。

  次に、第3表地方債補正については、公共施設等適正管理推進事業及び臨時財政対策債について限度額を変更しようとするものであります。

  以上、提案の理由をご説明申し上げましたが、詳細につきましてはご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。5番松ア良一君。

5番(松ア良一君) それでは、1件質疑させていただきます。65ページの委託料について、先ほど町長のほうからお話ございましたけれども、統合中学校基本計画策定業務委託料ということで1,199万円計上されてございますけれども、この内容についてまずお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) お答えいたします。

  ただいまの1,199万円ですが、統合中学校の基本計画を策定するものでございます。基本計画につきましては、基本理念、どういう中学校をつくるか、あるいは建設用地の条件、周辺環境を含めた法的条件の資料及び建設の規模、施設の数、設備、その機能等の検討を行いまして、それを基本計画として基本の構想及びレイアウト図に落とす作業をしていただくという基本計画の策定業務でございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) ありがとうございます。専門的な部分もあってわかりにくいものもありますけれども、町のほうとしてはこういった方向性といいますかそういった内容を含んだ形で今後そうしたものを依頼していくのか、あるいはこの計画策定の業務委託料でございますので、どういった手法でこれらに参画、あるいはしていただくようなことも考えているのかどうか。プロポーザルとかそうしたものでこうしたことに踏み込んでいくのかどうか。その辺ももしご答弁いただけるのでしたらお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) あくまでどういう中学校をつくるかの基本計画を策定するわけでございます。これをもとに今度は設計等の作業に移るわけですが、コンペがいいのかプールがいいのかも含めてこの基本計画でそれを作成の支援をしていただくという、基本となる計画の委託料でございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) 大変限定した内容の部分で今のところはそこまでの分だということでございますけれども、今後最終的にこうした部分、決めていくというふうになりますと新たにこうした部分では審議委員会なりいろいろなそうした部分も必要になってくるのかなというふうに感じますけれども、その辺について、最後、ご答弁いただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) お答えいたします。この基本計画をもとにどういう施設の規模がいいのか、施設の数がいいのか、どういう学校づくりがいいのかというのを決まりましたら、それをもとに今度は庁内検討委員会、あるいは蔵王町内の学校関係者、あるいは一般の方等も踏まえた検討委員会なるものを組織して、そこで新設の中学校がどういうのがいいのかというのを具体的に検討するための基礎資料の今回は業務委託ですので、今後これができた後に町民の代表、あるいは学校関係者等で組織する協議会、検討会なる組織ができていく、そこで検討されるものというふうに認識しております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 今の松ア議員の質疑にちょっと踏み込みたいと思います。課長、こいつは基本理念とかつくるように話しするということなんですけれども、学校の建設の建物の部分を含めましてこの辺のところやるとは思うんですけれども、基本の計画をつくるに当たって今の答弁では検討委員会の設置をしたいとか住民の代表の方たちといろいろ話したいというふうな答弁がありましたけれども、内容によっては住民父兄に説明を随時細かくしていくべきではないかと思うんです。それから、この委員会をつくるに当たってもそれなりの人選というのが必要になってくると思いますので、これからのことでしょうけれども、もしどんな方とかどんな人とかそんな何かがもしあれば教えていただければなというふうに思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) お答えいたします。まずはこの基本計画をつくって、それを土台に住民の方とか学校関係者でたたき合ってもらう。その基本となる資料をつくっていただく業務でございまして、具体的に申しますと施設の数、例えば学校の校舎だけではなく体育館、あるいは部活棟というんですか、武道場、あるいはそういうものも必要なのか、プールも必要なのか、レイアウトはどうするのか、グラウンドは野球場だけでいいのか、サッカー場だけでいいのか、そういうのも含めてまずここで基本計画なるものをつくっていただいて、それをもとに、これの後に住民の代表とか学校関係者でそれをたたき台としてもんでもらう。その基本となる計画の策定業務ですので、どういった方を選ぶのかとかはこの計画ができてから、それ以降に具体的に決まっていくということでございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) わかりました。それで、基本計画つくることなんですけれども、つくるのに対して策定委員会とか委員みたいな人が多分入るようになってくると思うんです。ただ単に委託するだけではなく、基本計画つくるためには基本計画つくるための委員会なりが必要でしょう。であれば、その委員会の要するにそのメンバーは課長とかにはなるとは思うんですが、その辺のもしわかればお答え願います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) どういう委員がいいのかというのは先ほど答弁しましたが、あくまでこの基本計画の案ができてから、その計画で本当にいいのかというのをその後に検討してもらうための資料であって、この策定業務がそのまま基本計画になるとかそういった考えではございません。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 実は今この問題なんですけれども、1,190万円の問題。これで基本のこれを開発計画というのはこれを進めさせてもらわないと開発計画というのがとれないんです。ですから、まずこれは基本の中のまた基本としてこれをまず進めさせてもらう。ですから、ここのところの中に委員会のメンバーだとか云々というのはまだその後の、まず開発計画書を許可認定するためのこういう設計が必要だということでありますので、簡単に言うとそういうことなんです。ですから、ご理解いただきたい。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 流れ的には理解はするんですけれども、基本的な基本の部分の基本をつくるというふうなことに対しては基本をつくるような委員会が必要だと思うんです。ですから、その辺のところは例えば町長部局でつくるのか、そういうふうなことを私お聞きしているんですよ。ですから、その辺の要するに基本と言われる基本をつくるその委員の方たちはどのような選定をなされるんですかというふうなことをお聞きしているんです。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 本当は教育委員会でお話ししてもらえばいいんでしょうけれども、今お話しされることよくわかるんです。けれども、そのためには簡単に言うと皆さん自分で家をつくるにしても何を土台をどのようにしていったらいいかとか、簡単に言うとラフ案、ラフ案がないところに議論というのは出てこないと思うんです。ですから、白紙の中から議論してもなかなか難しい。ですから、そこのところでラフ案的なものを、簡単に言うとラフ案的なものかなというふうに私なりのわかりやすくとそういった考え方であります。

議長(佐藤長成君) 委員会をどうするのかという質問もありましたので教育総務課長。委託に当たっての。教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) 新設中学校をつくるための委員会、協議会での構成メンバーだと思うんですけれども、当然それは町民の代表者、あるいは学校関係者、学校関係者というものは例えば校長会の代表とかPTAの代表とか普通の先生の代表とかということで組織されるものと思います。ただ、今回の補正予算についてはそれらをつくるための開発行為をするための4万9,000平方メートルという広大な敷地なものですから、いろいろな許認可が必要になってきます。そのための基礎資料をつくっていただくという補正予算でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。15番馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 同僚議員の質問に関連するんですが、今9月議会の補正で上げてきました今の問題。ということは、課長と町長の説明で大体内容的なものは理解しました。今後のこの基本的計画を策定する上においてのタイムスケジュールはどのように持っておられるのか、それをまず確認させていただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) タイムスケジュールということでございます。今年度の9月補正でこれを認めていただいた後に基本計画の策定に入ります。その後に宮城県に対して予定地の開発、ここに建てていいかという開発行為の許可の申請が入ります。それが年度内というふうに認識しております。来年度以降、造成の設計、その後に建設設計というような流れになると思います。建設予定では令和8年の開校を目指していますが、少しでも早くこれを進めるということで9月補正に提出させていただいた次第でございます。

議長(佐藤長成君) 馬場勝彦君。

15番(馬場勝彦君) 私ね、課長。今聞きたかったのは先ほどから課長の答弁の中に開発行為を含めた構想的なものを手続等はわかります、これが年度内に。あと、学校関係者とか運営とかそういうことも含めて実施設計に入るような説明に私さっき受けていたんですよ。今の課長の説明ですと、今回計画策定委員会つくるのは約5万平方メートル近くの土地でありますので、これに対する開発行為とかさまざまな要件を一つの基準、計画をつくらなければ前に進まないのはわかるんですが、私もう一つ聞きたかった、学校を実施設計に移っていくですよね。来年度に用地を客土とかしていろいろありますが、スケジュールと言ったのはどの段階で関係者の意見を聞きながら最終的実行計画に持っていくのかも含めたスケジュールを確認したかったんです。これがなければそれは進まないわけですから、それをもって町民の皆さんとか学校関係者とかいろいろな方々の意見を聞くわけですから、その今後のスケジュールを確認したかったんです、これを進めるにおいて。これができなければそこに進むはずないので、それを再度もう一度確認させてください。

議長(佐藤長成君) 教育総務課長。

教育総務課長(福地実幸君) まず、造成の設計に令和2年から3年を見ております、土地の造成です。その後に校舎の設計、基本設計、それに2年見ております。建築工事に3年見ております。という現在のところのスケジュールでございます。

議長(佐藤長成君) 教育長。

教育長(文谷政義君) 私からも補足をさせていただきたいと思います。まずこのスケジュール的なものの中で中学校の用地が確定いたしました。それに対する地域の皆さんへの説明、このところがまだ十分でございませんので、この後、地域を回らせていただいてその用地がここに確定いたしましたというご報告とあと皆さんのご意見をいただく機会を、説明会をさせていただきたいというふうに考えております。その後、こちらから造成、設計と進んでいきますが、それとあわせて組織をつくりまして皆さんのご意見をいただきながら進めていくようになるかと思います。具体的にはこれからまたもう少し検討して答えさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。14番平間武美君。

14番(平間武美君) 済みません、議長。57ページ、歳出の件で上から3段目、本庁舎喫煙所設置工事費783,000円とこういうのが出てきました。愛煙家の立場からしますと、昨今のこの禁煙風潮といいますか毛嫌いする、押し込める、そういう風潮が強い中でしようがないかなという感じはしますけれども、今ある喫煙所というのは前回予算120万円でした、今あるところは。今回783,000円という安いといいますか低い金額になっていますけれども、まずどこにつくるのかということをお聞きしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(今村敏男君) お答えいたします。現在2階の屋上にありますけれども、そこを出まして左側の庁舎の壁を利用してつくることを考えております。西側です。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) そうしますと、今現在ある喫煙所、きのうなどは大変雨漏りしていました。120万円もかけるのに雨入ってきて座れない、半分ぐらい座れない状態。今回この783,000円の安い金額ですけれども、雨が降ってこないようなきちっとしたものをつくるのかどうかということと、今現在ある120万円、あの場所はどうなるのか。それもお答え願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(今村敏男君) お答えいたします。今回考えているのは今言いましたとおり、壁を利用して屋根つきのいわゆるバルコニー、でき合いなんですけれども、あるメーカーでつくっている。その屋根つきのバルコニータイプを利用するというようなことです。ですから、屋根もかかっているのでもちろん雨漏りすることなく利用できるということになります。現在の場所は、現在の椅子とかあの辺利用できるものは利用したいんですけれども、あの場所はなくなるということになります。屋根は残します。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) わかりました。ちょっと話ずれますけれども、ある学者の本を私読みまして、長生きをしたければたばこはやめないほうがいい、こういう本を書いている学者もいるんです。今まで何十年も吸ってきた人がばたっとやめると体の調子がおかしくなる。そういうこともあるので、世間一般の風潮が何か悪いことやっているように押し込める、これは私はいけない。嗜好品ですから。私なんかはっきり言って高額たばこ税納税者ですよ、はっきり言って。1日2箱ですから。だから、人をいじめるというかいじめにもつながる。私はこういう哲学的な話になってきますけれども、できるだけ雨漏りとかしないようなすばらしい喫煙所をつくっていただきたい。それはひいてはたばコミュニケーションにつながるんです。私は本当たばこ吸うところでたばコミュニケーションはすごくいい。いろいろな情報が入ってくる。これはたばこ吸わない人にはわからないというようなことなので、そういう利点もたくさんありますので、すばらしい喫煙所をお願いしたい。そして、いつまで、いつ完成するのか、これだけ最後にお聞きしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 総務課長。

総務課長(今村敏男君) お答えいたします。平間議員おっしゃることはわかるんですけれども、これはあくまでも改正健康増進法に基づく対策でございますので、ご理解願いたいと思います。

  いつまでかといいますと、今回予算がお認めいただければすぐに業者のほうに発注しまして、物が多分あると思うんですけれどもまず11月、これから2カ月、11月ごろまで、末まではできるものかなと考えております。物の在庫によりますけれども。よろしくご理解願いたいと思います。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。12番加川 敦君。

12番(加川 敦君) 63ページを中心としたところなんですけれども、道路維持費、これはえぼしスキー場へ上るところの道路の融雪関連でえぼしスキー場の経営等が芳しくないので蔵王町で負担をお願いしますよと言われたことによる負担増加と思うんですけれども、整理しておきたいんですけれども、このうち、多分需用費と委託料ですか、それから歳入のところのえぼし高原線電熱線使用電気料負担金880万円もマイナスになっていますからこれは負担増になったということだったと思うんですが、これも含めて今回のえぼしスキー場の融雪関連でどのぐらい予算がふえて、歳入が減って、そこを整理させていただきたいんですけれども。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。この前の全員協議会の資料にもありましたけれども、総トータルで一般財源の持出額が2,020万円ちょっとふえるようになります。先ほどえぼしスキー場で負担していた分の町で負担というお話でしたが、この道路につきましては平成5年度に蔵王町が町道に認定しておりまして、認定すれば全て施設に関しましては本来であれば蔵王町で負担すべき費用であります。それをえぼしスキー場のほうでこれまで、本来であれば町が負担するものを負担していただいたというものでございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 加川 敦君。

12番(加川 敦君) そうすると2,020万円、これからずっと負担増ということですよね。今年度だけではないと認識しておりますが、それでこれは随分大きなこと、金額でもございまして、我々としても単純に通せないという案件だと私は思っています。それで、これはいつごろ相談があってどういう検討をしたのか。今までやっていることをそのままやればいいやというふうに見えるんですが、どういう解決策があるというほかの検討もされたのかどうか、それをお聞きしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。ことしに入ってからえぼしスキー場さんのほうからいろいろご相談は受けておりましたが、その代替策というものも考えられると思いまして町のほうでも検討いたしました。先日の全員協議会のほうでもご質問が出ましたけれども、除雪で対応できないかというようなご意見もありました。その辺につきましては本来であればエコーライン、すみかわスキー場のほうは県のほうで除雪して対応していますけれども、あそこの場合は除雪ステーションが下にありまして24時間体制で管理しております。えぼしスキー場のほうは町のほうで委託業者にお願いしまして10センチメートル以上雪が積もれば除雪をお願いしております。除雪の時間といいますのは朝通勤時間前に全て開放するということで、7時までには開放するようにしていますけれども、その後、業者さん24時間体制で待機しているわけではなく、その後本来の業務の建設工事の現場に出かけてしまいます。そういうことで、日中雪がまた追加で降った場合、えぼしのところまでまた戻ってきてかくわけですけれども、そうなってくるとどうしても多少除雪しても雪が残ってしまいます。その間に車も通りますので圧雪状態になってしまいます。それをそのまま今のスタッドレスタイヤで上ろうとしても、昔であればスパイクタイヤというものがありましたけれども、それも粉じん公害で禁止になっておりましてそれがなくなったものですからえぼしのほうで融雪施設を整備して何とかスキー客をお迎えしようということで整備が始まったわけですけれども、その代替の作業として除雪では対応できないということがわかっておりますので、今回どうしても負担せざるを得ないという結果になっております。以上です。

議長(佐藤長成君) 加川 敦君。

12番(加川 敦君) 今エコーラインの例をお話しいただきましたけれども、エコーラインもある時期になりますとこれから上はチェーン装備というふうになっていますね。ですから、スキー場もそういうことをやれば、スパイクタイヤは今禁止されていますけれども、できないことではないと思います。例えば、山形側のスキー場までの経路、随分勾配がきついんだそうです。11%あるところの童子平といったかな、そこは除雪のみです。チェーン規制をしているだけなんですよ。事故もないということでしたので、課長、それは融雪しないといけないということではないと思います。それと、ことしに入ってというお話でした。随分短いと思うんですよね。こんな短期間にこんな重大な金額のものを判断できたかな。もうちょっと検討の余地があったのではないかと思いますけれども、もう一言お願いします。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 今お話しされた件については建設課長が言ったとおりですけれども、この案件については以前から担当課、観光課とやってきているところであります。1つは名古屋鉄道の時代、名鉄の関連会社の時代です。その時代時代によってスキー場の、えぼしスキー場でありますけれども、えぼしスキー場が元気で黒字の時代は町道であっても全面除雪をしてもらっていたという形があります。そして、それから今度はわかさいも、北海道の会社でありますけれども、その時代も若狭さんが一生懸命頑張ってもらって、そしてやってもらっていた。ただ、今の会社になって急激に少子高齢化、少子化とそれとスキーブームといいますかそういったことが大分少なくなってきた。そういったことで、なかなか会社のほうも経営が厳しいということで、担当課のほうには大分相談もあって、ただ、どうしてもこの前全員協議会を開かせていろいろと説明させていただいたとおり、どうしても今シーズンに当たってはいろいろと厳しい中でぜひひとつお助けをしていただきたいということで蔵王町としては蔵王町との町道の部分に当たってのできるだけの支えをしましょうということでの提案でありますので、ご理解賜りたいというふうに思っております。

  もう1点ですが、山形と同じそういう、ただあそこは地形的なことが全然違うんですね。ですから、例えばアイスバーンになってしまうんですよ、実は。加川議員さんも足運んでいるかと思いますけれども、ですから、いろいろな工夫たくさんやってきたんです。ですから、パウダースノーだとかただ雪だけで圧雪されるんだったらいいんですけれども、あそこは特にペンション地域の中、そこは完全に溶けてそして圧雪ではなくアイスバーンになってしまうんですね。そしてそこがでこぼこになったり滑って事故を起こす。そんな中でいろいろと名鉄の関連会社の技術なども使いながらそこで考案されたのはタイヤ、両サイドのタイヤの下にそういうロードヒーティング、循環でそのお湯の循環で溶かすようなことを考案したということでありますので、ご理解賜りたいというふうに思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。1番齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) ただいまの同僚議員の質問に関連してなんですけれども、この間の全協のときに企業努力をお願いしたいというお話をさせていただきました。電熱ヒーター部分、これは町でお願いして県で設置したものでございますので、ここについてはえぼしペンションの上ですけれども、やむなしなのかなと私個人的に思っておりました。その上のA工区についてはこれは宮観、当時の宮観で設置したものでありまして、そういうこともありまして前回の資料をいただきますと平成29年度では冬期間の入り込みも若干改善されておりますし、グリーンシーズンも若干の改善されている状況でございます。なお、今年度12月末までには何とか私の懸案として前からお話ししております姥ヶ懐のトンネルも開通するようでございますので、これに期待してできれば企業努力もある程度お願いして今回は2,000万円という全額というところまではいかなくても幾分かの企業努力をお願いできないものかなというのは前回も質疑をさせていただきました。そういったことで先ほどの質疑内容を見ますとそれについての検討はされなかったのかなというふうに残念でございます。

  それで、この間の東根区への特別交付金270万円、この際には議員の皆さんで大いに議論したところでございます。今回はその額も2,000万円といういろいろありまして、これが町単独でどこからも特交で来るわけではないし、県の補助金もあるわけではないし、町単独でこれを負担しなければならないというこれはこれからいろいろな町の事業を控えております。金のないところで、今回も財政調整基金7,000万円を取り崩しましてその財源の一部に充てているわけでございますけれども、こういったことで非常に大変なことだなというふうに思っております。これについて町長の考えをお伺いしたいんですが、これをすることによって幾らかでもいろいろな今後の観光振興計画を新たにつくり直して観光振興並びに地域活性につながって、このようにつなげていくんだというそういう考えをぜひお聞かせいただきたいというふうに思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 基本的なことはよくわかるんですね。観光振興にやっていく、ただ、齋藤議員が一番ご理解かなというふうに思っていたんですけれども、農林観光のほうに担当しておりましたので。今のえぼしスキー場の経営状態なんですけれども、実はここ数年ずっと赤字なんですよ。その赤字も大きな赤字なんです。ですから、去年の新聞などを見てもらってもわかりますように、政府機関の金を融資を受けながらやっているわけですね。ですから、これ以上スキー場が厳しくなってくるとどうしても経営者という立場からいった場合にはなかなか大変になってくる。ですから、ここで町が助けないとというか議員の皆さんにも一番理解できる範囲の中での今回のお願いという形を提案させてもらっているわけですから、その辺については私が、蔵王町がお二人がこの株主としてなっているわけですから、全くの民間ではなく蔵王町としてもそういった状況を、そして議会を代表して議長も株主になっているわけですから、そういった面をぜひひとつご理解いただきたい。あと、その中で今お話あった特にインバウンド等々を含めて、そしてスキー場としても冬だけではなく夏山のグリーンシーズンにも力入れて大分来ております。しかも宮城大学との企業とそれと大学の連携をしながら。それとあと企業努力として大河原町、仙台市南吉成にもお店を持って、そこで黒字をやったので実は補塡しながらスキー場の補塡をしながら今やっているんだけれども、なかなか今赤字状態にもう数年続いてきているということであります。ですから、会社経営がうまく順調にいっているのであればあれでありますが、そういった面で町の町道でありますのでその辺をご理解していただきながら、そして経営者としてしっかり今後も頑張っていただける環境を整えるのも町の役目ではないかというふうに思っておりますので、ご理解賜りたいというふうに思っております。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 私は町長にお願いしたいのはその点ではなく、それでもって町で出すということを最終的になるかどうかわかりませんが、それを含めて観光振興なり地域振興をどういうふうに進めていくんだと。その2,000万円出すことによって町は永久的にその2,000万円を出していかなければならないんです。10年たてば2億円です。その額があればほかにこれから整備しようというものに使えるんです。それを覆すためのこういうことを町長として町の活性化のためにやっていくんだという強い決意がないと、この2,000万円というのは非常に大事な財源なんです、町にとって。それをどう考えていくかということなんですけれども。それに対して我々議員は住民に対して説明責任があるものですから、こういうことで町長の答弁はこうだったということで納得したんだという説明をしなければならないんです。そういうことができるような答弁をお願いしたいんです。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 観光振興というのは蔵王町は冬の振興というのが大きな問題だと思うんです。ですから、当時の町長なり言ってみれば通年観光に力を入れなければならないということで、名古屋鉄道に当時宮城県の蔵王町出身の副社長でいたサトウヒデオさんという宮出身の四ツ目屋の方でありますが、その方が副社長でいたんです。そこに当時の町長なり蔵王町の有力の方々がお願いに行って、そして50億円という金を投資して、そして今のえぼしスキー場ができたいきさつがあるんです。ですから、そして初めてこの冬の観光というのが通年観光になったいきさつがあるわけです。その中でずっといろいろと会社が黒字時代は、そして町道になっても会社が元気でいるときは一生懸命に頑張ってきてくださったわけです。ですから、あくまでも民間を町がやるのではなく町道なんです。町道を会社が元気なときはずっと負担してくださったという考え方なんです。ですから、そこは齋藤議員と私の提案していることが何かでき合い足らないようなところありますけれども、あくまでも町道という考え方でご理解いただきたい。町道なんです、町道。それを会社が元気なときは会社がずっとそれを負担しながらやっていたということであります。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 町道という考えはわかります。町でえぼしのあそこの部分整備して町道にしたということなんでしょうから、当然町で管理しなければならないという責任はあろうかと思います。ただ、今回は融雪関係でございますのでどこまで町が責任を負うかという難しい問題になってまいります。でありますから、町として観光振興1億円ぐらい予算を計上しております。入湯税3,500万円でございます。たばこ税については努力も何もしていなくて9,500万円入ってくるんです。これを考えますと、いろいろな手当てをして観光振興も図って、税収を上げないとこの2,000万円のうち幾らかでも税収にはね返って、地域振興につながっていくんだということであればそれはそれで広義的に非常にいいことなのかなというふうに私も思うんですけれども、その辺がなかなかうまく結びつかないのかなというふうに思っております。でありますから、先ほども言いましたけれども、姥ヶ懐のトンネルを期待してもう1年ぐらい企業さんに頑張っていただくのもいいのかなと。あと、今回は全額ではないけれども一部分、先ほど前段に申し上げました一部分について企業努力もお願いしていくべきなのかなというふうに私は考えております。もう一度、町長の考えを聞かせていただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) さっき言った通年観光、特に冬の観光というのに実はインバウンドの中で大分力を入れてきているんです。ですから、インバウンドの中でも春先からいろいろな力を入れて海外の方々、特に台湾含めてでありますが、そういったことで今度の県道岩沼蔵王線であります。あそこが村田まで岩沼村田間のトンネルも12月に開通します。それにあわせて観光振興というのも考えながら、そして空港からの今バスも出しているわけでありますが、秋口ぐらいからやっと去年から計画やったのが、方が、そのバスも利用するようになってきていますが、さらに関係、当然スキー場の経営者とも、そして観光協会、物産、それで旅館関係の組合の皆さんともしっかりと対応して、そして収益が見えることを当然これからもやって、それで数字で見えるようなことをやっていかなければならないというふうに思っていますので、ぜひひとつその辺をしっかりと、またいろいろ側面的にもいろいろとご指導いただきたいというふうに思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。13番伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 関連してなんですけれども、あの町道は以前は県道だったという話を聞きまして、県道のときに融雪の装置をつけたというような話で、それが町道になっていったという経緯を聞きまして、2,000万円の負債をいつも抱えてしまう蔵王町にとってそういうの県のほうにも助けてくださいというお願いはできないものなのかななどというふうに思っているんですけれども、町長、どうですか。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。えぼしスキー場がオープンするに至りましたのは昭和52年なんですけれども、えぼしスキー場の建設事業が決定いたしまして、それと同時に、休養村の別荘地の一番最後からえぼしスキー場の駐車場まで県の観光課のほうで道路をつくっております。それからその敷地の中を第三セクターの会社、あとはもちろん名鉄も入っているんですけれども、そこのほうでスキー場を造成しまして整備しまして昭和5412月にオープンいたしました。それで、その後、順調にスキー客は伸びまして昭和59年には51万人までふえているようです。ただ、そのぐらいふえたものですから……。

  そういうふうにふえまして、先ほども以前にも話しましたけれども、スパイクタイヤの件なんですけれども、平成3年から禁止になりまして、その後、登坂能力の悪いスタッドレスタイヤが普及したわけですけれども、それで前の蔵王ハイツのちょっと上にチェーン着脱所を町のほうで設置いたしました。ただ、チェーン着脱所も……。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 建設課長、真面目ですから詳細に。今お聞きしているのは、東議員がお聞きしているのは町道と県ということをどうなんだということでありますが、あそこのペンション分譲地の一番最初、最後までは当時は第三セクターでやっていたんです。このスキー場ができることによって50億円の中で民間の名鉄がスキー場をつくってくださった、駐車場まで。その間を県が第三セクターの、今言ってみれば今の分譲ペンション村の先端からスキー場までの間を県が整備してくれたんです。だから、一番急なところを今も電熱線も県がつくってくれた。けれども、御存じのとおり、コスモス街道だとか全部国が農道を整備してくれて、けれどもそれが終わると全部移管するでしょう、町道に移管したり白石の分は市道に移管して蔵王町の区間は町道に移管したり川崎の分は川崎に移管したり。それと同じようなことなんです。県も、県は整備してやってくれたけれども、けれどもそれがちゃんと二、三年後には全部町道に移管して、あとは蔵王町がしっかりとそれをしなさいということなんです。ですから、いきさつはスキー場が開発50億円の投資しながら開発してきた。そしてそこに町の部分は道路があったので、けれども上は県が開発、道路をつくってくれたということであります。けれども、それが町道の町に移管されたということで、町道になっているということであります。

議長(佐藤長成君) 伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 県のほうに補助とかそういうのを求められないのですかという質問だったんですけれども、その質問を私3回しか質問できないんですよ。そしてもう1回1番目の質問を今言って終わりにすると、あと1回しかないんです。だから、次の答えるところに入れてください。

  それで、町道というのは住んでいる人の生活道路そのものが町道だと思うんです。ところが、融雪設備のあるところ住んでいる人いないでしょう、上のほう。スキー場があるだけでしょう。企業だけのためにそういうのをつくっている。もちろんその企業、蔵王町にとってえぼしスキー場でなくしてはならないものです。私は思う、本当に。でも、赤字だ、厳しいという中で町がこれからずっと負債を背負うような形になってしまう。ことしだけではない、来年も再来年も。だから、そういうところを県に蔵王町を助けてくださいと言えないものかなと思って最初の質問だったんです。蔵王町にえぼしなくなったらえ、えと日本中の人びっくりするようなことだと思います。なくしてはいけないと思う。先ほど齋藤議員が言いましたけれども、企業努力、それはいつでも企業努力が必要だと思うんです。だから、私は具体的に言えば50%ぐらいの、2,000万円だったら1,000万円ぐらいのところで企業努力をお願いしたいというふうに言いたいと思う。その辺、町長、どう思いますか。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) 先ほど来スキー場のこの融雪費用のことについて一般財源ということでご質問いただいております。私のほうから財源的なものをまず説明させていただきます。東議員がおっしゃるとおり、えぼしスキー場、なくなるというようなことが仮に発生しますと非常に蔵王の冬の観光、影響が非常に大きいのかなというのは全く同意見でございます。そうした中で、除雪費用ですが、先ほど県でつくったのでということでございますが、除雪費用のルールでございます。一定部分は普通交付税の中に除雪費として算入されております。それで、これを超える部分、一定費用を超える部分については実は除雪費用、特別交付税の対象というふうになってございます。ですから、今回補正させていただきました金額でございますが、これは算定してみないとわからないんですが、今までの除雪費プラスこれがふえるということになったときに、全額とは言えませんが一部が特別交付税というものの対象になる可能性は高いだろうということでございます。そういった意味で、県補助というよりもこれは我々寒冷地に住んでおりますので、国の交付税の算定上交付されるものと。ただし、交付税ですので一般財源という扱いでございます。その辺は特定財源ではないので区分上県からの補助のような特定財源という形には入ってきませんが、そういうことで財源はまるっきり我々の税金というよりもそういったルールで配分されるということをまずご認識いただきたいと思います。私のほうからは以上でございます。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 県の支援方法でありますけれども、完全に蔵王町になって20何年も30年もたっていますので、県のほうとしては例えば道路が改修工事をするのであれば県を通じながら国からだとかもらえるということもありますし、ですから、改修だとかそういう融雪を新しく切りかえていくというときだったら補助をできるかと思いますが、今の現状からいった場合には県はずっと担当課で話もしてきているんですけれどもなかなか難しいということでありますので、ご理解いただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 伊藤 東君。

13番(伊藤 東君) 企業努力というのは齋藤議員のことで言ったわけですが、民間企業が儲かっているうちは税金も入ってくるしよかったなどといって、それが儲からなくなったときにどうするかなどというのは非常に町として難しい判断をしなければならないというのはわかります。でも、町長が話しているのが厳しいとか赤字なんだよね、町道だからね。だから2,000万円を出す、それがわからないんですよ、私は。企業の決算書などは見ていないからわからない。株主だったら見られるかもしれませんけれども。そういうものさえ資料提供を願うと言ったら出してもらえるのかと思うわけです。それで厳しいんだと見ればある程度わかりますよね。その後です、では議会としてどうしようかというのは議会のみんなで話し合って、企業努力もしてもらって、そうやって町が幾らなら出せるかなとかそういうふうな議論になっていったらいいなと私は思うんです。全員協議会に出たときにはそんなことは全然思わなかった。危ないから助けなければ、それはそうですよね。蔵王町よりもえぼしスキー場のほうが有名ですから。だから、今後どういうふうにしていくかというと、今100%出したら毎年毎年そういうのが来てしまう。企業努力どうなったかというのは問えなくなってしまうのではないのかなと思う。私はそういうふうに思うんです。だから、本当に今の町長の気持ちみたいなものを聞かせてほしいと思うんですが。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) まず一つは会社の決算状況であります。私も議長も株主でありますから、あとは担当課、部署でそれの関連する部署では決算状況を見せてもらっております。ただ、これが開示できるかどうかというのは株主、上場しているわけではありませんから、これについては今この場で私の判断はできませんが、ただ、さっきからずっとこの前の全協でもお話ししているのが蔵王町の町道であるということなんです。ただ、それが今までは会社で頑張って町がいろいろとお客様が衝突だとかスリップ、衝突、たくさん繰り返してきたのでそういったことをいろいろと考えてやってきたのが融雪の道路をつくったということなんです。ですから、ただ、会社が町の道路にいろいろと町と協議をしながら、そして民間でずっとやってきてくださったんです。ただ、今隣接のスキー場見てもそうでありますが、大分町が補塡しているんです。そういったことは蔵王町は一銭も補塡していないんです。ただ、会社経営が厳しい、黒字なんです。厳しいのではなくさっき言っている黒字。黒字ではなく赤字、赤字なんです。この赤字が何年間も続いているということなんです。ですから、そこで会社としてはもうこれ以上町道に私たちとしては負担してあげるのはもうできないということで、新聞等でも見てもらっているかと思いますけれども、会社としてもいろいろな金融機関からも融資を受けながらいろいろな努力もしてきているんです。そこでどうにか町道の分については町でひとつよろしく、簡単に言うとお返ししますという考え方なんです。ですから、これから負債がずっと、スキー場の負債をずっと町がなぜ払わないのかということではないんです。スキー場の負債をずっと払っていくということではなく、町の本来の町道を会社がこういう状況になったので町で直接やらざるを得ない状況になったという考え方でご理解いただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。加川 敦君。

12番(加川 敦君) 今議論しておりますポイントの予算につきましては、まだまだ金額が大き過ぎる。それから補正予算で決めるような問題ではなさそうである。住民の同意が得られそうもないということから、私は予算編成替えの動議を提出いたします。

議長(佐藤長成君) ただいま12番加川 敦君から予算案の組み替え動議が提出されました。

  この動議は所定の賛成者がありますので、成立をいたしました。

  予算組み替えの動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることについて採決いたします。

  この採決は起立によって行います。

  この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに賛成の方は起立願います。

     〔起立4名〕

議長(佐藤長成君) 起立少数であります。したがって、この動議を日程に追加し、追加日程として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることは否決されました。

  それでは、質疑を再開いたします。ほかに質疑ございませんか。10番村山一夫君。

10番(村山一夫君) 先ほどから町長が、町道だから、町道だからというもの自体が、あれは専用道路と同じだと思います。普通でありますと、青梅市のほうに行きますと道路は専用に使っているんだから町道、あそこは私道ですけれども、私道を使っているものに対してはあそこでは法定外目的税という税金をとっております。だから、それをとっていたのと同じものだと私は考えていたんだですが、まるっきりそれを免除するということになってくると専用道路という考えではなくなる。では、あの道路がどこまで通じて行っているのかということなんです。普通であれば行きどまりとか何かまで行くのであれば専用道路である。そういう考えからいくと法定外目的税というものを税金としてとっている。全国でも結構いろいろなふうな税金とっております。ですから、そういうものからいったらその税金を払っている蔵王町には法定外目的税という税金はつくっていないから半分出させているのかと私はずっと思ってきたんだけれども、町長があれは蔵王町の道路だから構わないんだ、あるものに対して蔵王町で全部するんだというような格好なんです。だから、その考えがどうなのか聞きたいです。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 村山議員の今法定外という、それは私も勉強してみないとわからないし、担当課長はわかるかと思いますけれども、ただ、いずれにしても全国、県内でも全国でも大体スキー場までのあれというのは市道だとか町道だとかになっていまして、市なりそれぞれ行政がバックアップしてあげている。除雪に当たってもそうやって認められているところが大半多いんです。ただ、その辺が蔵王町の場合は、さっきから言うように民間のほうでそれをやってくれた。そういった面で誤解を受けるような感じかもしれませんが、ただ、会社が赤字で大変な状況になる前に少しでも軽減というか町でやれる、そして町民の皆さんたちに理解できるところでのあれはしてあげるべきではないかということであります。

議長(佐藤長成君) 村山一夫君。

10番(村山一夫君) 町長もあそこを10年以上恐らく通ったんだと思います。あの道路に対して、あれは別荘で道路、別荘のある分は別荘やっている人たち、開発の人たちがやったんだと思います。そういうことからいくと、道路構造上どうだったのか。別荘の人たちは規格ににあわない道路だって何だってみなつくるんです。それが蔵王町でやっている道路構造上どうだったのか。Rのとり方、片勾配、そういうものに対して町長走っていて都合悪いとか何かというのは考えたことありましたか。その道路構造上が悪いために事故があったかどうかもわからないですよね。そういうのを検討したのかということなんです。そして、あそこの道路を歩いても速度制限が何キロメートルですか、実際。あの勾配滑ってだめだとか何かという、アイスバーンの上りとか何かというのであればチェーン装着でしょう、普通。アイスバーンの上りであれば。平らだからしようがなく普通走っている。警察でもしようがないだろうと。でも、スキー場当たりの勾配が急だというのであればチェーンはかなければならない。滑って止まらないんだったら。それが普通でしょう。そこのところを俺は四駆だからとか何かと早く走れた。だから、実際あそこの勾配に町長行って、速度制限が何キロメートルのものが出ていますか、何も出ていないですよ、恐らく。だからみんな適当に走るんです。事故起きてもここはR20とかになれば最大限20キロメートルとか何かとあるでしょう、このRによっては。そういうのが決まっているんだよ、普通は。それを構わないでそのぐらいの道路があってもそのまま構わないでおくからみんな当たり前のような走り方で、事故起きれば道路が悪いとか何かと言われるんでしょう、恐らく。町が悪いとか。だから、そこの道路のカーブだって何だってRによって速度制限というのはあるんだから、それに対してのそういう制限とか何かもきちっとして道路がこういうことが起きるんだからそれの対策をやってもだめだから、今度は蔵王町で全額持ちましょうというならわかるんだけれども、何もそういうことをしないでだめだから、赤字になるから持ってやるんだというのは考えがおかしくないかなと思っているんです。町長、違いますか。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) そこまでの、でも今までの過程の中でいろいろなことずっと町道としての認定をしていくだとか、県だとかあとは警察当局含めてその辺のあれクリアして今の町道だとかスキー場までの、ただ、いろいろな勾配の関係でそれぞれの自然環境の中での道路のあれがあるかと思います。ただ、一つはあそこのところに融雪を使わざるを得なかったというのはこの前も全協で私お話し申し上げていますが、あそこのところにニジマスの養鱒場があるんです。そして、大分砂をまいて春先になってしまうと当然その砂が流れていく。砂をとったとしてもたくさん残って、そしてその魚が亡くなってしまう。そういったいろいろな今の問題もありますでしょうし、そういったものがあって、その中でいろいろな中で開発されたのがさっき言ったパイプ式の循環式のそれが名鉄の研究開発のほうで、研究所のほうで開発されたということなんです。ですから、あそこまで行くまでもいろいろな手で押したり、事故がたくさんあったり、そういった場所ではありました。ただ、それは今村山議員が言われるようなそういったいろいろな道路の状況等であるかと思いますが、それについては、ただ、警察当局がそうやって認めた、公安が認めた。ただ、そこのところは私もちょっと余りついついなれて走っているとどうしても気がつかない面もありましたんですけれども、ただ、一般の道と違って特にあそこの分譲地過ぎたところからは急勾配のどうしても地形的なものがあることは存じているところでもあります。

議長(佐藤長成君) 村山一夫君。

10番(村山一夫君) 町長が言うのも私もわかります。でも、だからその前に公安委員会が道路と認めたと、道路なんかどこだって認めているでしょう、だって。道路の勾配が余り急だからこれはだめだとか。今補助事業として8%以上はだめだとかと言っているように、そういうものがそれ以上のものをつくってはだめだと。それ以上は一般には危険だからという意味合いがあるんでしょう、恐らく。そういうものについて、別荘の開発する人たちがこのかんと、縦断勾配ではなく横断のカーブに対しての勾配、こういうものに対して、そういうものまでいろいろなふうに検討しないうちに、ただ金出せ出せというのはおかしくないかと私は言っているんです。そういうところから直す分は直すとか修正する分は修正していかないと、金出せ金出せと永久に金出していくのではうまくないでしょう。そういうものを直した結果、そういう除雪で間に合うとか何かという方向にならないのかということをしていかないとだめなのではないですかと言っているんです。そう言っているんですけれども、町長は、私も10年も町長言ったから何とかここの道路がおかしくないかとか何かと感じなかったか何だか、それは人によることですからわかりませんが、そういうことなんです。

議長(佐藤長成君) 建設課長。

建設課長(佐藤耕造君) お答えいたします。確かに今おっしゃられたとおり、あそこの勾配は最大で12%区間があります。確かに国の構造の基準上、積雪寒冷地であれば8%以下にすべきという規制がありまして、最大でも10%、それ以上は望ましくないという構造になっております。ただ、あの道路をつくった時点では国の補助も受けずに会社で独自に設計をしてつくった道路でありまして、そういう12%の道路ができております。今お話がありました縦断勾配はもう既にあのように家が張りついているものですから変えようはありません。あと、横断勾配につきましては多少は片勾配、平らになっていたりして車が走りにくいような場所もありますので、その辺はできると思いますけれども、それ以上改良したからといって上りやすくなるかというとちょっと難しい面もあるかと思います。あと、速度規制の関係なんですけれども、そちらのほうは公安委員会のほうの事故率とかの関係でいろいろ設置されるものと思いますが、町のほうでも規制速度に関しては所轄の警察署にご相談して、その辺規制してもらうかどうかお願いしていかなければならないと考えております。以上です。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。大分時間、休憩なしで進めておりますけれども。一般関係のみ審議したいと思います。質疑ありませんか、ほかに。大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 59ページ、老人憩いの家の管理についてお伺いしたいと思います。ここに委託料と工事請負費ということで井戸の調査というふうなことなんですが、何の調査なのか詳しくわからないのでこの説明と、それから工事請負の排水管改修なんですが、これのほうの詳細説明をお聞きしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(平間勝文君) お答えします。井戸の調査費用の委託料でございますが、実はことしの1月と2月に黄金川温泉に緑の砂がまじっているということで営業ができない日がありました。それで、現場確認のほうをさせていただいたところ、業者のほうにも入っていただいたんですが、原因として考えられることが黄金温泉はご案内のとおり酸性が強く、鉄管がさびやすい温泉成分でございまして、そこの中で井戸内部で発生したスケールが離剥してピンホールができているのではないかということで、これの調査をしてみないとわからないということで今回調査費ということで上げさせていただきました。さらに、排水管につきましては黄金川温泉の田んぼのほうというか下のほう、町道の下のほうなんですが、そこのほうに排水を流しているわけなんですけれども、これもことしの1月ごろだったんですが、近隣の田んぼの所有者の方より温泉の排水が田んぼのほうに、ここ休耕田なんですが、あふれているということで連絡をいただきました。ことし、その後こちらで調査した結果、この排水管につきましては20ミリメートルの排水管なんですが、年1回ほど掃除をしながら使用しておるんですが、長年の使用によりまして内部にスケール等がたまって流れにくい状況、さらにはもともとの排水管の勾配が緩かったため、升のほうに排水がたまってそこから越流しているのかなと思われる状態でございました。長年あの辺、草が生えておりまして、休耕田ということでそれがなかなか気づきにくい状態でありましたので、今回建設課と協議させていただいてそちらのほうも升の改修と27メートルなんですが排水の入れ直しという形でお願いする予定でございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 排水管の改修については理解をしました。井戸の調査なんですが、先ほどの説明ですとピンホールがありまして調査次第では今後どうなるかわからないということなんですが、ということは、場合によっては管の入れかえとかその辺などにも発生してくるのかなと思うんですけれども、調査してみないとわからないというから最悪の場合を想定してしまうとどのぐらいの金額が今後かかってくるのかということが心配されるんですけれども、その辺のところは想像で言えというのも無理かもしれないけれども、今後どのような形の中でこういうふうなこの調査した結果出てくるのかなというそれから、今後のことも含めてもし答えられるのであればお願いします。

議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(平間勝文君) お答え申し上げます。今の大沼議員の質疑でございますが、調査をしてみないとどのような形で結果が出るかわからないところがございますので、その結果を踏まえまして、あと内部で検討させていただいて、答えを出していきたいと思います。以上でございます。よろしくお願いします。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。14番平間武美君。

14番(平間武美君) 61ページの蔵王病院の問題なんですけれども、今回も一般財源で2,6089,000円ほど補助をする、追加になっています。昨日も決算特別委員会で私もいろいろと質疑をしまして、先ほど大沼委員長のほうから指摘意見ということを出しました。これは赤字決算ということだから指摘をしたわけなんですけれども、蔵王病院、毎年入院患者、外来が減っている。会計監査委員の審査意見書によりますと昨年は1億1,400万円の赤字があった。1億1,4003,000円の赤字であった。これは医業部門だけなんですけれども、この審査意見書。大変な額ですよね。企業会計としてこれだけの赤字を抱えて外来も減っている、入院患者も減っている。にもかかわらず昨年度は看護婦さんを2名ふやしている。人件費がふえた。これは私は大きな問題だと思うんです。我が町の蔵王病院……。

議長(佐藤長成君) 平間議員。きょうは補正予算についての質疑をもらっています。補正予算について、まず移してください。

14番(平間武美君) わかっています。ですから、こういった赤字を抱えているからまた2,608万円の一般財源を投入する。この考え、こういう蔵王病院の今後の方向性を町長はどう考えていますか。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 赤字だからこれを計上しているということではないんです。例年、このようにさせてもらっているわけでありますが、これの詳細等については担当というか事務部長から、事務局長から、事務長事務長。刈田病院と間違った。事務長から答弁させます。

議長(佐藤長成君) 蔵王病院事務長。

病院事務長(佐藤浩明君) お答えいたします。今回の病院のほうへの繰り出しにつきましては、一般会計からの繰り出しのルールの中で基礎となる地方交付税の算定基準が決定したため、今回予算計上したものでございます。以上です。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) 地方交付税という捉え方をしたということなんですが、全然赤字は絡んでいないみたいな言い方なんですが、それを投入するとこれは今回始まったことではなく、過去にもずっとこういうことになってきて、こういう予算をつけたから投入せざるを得ないという考えですよね。私はむしろ先ほどの質問のきのうも言いましたけれども、蔵王病院に行く人というのははっきり言って向山、私の住んでいる向山とか宮はいません、ほとんど。同じ蔵王町の中で。だから、絡んでいるんです、全てそれが。この赤字をどのように解消していくかというのはこの一般財源にも絡んでくるんです。どう考えますか。同じ宮の人たちは宮に個人病院もありますし大泉記念病院もある、刈田病院にも行く。この辺で我が町で企業会計としてやっている蔵王町の病院、蔵王病院、地方交付税が入ったから入れるんだ。それだけで済ませていいんですか、この問題は。

議長(佐藤長成君) 事務長。蔵王病院事務長。

病院事務長(佐藤浩明君) お答えいたします。赤字ということで今回操出金を計上したわけではございません。先ほど申し上げましたが、一般会計との操出金のルールに基づいて今回、先ほども申し上げましたとおり、地方税の算定基準額が8月に決定したということで今回の予算計上ということでございますので、ご理解願います。

議長(佐藤長成君) 赤字についていろいろ話をしておりますからどうしますかと。

病院事務長(佐藤浩明君) 赤字解消に向けては一昨日の特別委員会でもお話ししたとおり、入院収益が今回減額ということになりましたので、それを解消するために看護基準体制を変更して入院収益を回復するという、回復増収確保するということで現在進めております。以上です。

議長(佐藤長成君) 平間武美君。

14番(平間武美君) これは私我が町の財政にとって今後うんと大事になってくると思うんです。このままほっぽってとおかしいですけれども、このままの状態でやっていていいのか。こういうものは、ここは我々指摘しましたけれども、経営改善ですね。経営改善をきちっとやってもらわないと我が町の財政に絡んできますので、そこをよくやっていただきたいと思います。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑ありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  ここで昼食のため、休憩いたします。午後1時15分から再開いたします。

     午前11時53分 休憩

                                           

     午後 1時15分 再開

議長(佐藤長成君) それでは、再開いたします。

  休憩前に引き続き審議を行います。

                                           

     日程第1 議案第79号 令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第

                  1号)

議長(佐藤長成君) 日程第13、議案第79号令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第79号令和元年度蔵王町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ2,3322,000円を追加し、予算の総額を137,9322,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出において予備費を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますようよろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第80号 令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1

                  

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第14、議案第80号令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第80号令和元年度蔵王町宮財産区特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、歳入予算の補正であり、繰越金を追加し、財産収入及び繰入金を減額しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第81号 令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第15、議案第81号令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第81号令和元年度蔵王町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ2797,000円を追加し、予算の総額を3億9,4673,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において繰越金を追加し繰入金を減額しようとするものであります。歳出においては下水道事業費を追加し、予備費を減額しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重ご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第16 議案第82号 令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第16、議案第82号令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第82号令和元年度蔵王町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,6908,000円を追加し、予算の総額を107,901万円にしようとするものであります。

  その主な内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出において諸支出金を追加しようとするものであります。

  次に、第2表債務負担行為補正については認知症予防トレーニングアプリ機器使用料を追加しようとするものであります。

  なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。5番松崎良一君。

5番(松ア良一君) 今町長のほうから説明もありましたけれども、認知症予防のトレーニングアプリ機器使用料ということで債務負担行為も上がってございますけれども、どういった目的の内容のものなのかについてお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(平間勝文君) お答えします。認知症予防のトレーニングアプリということでございますが、実はこれなんですけれども、東北大学の川島隆太先生の研究チームと仙台放送が運転技能向上トレーニングアプリということで去年の2月開発されたものでございます。先月、県内の自治体にということで、地域づくりの認知症予防の推進ということで自治体向けにリリースしたいということでプレゼンがありました。その内容何でございますが、このトレーニングアプリを1日20分実施することによりまして6週間実施した場合、運転機能が向上する。さらには、認知症機能と活力が向上するということで特許をとっているようでございます。これを上と協議した結果、2台を2年間導入してあがらいんかふぇの利用者やはつらつ支援事業にて地区のほうに貸し出すということで今回予算計上させてもらいました。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) ございんホールでたしか講演やっておりましたけれども、議員のほうからもぜひ提案してほしいなんていうそんな先生のお話もあったようにもお聞きしましたけれども、今回2台を入れて、そして高齢者向けの認知症予防についてこれを使っていくということで、内容というか資料等を見ますと運転技術もさることながら、そうした部分の考え方といいますかそうした部分の思考画力が上がっていくようなそんな部分もあるのかなというふうに見ておりましたけれども、これが今言われておりますように運転免許の返納とかそうした部分にも今後役立っていくのかなというふうにも思っておりますけれども、このトレーニングに当たっては使い方、これは一般のテレビとかそうしたものを使ってやっていくのか、あるいはそうした部分についての使用についてはそばにスタッフとか何かが伴ってくるものなのか。その辺についてもうちょっとお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 保健福祉課長。

保健福祉課長(平間勝文君) お答え申し上げます。今のトレーニングアプリということで、確かに運転の技能が向上して認知症予防になるということで、使い方なんですが、これはテレビにアプリをつないでリモコンで操作することによってできるということなので、これは実際ちょっとコツさえあれば誰でもできることなので、こちらのほう、先ほども申し上げたとおりあがらいんかふぇ利用者とかはつらつ地域支援事業で地区公民館でもやっている事業ございますので、そちらのほうでご利用いただくということで考えております。以上でございます。

  スタッフ配置につきましてはあがらいんかふぇにつきましてはコンシェルジュとかうちの保健師とかがついておりますし、また、はつらつ支援事業につきましてもうちのスタッフがついておりますので、使用等につきましては問題ないかと思っております。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) ありがとうございます。金額的にも195,000円ということでなかなか一般家庭でもこれを入れるということは難しいのかなというふうに思いますけれども、ただ、日常的に、あるいは訓練をやっていくという意味ではそうした部分についても今後何らかの措置を考えていくということも一つの方法なのかなとこんなふうに考えておりますけれども、ぜひ今後のあり方の中でそうしたことが必要になってくれば検討いただければとこのような思いでございます。以上です。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決いたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第83号 令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第17、議案第83号令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第83号令和元年度蔵王町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に、歳入歳出それぞれ3万5,000円を追加し、予算の総額を1億1,9235,000円にしようとするものであります。

  その内容は、歳入において繰越金を追加し、歳出において予備費を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第84号 令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正

予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第18、議案第84号令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第84号令和元年度蔵王町国民健康保険蔵王病院事業会計補正予算(第2号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的収入に2,6089,000円を追加し、予定額を3億7,9854,000円にしようとするものであります。

  その内容は、一般会計からの補助金を追加するものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により事務長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

                                           

     日程第1 議案第85号 令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算(第号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第19、議案第85号令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) ただいま上程されました議案第85号令和元年度蔵王町水道事業会計補正予算(第3号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、収益的収入において、上水道事業収益に1,8728,000円を追加し、予定額を3億2,5664,000円に、簡易水道事業収益に429,000円を追加し、その総額を1億8,6649,000円にしようとするものであります。収益的支出においては、上水道事業費用に8282,000円を追加し、予定額を3億8,4984,000円に、簡易水道事業費用に216,000円を追加し、その総額を1億1,762万円にしようとするものであります。また、資本的支出においては、上水道事業資本的支出を336,000円減額し、予定額を1億6,8983,000円にしようとするものであります。

  その主な内容は、収益的収入において一般会計からの補助金を追加し、資本的支出においては企業債償還金の元金を減額するものであります。

  次に、債務負担行為については、水道情報活用システム導入支援業務委託料を追加しようとするものであります。

  なお、詳細等につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、慎重にご審議の上、原案どおり可決決定くださいますよう、よろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。7番大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) 100ページなんですけれども、債務負担行為で水道情報活用システム導入となっていますが、これは内容的にどんな内容なのかお知らせ願えればと思います。

議長(佐藤長成君) 上下水道課長。

上下水道課長(伊藤雅浩君) お答えいたします。この事業は現在水道施設更新事業を進める中で、国のほうでモデル事業なんですけれども、水道事業情報活用システムというモデル事業が立ち上がりまして、こちらは登録制ということで3月末までに興味ある自治体の募集がありまして、そちらのほうに手を挙げておりました。それで、6月に第1回目の説明会がございまして、そちらの第1回目の説明会の中でもう来年度の補助事業のスケジュールが発表されまして、そこで内容を見ましたところ、うちのほうで更新を計画しております監視システム、総額2億5,000万円ほどの事業になるかと思うんですけれども、それも更新できるような事業内容でありましたので、早速令和2年からの補助事業を実施したいなと考えまして今回補助事業に係る全体事業費の算出、また大体5年度で事業計画しておるわけなんですけれども、毎年度の補助申請及び実績報告並びに会検のサポートということで支援事業ということで、今回補正予算ということで委託料を上げさせていただきました。以上でございます。

議長(佐藤長成君) 大沼昌昭君。

7番(大沼昌昭君) そもそも水道事業の監視システムの事業に活用というんですが、この監視システムについてお知らせいただければなと思います。それから、ここの98ページの債務負担行為の中で限度額が7898,000円となっていまして、ここに100ページの中で委託費が8228,000円ということで数字的に私この差額がわからないので、この辺のところを説明いただければと思います。

議長(佐藤長成君) 上下水道課長。

上下水道課長(伊藤雅浩君) では、監視システムからご説明申し上げます。監視システムは現在水道事業を運営する中で各施設の今の現状を、今水道事業所の裏の部屋にございまして、監視システムというものが。各施設が今どういう状況なのかということで、配水池であれば配水のタンクの水位とか今現在の配水流量とか、あと浄水場であれば今現在1時間当たりの浄水能力等の数字を全部示して、異常があれば警報が鳴って全部担当の職員に知らせるというシステムになってございます。そのシステムが導入当時が2億5,000万円というようなものでございまして、現地には流量計、水位計、そういう計測機器等が設置してございます。それを電話回線で今は事務所のほうにデータを送っていって、今現在のデータを毎日集積をかけ、それを月計、年計で水位等を積算しているシステムでございます。それを更新するということでございます。

  あと、もう1件ですけれども、委託料と債務負担行為の金額なんですけれども、委託料に関しましてはこの8228,000円は今年度事業の委託料という形でございます。債務負担行為に関しましては来年度以降の事業費ということで、そちらのほうが700何万円ということでございます。それで、何で今年度はこんなに金額が大きいかということでございますけれども、それは全体計画を今年度で事業費として積算とかそういうものをやるものですから、今回の事業のほうがメーンで大きくなるということでございます。来年度以降は補助申請及び実績報告等の作業になるということで金額が下がるということでご理解をお願いします。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  お諮りいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変お疲れさまでした。

     午後 1時40分 散会