平成2蔵王町議会定例会

                                           

平成29年1月4日(水曜日)

                                           

     出席議員(15名)

     1番  齋 藤 英 之  君       2番  村 上 一 郎  君

     3番  佐 藤 敏 文  君       5番  松 ア 良 一  君

     6番  外 門   清  君       7番  大 沼 昌 昭  君

     8番  齋 藤 喜 蔵  君       9番  三 沢   茂  君

    10番  村 山 一 夫  君      11番  葛 西   清  君

    12番  加 川   敦  君      13番  伊 藤   東  君

    14番  平 間 武 美  君      15番  馬 場 勝 彦  君

    16番  佐 藤 長 成  君

                                           

     欠席議員(なし)

                                           

     説明のため出席した者

町長

 

村 上 英 人  君

副町長

 

平 間 喜久夫  君

会計管理者

会計課長

 

山 崎 恒 男  君

まちづくり推進課長

 

我 妻   敦  君

町民税務課長

 

近 江 忠 彦  君

保健福祉課長

 

宍 戸 光 晴  君

子育て支援課長

 

芦 立 信 介  君

環境政策課長

 

芦 立 敏 彦  君

農林観光課長

 

村 上 正 文  君

建設課長

 

高 野 正 人  君

上下水道課長

 

伊 藤 雅 浩  君

病院事務長

 

阿 部   宏  君

教育長

 

佐 藤 茂 廣  君

教育総務課長

 

菅 野 和 茂  君

生涯学習課長

 

我 妻 清 志  君

スポーツ振興課長

 

森   良 光  君

代表監査委員

 

伊 藤 悦 雄  君

農業委員会長

 

平 間   博  君

選管委員長

 

大 沼 芳 国  君

                                           

     事務局職員出席者

事務局長

 

村 上 惠 造  君

書記

 

佐 藤 桂一郎  君

                                           

     議事日程 第1号

 

  平成2日(水曜日)    午前10時00分 開

 

  日程第 1 会議録署名議員の指名

 

  日程第 2 会期の決定

 

  日程第 3 会議日程の決定

 

  日程第 4 諸般の報告

 

  日程第 5 委員会調査報告

 

  日程第 6 陳情第4号 高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議

              と現行制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて

 

  日程第 7 議発案第1号 高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審

議と現行制度の継続を求める意見書案の提出について

 

  日程第 8 陳情第5号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて

 

  日程第 9 陳情第6号 有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携

              の制度化を求める意見書の提出を求めることについて

 

   日程第10 議発案第2号 免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出について

 

  日程第11 議発案第3号 有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連

携の制度化を求める意見書案の提出について

 

   日程第12 議員派遣の件

 

  日程第13 議案第1号 平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第8号)

 

                                           

     本日の会議に付した事件

 議事日程のとおり


           午後1000分 開議

議長(佐藤長成君) 皆様、おはようございます。新年でありますから明けましておめでとうございます。

  議員の皆様におかれましては、健康で希望に満ちた新春を迎えられましたことと、お喜びを申し上げます。昨年中は議会運営に対しましてご理解あるご協力を賜りまして、お礼を申し上げますとともに、本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。

  本日ここに平成29年の議会定例会を開催し、議員各位には公私ともにご多忙のところ、全員出席のもとに本日開会できますことをお礼を申し上げます。

  さて、昨年3月7日より新たな議会構成での中でスタートした議会活動も、早いもので2年目に入ります。昨年は熊本地震や鳥取中部地震、そして異常気象による台風が連続発生し、自然災害に対する対策の重要性を感じる1年でもありました。また、国の内外の情勢においても大きな変革の時期に来ておりますし、さらに県内においては、特殊廃棄物の処分場問題など、先行きの見通しのない問題が山積した年でもあります。

  そうした中、本町においては、地方分権社会を受け、自己決定、自己責任による自治運営が求められる時代になってきており、基幹産業である農業や観光においても課題が山積をしております。

  また、ことしは蔵王町の第五次長期総合計画を策定する年でもあります。私たち議会もまたこうした状況を踏まえながら、住民参加の議会、そして開かれた議会とすべく、議会の権限強化に基づきまして、さらなる活性化を図る地方自治の確立に取り組む必要があると思っております。そのためには、我々でつくり上げた議会基本条例をもとに、議会活動を進め、議会に課せられている意思決定及び執行機関の監視の使命を全うするため、なお一層研さんに努めながら、本年も町民の代表としての議会の果たすべき役割を深く自覚して、議会活動に取り組んでまいりますので、引き続いてご理解、ご協力をお願いを申し上げます。

  本日の議事日程でありますが、日程第13までとなっております。どうぞ慎重審議を願い、開会に当たっての挨拶といたします。

議長(佐藤長成君) これから平成29年蔵王町議会定例会を開会いたします。

  これから本日の会議を開きます。

  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますから、議会は成立いたしました。

  本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりであります。日程に従い議事を進めます。

                                           

     日程第1 会議録署名議員の指名

議長(佐藤長成君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、1番齋藤英之君、2番村上一郎君を指名いたします。

                                           

     日程第2 会期の決定

議長(佐藤長成君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

  お諮りいたします。平成29年蔵王町議会定例会の会期は、通年議会実施要綱第2条第1項の規定により、本日1月4日から1228日までの359日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、平成29年蔵王町議会定例会の会期は、本日1月4日から1228日までの359日間と決定しました。

                                                                                      

     日程第3 会議日程の決定

議長(佐藤長成君) 日程第3、会議日程の決定を議題といたします。

  本定例会の日程につきましては、別途お手元に配付のとおり、本日1日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議ありませんので、本定例会は本日1日間とすることに決しました。

                                           

     日程第4 諸般の報告

議長(佐藤長成君) 日程第4、諸般の報告をいたします。

  本定例会に町長から議案第1号の1件が提出され、これを受理しておりますので報告いたします。

  次に、議会運営委員長から議会改革評価の実施結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。

  次に、総務経済常任委員会において所管事務調査を行いましたので、その調査結果報告については、お手元に配付のとおり委員長から報告があります。

次に、広報広聴常任委員会所管での連合審査会による委員会調査を行いましたので、その調査結果報告については、お手元に配付のとおり委員長から報告があります。

  次に、平成28年議会第2回定例会12月会議で所管委員会に審査が付託された平成29年議会定例会休会中の継続審査となっていた陳情第4号、陳情第5号及び陳情第6号の審査結果については、お手元に配付のとおり所管委員長から報告があります。

  次に、本定例会に外門 清君から議発案第1号、齋藤喜蔵君から議発案第2号、齋藤英之君から議発案第3号の3件が提出され、これを受理し、議案としてお手元に配付のとおりです。

  次に、代表監査委員から平成2811月分の例月出納検査結果の報告がありましたので、お手元に配付のとおりであります。

  次に、本日の会議に説明員として出席を求めた者の職、氏名については、一覧表としてお手元に配付のとおりであります。

  次に、町長から挨拶の申し出がありますので、これを許します。町長。

     〔町長 村上英人君 登壇〕

町長(村上英人君) 皆さん、新年明けましておめでとうございます。

  議員の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げますとともに、平成29年蔵王町議会定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げさせていただきます。

  私の招集は年1回、きょう1日だけであります。顧みますと、昨年末は全国で鳥インフルエンザが多発し、我が町においても家畜伝染病警戒本部の立ち上げ、経営体への消毒用消石灰の配布などを行い、防疫体制の強化を図ったところであります。

また、12月会議の行政報告でも申し上げましたが、1222日、役場大会議室において蔵王町・常陸大宮市東京オリパラ推進協議会の設立総会を開催し、私が会長、三次真一郎常陸大宮市長が副会長になり、両市町が常に連携を強め、パラオ共和国オリンピック選手団の事前キャンプ誘致に関する基本合意書の締結など、今後の事業を推進していくことにしたところであります。

あわせて、同日、綜合警備保障株式会社ALSOK宮城支社と2020年東京オリンピック・パラリンピックの協力協定を締結し、同社と協力してオリンピック教育の推進や大会機運を盛り上げていく事業等を推進することといたしました。

今月の29日でありますが、同社所属のリオデジャネイロオリンピック女子重量挙げ6位に入賞した八木かなえ選手を招きまして、子供たちとスポーツ交流会を開催する予定にしております。

次に、1222日、新潟県糸魚川市で150棟、約4万平方メートルが焼失する大火が発生したところであり、消防機能の強化とともに予防消防の大切さを改めて実感したところであります。この大火では死者が出なかったことは不幸中の幸いでありましたが、正月を目前に突然住宅を失った方々に心よりお見舞いを申し上げます。

糸魚川市は、本町が平成2710月に策定した蔵王山の火山活動が活発化した場合の避難計画に当たって、先進地としてご指導いただいたほか、米田市長は本町が準会員になっている日本ジオパークネットワークの理事長として、長年にわたり活躍されている方であり、本町とのかかわりが深いことから、本定例会に見舞金も含めた補正予算を提出しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

さて、本年は第五次蔵王町長期総合計画の仕上げの年になります。地区懇談会などで町民の皆さんのご意見を聞きながら、安全・安心で幸せを実感できるまちづくりに向けた計画に仕上げたいと考えております。議員各位におかれましても、ぜひ建設的なご意見をお寄せいただきますようお願いを申し上げます。

結びに、ことしは酉年で、古来より商売繁盛、実りの多い年と言われております。本町にとっても実りの多い1年にしていくため、議員各位のさらなるご支援を賜りますようお願いを申し上げますとともに、皆様がことし1年ますますご健勝でご多幸でありますことをご祈念申し上げ、私のご挨拶といたします。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

議長(佐藤長成君) 以上で諸般の報告を終わります。

                                           

     日程第 委員会調査報告

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第5、委員会調査報告を行います。

  総務経済常任委員会において所管事務調査を行い、広報広聴常任委員会所管で連合審査会による委員会調査を行ったので、その調査結果について委員長から報告願います。

  初めに、総務経済常任委員長から報告願います。7番大沼昌昭君、登壇願います。

     〔7番 大沼昌昭君 登壇〕

7番(大沼昌昭君) それでは、委員会の結果報告をいたします。

                    平成28年12月21日

  蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿

                            総務経済常任委員会

 委員長 大 沼 昌 昭

委員会調査結果報告

   本委員会は、下記のとおり視察研修を実施し、その結果は下記のとおりでしたので報告します。

  1.視察研修期間  平成281115日(火)〜17日(木)

  2.研修視察先及び研修事項

     (1)熊本県南小国町 観光振興について

        :黒川温泉の活性化に係る行政の施策について

     (2)大分県豊後高田市 定住・移住促進に係る各種施策について

  3.視察研修委員  委員長  大 沼 昌 昭

    副委員長  齋 藤 喜 蔵

            委  員  齋 藤 英 之

            委  員  葛 西   清

            委  員  平 間 武 美

            委  員  馬 場 勝 彦

        委員外 議  長  佐 藤 長 成

  4.随行職員    事務局長  村 上 惠 造

  5.視察研修の内容

   (1)熊本県小国町 観光振興について

             :黒川温泉の活性化に係る行政の施策について

     ○ 平成281115日(火)午後2時10分から

     ○ 南小国町・黒川温泉集会施設「べっちん館」1階 研修室

     ○ 対応者 黒川温泉観光旅館協同組合 事務局長 井 聖富氏

           南小国町議会 議  長 平野昭夫氏

             同    事務局長 下条孝浩氏

     ○ 黒川温泉のこれまでの変遷や行政と連携による温泉街整備事業、旅館協同組合の事業展開などについて説明を受けた後、質疑による内容確認等調査を行った結果は別紙のとおりである。

  なお、別紙につきましては後ほどごらんになってください。

   (2)大分県豊後高田市 定住・移住促進に係る各種施策について

     ○ 平成281117日(木)午前9時30分から

     ○ 豊後高田市役所 4階 委員会室

     ○ 対応者 豊後高田市議会 事務局長 水江和徳氏

              同    主管兼係長 次郎丸浩一氏

              同    議事係 小門敏宏氏

     ○ 豊後高田市における定住化の実績や定住・移住促進に係る各種施策、事業推進体制等について説明を受けた後、質疑による内容確認等調査を行った結果は別紙のとおりであります。

  なお、別紙につきましては後ほどごらんになってください。

 6.まとめ

  (1)観光振興について

       本町の基幹産業である観光の振興においては、遠刈田温泉の活性化が必要不可欠であり、これまで行政や観光協会等がさまざまな取り組みを行い、事業を実施しているが、イベント開催時の一時的な集客や交流人口の増加ではなく、遠刈田温泉そのものの魅力による、1年を通じた集客増を図る必要がある。

       黒川温泉は大変不便な地域に所在し、周辺の観光地への移動も大変であるにもかかわらず、多くの観光客が訪れており、特に近年では外国人観光客が増加し、年間を通じ平均7割の宿泊稼働率になっていることは驚くべきことであり、観光旅館協同組合が中心となり、温泉地全体として共通の意識を持ち、環境整備を含めた一体的な事業展開を行っていることが大きな要因と思われる。

       行政においても、温泉地域と連携し、温泉地全体の魅力を向上させる施設等の整備を中心とした事業を実施し、それらを活用し、維持する事業は基本的に観光旅館協同組合を中心に実施している。

       現在、外国人観光客を呼び込むインバウンドに取り組む本町は、今後の活性化が大いに期待できるが、遠刈田温泉全体での受け入れ態勢の整備が必要と思われることから、今後、町及び観光物産協会、旅館組合等との連携を一層強化するべきである。

  (2)定住・移住促進に係る各種施策について

     定住・移住促進について、豊後高田市では、「地域活力創造課」を新設し、各種施策の推進や周知、受付や相談などを一括して実施しており、大いに参考にすべきと思われる。一例として「定住ガイドブック」には、「定住・住まい」、「子育て」、「保健」、「教育」、「暮らし」、「農業・就労・商業」に関するさまざまな施策が、具体的かつ簡潔に紹介され、その相談等の対応は基本的に地域活力創造課が担当する、いわゆるワンストップ体制である。

     本町においても、定住・移住推進に有効な多くの事業を実施しているが、各担当課がそれぞれ個別に事業を推進しているため、全体としてのアピール度が低く、全体の政策展開が見えにくい状況である。

     今後は、庁舎内の「移住定住促進検討チーム」の人員や機能を強化するなど、これまでにない定住・移住促進事業を一元的に検討するとともに、全体的な周知方法も新たに検討し、事業の推進及び管理も一元的に行う体制を検討すべきである。

   以上、報告といたします。

議長(佐藤長成君) 次に、広報広聴常任委員長から報告願います。三沢 茂君、登壇願います。

     〔9番 三沢 茂君 登壇〕

9番(三沢 茂君) 報告いたします。

                    平成28年12月28日

  蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿

広報広聴常任委員長 三 沢  茂

連合審査会結果報告

   平成28年議会の休会中の調査を終えたので、その結果を次のとおり報告します。

  1.調査事件  「議会報告会に伴う所管事務調査」(詳細は別紙のとおり)

  2.調査期日  平成281222日(木)

  3.出席者   委員長  三 沢   茂    副委員長  齋 藤 英 之

           委  員  村 上 一 郎    委  員  佐 藤 敏 文

           委  員  松 ア 良 一    委  員  外 門   清

           委  員  大 沼 昌 昭    委  員  齋 藤 喜 蔵

           委  員  村 山 一 夫    委  員  葛 西   清

           委  員  加 川   敦    委  員  伊 藤   東

           委  員  平 間 武 美    委  員  馬 場 勝 彦

       委員外 議  長  佐 藤 長 成

  4.職務のために出席した者

           事務局長  村 上 惠 造    書  記  佐 藤 桂一郎

  5.説明のために出席した者

           総務課 課  長 平間喜久夫、防災専門監 今村 敏男

           環境政策課 課  長 芦立 敏彦、課長補佐 加藤 勝彦

           建設課 課  長 高野 正人、参事兼課長補佐 伊藤  実

                              参事兼技術補佐 佐藤 耕造

           子育て支援課 課  長 芦立 信介、課長補佐 佐藤真利子

           教育総務課 課  長 菅野 和茂、課長補佐 宮澤 一弘

           蔵王病院 事務長 阿部  宏、事務長補佐 佐藤 浩明

           上下水道課 課  長 伊藤 雅浩、参事兼水道技術管理者 我妻  仁

                              課長補佐 高橋 英敏

 6.調査結果

   各所管課より課長等の出席を求め、「議会報告会に伴う所管事務調査」を行った結果、その内容は別紙のとおりである。

 別紙につきましては、後ほどごらんください。

 7.委員会の意見

  (1)総務課所管

    @ 現在、小学校を中心とした防災訓練を実施しているが、消防団や婦人防火クラブなど参加者は限定されている。

      サイレンスピーカーの設置や、防災GIS(地理情報システム)など、行政側の体制は整備されてきたが、それらは災害発生時の住民自身の適切な行動があってこそ機能を発揮するものであり、住民の災害に対する危機意識を高め、災害発生時の適切な行動を可能にするためには、平時における訓練が必要であるので、地域総参加の総合防災訓練の実施を早急に検討すべきである。

     また、減災の有効手段となることから、自主防災組織の設立や避難訓練実施体制を早急に整備すべきである。

  (2)子育て支援課所管

    @ 平成28年度から宮保育所の定員を拡大しているにもかかわらず、入所希望者全員の受け入れが難しく、幼稚園や民間保育所の利用をお願いしており、年度途中の入所や一時預かりには対応できない状況である。

      子育て支援は今後のまちづくりにおける重要事項であり、第四次長期総合計画の後期計画でも「幼保一本化を検討する」とされ、昨年策定された子ども・子育て支援事業計画でも「認定こども園の開設を目指す」とされていることから、今後策定される第五次長期総合計画の重要施策と位置づけ、早期開設に向け検討すべきである。

  (3)教育総務課所管

    @ 小中学校のトイレの洋式化については、既に学校間で格差が生じており、様式化率50%を目標として整備するとしているが、全体的な整備計画が策定されていない。平成29年度では、整備率の低い永野・平沢小学校のトイレ改修工事を行う予定とのことだが、財源を含めた整備計画と管理台帳を早急に作成し、計画的に整備すべきである。

  (4)蔵王病院所管

    @ 蔵王病院は、宮城県より「救急告示病院」の指定を受け、原則として24時間診療を行うことになっているが、平日の時間外、土曜日、日曜日、祝日は放射線技師、検査技師が勤務しておらず、当直医師の判断により受入できない場合があることなど、救急外来の対応について町民に周知すべきである。

  以上、報告といたします。

議長(佐藤長成君) 以上で委員会調査報告を終わります。

                                           

     日程第6 陳情第4号 高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重

審議と現行制度の継続を求める意見書の提出を求めることに

ついて

議長(佐藤長成君) 次に、日程第6、陳情第4号高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書の提出を求めることについてを議題といたします。

  本件については、去る12月9日の12月会議において教育民生常任委員会に審査を付託したものですので、その審査結果について委員長より報告願います。2番村上一郎君、登壇願います。

     〔2番 村上一郎君 登壇〕

2番(村上一郎君) 明けましておめでとうございます。

陳情書審査の結果を報告させていただきます。

平成28年12月20日

 蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿

教育民生常任委員会

委員長 村 上 一 郎  

陳情書審査報告書

本委員会に付託された陳情書は審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第95条の規定により報告します。

1.審査の経過

  陳情書審査のための委員会は、平成281220日(火)に開催した。

参考人として町民税務課長等の出席を求め、本町における現状等の確認を行った後に、陳情書の内容を確認、検討のうえ、討論を経て採決した。

 

2.審査の結果

受理番号

受理年月日

件    名

審査結果

措  置

陳情

 第4号

 

平成28年

11月14日

高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて

 

採択すべきもの

 

◆採択の理由

  高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担の引き上げは、複数の疾病を抱え、治療が長期に及ぶ高齢者の生活を圧迫し、医療離れによる健康悪化の一因となるため、患者負担の見直しは慎重に行う必要があり、現行制度の継続が望まれることから採択すべきものとした。

  以上、報告といたします。

議長(佐藤長成君) これより委員長報告に対する質疑を許します。

  なお、質疑は蔵王町議会運営(先例)基準第89項の規定により、総務経済常任委員会に所属する議員のみが行うことになります。

  それでは、質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて討論に入ります。委員長報告が採択のため、最初に陳情書を採択することに反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、これをもって討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  本陳情書に対する委員長報告は採択です。したがって、原案について採決いたします。

  高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書の提出を求める陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

  起立全員であります。よって、高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書の提出を求める陳情書は採択されました。

                                           

     日程第7 議発案第1号 高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書案の提出について

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第7、議発案第1号高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書案の提出についてを議題といたします。

  提出者から趣旨説明を求めます。6番外門 清君、登壇願います。

     〔6番 外門 清君 登壇〕

6番(外門 清君) 議案の朗読をもって趣旨説明とさせていただきます。

  議発案第1号

高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者

負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を

求める意見書案の提出について

  蔵王町議会会議規則第13条の規定により、高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書案を別紙のとおり提出します。

  平成29年1月4日 提出

  提出者 蔵王町議会議員 外 門   清

  賛成者 蔵王町議会議員 伊 藤   東

  賛成者 蔵王町議会議員 佐 藤 敏 文

高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と

現行制度の継続を求める意見書案の提出について

必要な検査を断る、薬がなくなっているのに受診しない、歯科の治療をためらうなど、経済的な理由で必要な受診ができない方が増えている。

医療関係団体がおこなった調査では、約半数の医療機関が経済的な理由による患者の治療中断を経験している。さらに医療費負担を理由に治療や検査を断られたことがあるとの医療機関は4割に上っている。

現在、厚労省の社会保障制度審議会では、高額療養費制度の月額自己負担上限の引き上げ、後期高齢者の自己負担を原則1割から2割に引き上げるなど、さらなる患者負担増が検討されている。また財務省の財政制度等審議会でも、外来時の定額負担の導入、入院時の光熱水費相当額の徴収など、新たな患者負担が提言されている。

これら患者負担増は、多くの国民から医療を遠ざけ、とりわけ複数の疾病を抱え、治療が長期にわたる高齢者の生活基盤そのものを圧迫する。現状でも重い患者負担を軽減することこそ求められている。

さらなる受診抑制を招かないようにするため、慎重審議と現行制度の継続を強く求める。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成29年1月4日

宮城県刈田郡蔵王町議会

  提出先

  内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿

  財務大臣   麻 生 太 郎 殿

  厚生労働大臣 塩 崎 恭 久 殿

  総務大臣   高 市 早 苗 殿

  以上、説明とさせていただきます。

  先輩・同僚議員の賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。以上です。

議長(佐藤長成君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。

最初に、原案反対の方の発言を許します。討論はありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  議発案第1号高額療養費や後期高齢者の窓口負担等患者負担見直しの慎重審議と現行制度の継続を求める意見書案の提出に賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  本意見書は、関係執行機関に送付することにいたします。

                                           

     日程第8 陳情第5号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることにつ

いて

     日程第9 陳情第6号 有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域

連携の制度化を求める意見書の提出を求めることについて

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第8、陳情第5号免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて、日程第9、陳情第6号有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書の提出を求めることについて、以上2件については、去る12月9日の12月会議において、総務経済常任委員会に審査を付託したものですので、一括議題といたします。

一括議題とした陳情第5号及び陳情第6号の審査結果については委員長より報告願います。7番大沼昌昭君、登壇願います。

     〔7番 大沼昌昭君 登壇〕

7番(大沼昌昭君) 陳情書審査報告をいたします。

平成28年12月20日

蔵王町議会議長 佐 藤 長 成 殿

総務経済常任委員会

委員長 大 沼 昌 昭  

陳情書審査報告書

  本委員会に付託された陳情書は審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第95条の規定により報告いたします。

1.審査の経過

  陳情書審査のための委員会は、平成281220日(火)に開催した。

参考人として、陳情第5号については町民税務課長等の出席を求め、陳情第6号については農林観光課長等の出席を求め、本町における現状等の確認を行った後に、陳情書の内容を確認、検討のうえ、討論を経て採決した。

2.審査の結果

受理番号

受理年月日

件    名

審査結果

措  置

陳情

 第5号

 

平成28年

11月28日

免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求めることについて

採択すべきもの

 

 

陳情

 第6号

平成28年

11月29日

有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書の提出を求めることについて

採択すべきもの

 

◆採択の理由(受理番号 陳情第5号)

  免税軽油制度が廃止されれば、農業経営や観光事業経営を圧迫することになり、本町の基幹産業である農業と観光に大きな影響が出ることから、農業や観光の振興と事業者の経営安定を図るため採択すべきものとした。

◆採択の理由(受理番号 陳情第6号)

  有害鳥獣(イノシシ)駆除対策は、今後より一層の強化が求められる状況であり、さらなる財政支援と広域的な連携が必要であることから採択すべきものとした。

  以上、報告といたします。

議長(佐藤長成君) これより、委員長報告に対する質疑に入るわけですが、質疑、討論、採決につきましては議案ごとに行いますのでよろしくお願いいたします。

初めに、陳情第5号について、委員長報告に対する質疑を許します。

なお、質疑は蔵王町議会運営(先例)基準第89項の規定により、教育民生常任委員会に所属する議員のみが行うことになります。

  それでは質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。委員長報告が採択のため、最初に陳情書を採択することに反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、これをもって討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  本陳情書に対する委員長の報告は採択です。したがって、原案について採決いたします。

  免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求める陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、免税軽油制度の継続を求める意見書の提出を求める陳情書は採択されました。

次に、陳情第6号について、委員長報告に対する質疑を許します。

なお、質疑は陳情第5号と同様に、教育民生常任委員会に所属する議員のみが行うことになります。

  それでは質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。委員長報告が採択のため、最初に陳情書を採択することに反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論がありませんので、これをもって討論を終結いたします。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  本陳情書に対する委員長の報告は採択です。したがって、原案について採決いたします。

  有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書の提出を求める陳情書を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書の提出を求める陳情書は採択されました。

                                           

     日程第10 議発案第2号 免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出について

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第10、議発案第2号免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出についてを議題といたします。

  提出者から趣旨説明を求めます。8番齋藤喜蔵君、登壇願います。

     〔8番 齋藤喜蔵君 登壇〕

8番(齋藤喜蔵君) 議案の朗読をもって趣旨説明とさせていただきます。

  議発案第2号

免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出

について

  蔵王町議会会議規則第13条の規定により、免税軽油制度の継続を求める意見書案を別紙のとおり提出します。

  平成29年1月4日 提出

  提出者 蔵王町議会議員 齋 藤 喜 蔵

  賛成者 蔵王町議会議員 松 ア 良 一

  賛成者 蔵王町議会議員 平 間 武 美

免税軽油制度の継続を求める意見書

  これまで当町の基幹産業である農業と観光業の経営に貢献してきた軽油引取税の課税免税の特例措置(以下「免税軽油制度」という。)が、平成30年3月末日で廃止される状況にある。

免税軽油制度は、道路を走らない機械に使う軽油について、軽油引取税(1リットル当たり3210銭)を免税する制度で、船舶、鉄道、農業・林業、製造業など、幅広い事業の動力源の用途に認められてきたものである。

免税軽油制度がなくなれば、農業経営の負担は避けられず、軽油を大量に使用する畜産農家や野菜・園芸農家をはじめ、農業経営への影響は深刻である。

また、本町のスキー場では、索道事業者が使うゲレンデ整備車、降雪機等に使う軽油が免税の対象となっており、この制度がなくなれば大きな負担増を強いられ、スキー場の経営維持が困難になり、地域経済にも計り知れない悪影響を与えることとなる。

よって、地域農業や観光振興と事業者の経営安定を維持するため、免税軽油制度の継続を強く求める。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成29年1月4日

宮城県刈田郡蔵王町議会

  提出先

  衆議院議長 大 島 理 森 殿

  参議院議長 伊 達 忠 一 殿

  内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿

  総務大臣 高 市 早 苗 殿

  国土交通大臣 石 井 啓 一 殿

  以上、説明とさせていただきます。

  先輩・同僚議員の賛同を賜りますようお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論はありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  議発案第2号免税軽油制度の継続を求める意見書案の提出に賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  本意見書は、関係執行機関に送付することにいたします。

                                           

     日程第11 議発案第3号 有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書案の提出について

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第11、議発案第3号有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書案の提出についてを議題といたします。

  提出者から趣旨説明を求めます。1番齋藤英之君、登壇願います。

     〔1番 齋藤英之君 登壇〕

1番(齋藤英之君) それでは、議案の朗読をもって趣旨説明とさせていただきます。

  議発案第3号

有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の

増額及び広域連携の制度化を求める意見書案

の提出について

  蔵王町議会会議規則第13条の規定により、有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書案を別紙のとおり提出します。

  平成29年1月4日 提出

  提出者 蔵王町議会議員 齋 藤 英 之

  賛成者 蔵王町議会議員 馬 場 勝 彦

  賛成者 蔵王町議会議員 葛 西   清

有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び

広域連携の制度化を求める意見書

  イノシシの生息域は拡大の一途を辿っており、宮城県内においては丸森町が生息域の北限と言われていたが、現在では県北部まで広がっている。イノシシの生息域の拡大に従い、農作物等に深刻な打撃を与えていることは周知のとおりである。このような状況に対して平成2010月に宮城県が策定した第2期「宮城県イノシシ保護管理計画」を受け、当町においても「鳥獣被害防止計画」を策定し、対策に鋭意取り組んでいるものの、想定を遥かに超えるイノシシの繁殖力の前に、被害額の減少に至っていないばかりか、民家の庭先に群れで現れ餌を探すなど、住民の日常生活すら大きく脅かしており、捕獲数が繁殖数に到底追いついていない状況である。

  よって、イノシシ個体数の更なる削減、農産物被害軽減及び人的被害防止を実現するため、以下の事項を強く求める。

 1.宮城県鳥獣被害防止総合支援事業交付金の増額について

    狩猟免許取得者及び箱わなの絶対数を増加させなければ、効果的かつ切れ目のない対策が困難であるため、狩猟免許取得促進と捕獲機材購入のための予算増額等の拡充を求める。

 2.隣接自治体間及び各猟友会等の有機的な広域連携の制度化について

    増大著しいイノシシの個体数を削減するためには、隣接自治体間及び各猟友会等の有機的な広域連携をすることが大きな効果をもたらすと思料されることから、自治体間の猟友会の緊密な情報交換を行い、有機的な連携をとることのできる制度の創設と、必要な予算措置を求める。

  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成29年1月4日

宮城県刈田郡蔵王町議会

  提出先

  宮城県知事 村 井 嘉 浩 殿

  以上、説明とさせていただきます。

  先輩・同僚議員の賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

議長(佐藤長成君) 提出者の趣旨説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。(「なし」の声あり)質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論はありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。採決は起立により行います。

  議発案第3号有害鳥獣(イノシシ)駆除対策に対する補助の増額及び広域連携の制度化を求める意見書案の提出に賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立14名〕

議長(佐藤長成君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  本意見書は、宮城県知事に送付することにいたします。

                                           

     日程第12 議員派遣の件

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第12、議員派遣の件を議題といたします。

  お諮りします。議員派遣の件については、蔵王町議会会議規則第128条の規定によりお手元の議案のとおり派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、議員派遣の件はお手元の議案のとおり派遣することに決しました。

                                           

     日程第13 議案第1号 平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第8号)

議長(佐藤長成君) 続いて、日程第13、議案第1号平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。

  提出者から提案理由の説明を求めます。町長。

町長(村上英人君) 只今上程されました、議案第1号平成28年度蔵王町一般会計補正予算(第8号)について、提案の理由をご説明申し上げます。

  本案は、既定の予算の総額に歳入歳出それぞれ2,2274,000円を追加し、予算の総額を602,0289,000円にしようとするものであります。

  今回の補正予算においては、「ふるさと応援寄附」の寄附額増加に伴い、関連予算を計上したほか、県の補助を受けて、ナラ枯れ被害木の駆除を行う費用を計上いたしました。

  このほか、本庁舎非常時用の蓄電池を更新するための費用、及び消防用ホース乾燥柱の設置工事費、地方バス路線遠刈田大河原線の補助金額確定による不足分を追加いたしました。

さらに、昨年1222日に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災に対する見舞金を計上いたしました。

なお、詳細につきましては、ご質疑により主管課長に答弁させますので、ご審議のうえ、原案どおり可決決定下さいますよう、よろしくお願いをいたします。

議長(佐藤長成君) 提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。

  本案に対する質疑を許します。質疑はありませんか。5番松ア良一君。

5番(松ア良一君) それでは、5ページの今回工事請負費ということで、非常用電源発電蓄電池の取替工事費というふうに上がってございますけれども、1728,000円ということで、金額的にはさほどではございませんけれども、今回の事業に対する取替工に対する詳細についてお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) お答えさせていただきます。

  こういう立場になりました、どうぞよろしくお願いいたします。

  それでは、非常用発電用蓄電池の取替工事の概要についてご説明申し上げます。

  これ、具体的に申し上げますと、役場庁舎が停電した際に、非常灯を点灯します。これの電源となる蓄電池でございます。本来であれば、業者さんから言わせると7年程度に1回交換が必要だということでございますが、今回、12月に点検していただいた結果、13年たっていてちょっとかなり蓄電池の能力が低下しているということでございます。消防法では停電時に最低でも30分間点灯させなければならないという規定がございまして、この規定をクリアするために、緊急ではございますが補正予算で取替工事のほう対応させていただくという内容でございます。

議長(佐藤長成君) 5番松ア良一君。

5番(松ア良一君) ありがとうございます。

  13年を経過していると。本来であれば7年で交換しなければならないということを言いますと、13年経過している状態であれば非常時に、どの程度対応できたのかなと、こういう心配ございます。それに、いわゆる本来であれば定期点検というのはこの時期に全体的に、1年の中でこれらをやっていく必要があるのではないかと、こういったところを考えますけれども、その辺の点検のあり方についてお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) お答えさせていただきます。

  点検につきましては、確かにおっしゃるとおり、毎年定期的に点検をしておるということでございます。なぜ13年もたったのかというのを、実は私も4月にこの立場になったもんですから、ただこういうご提案を受けて、やはり役場庁舎で何かあった際に、来客、お客さんが安心して避難誘導できるという体制はどうしても必要だろうということで、今回点検業者のほうの提言を受け入れて補正をさせていただいたと。当然、毎年点検はしております。これは間違いないことでございます。

議長(佐藤長成君) 松ア良一君。

5番(松ア良一君) ただいま答弁いただいたとおりだとは思いますけれども、定期点検をなさっていてもこうした結果が出たということでございますので、こうした設備投資、あるいは設置した場合に、このぐらいの耐用年数で更新だとか、最低でもこのぐらいだとか、そういった購入時の内容等について、仕様等についてはやっぱりデータ的に管理する形でしていかなければ、こういったことも起きてくるのかなと、このように、まあほかのことについても関連がございますので、その辺についてはこれからそうした含めた形でのデータ処理、あるいは管理等も求めてまいりたいと、よろしくお願いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) ご提言ありがとうございます。

  今現在、町では公共施設の総合管理計画というものを策定中でございます。この中でこういう設備までどの程度できるかはちょっと私も承知しておりませんが、やはり施設ごとのカルテなんかも用意しながら、この建物、例えば何年たっていると、更新時期はこの辺だよと、そういったものもデータで管理できるものにしていきたいと。ただ、この個々の設備についてもやはりどうしても財政的なものがあって、延び延びで、まだ使えるんだったらいいんじゃないのということがまま見受けられます。ただ、やはり消防法なりそういう法律的にしばりがあるものについては、やはりそうも言っていられませんので、きちんと今後対応していきたいというふうに思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。3番佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) それでは、歳入の部分のふるさと納税寄附金2,200万円ほど上がっておるんですが、これふえていることは好ましいことなのかなと思っております。ですが、非常に経費の部分も約半分近く計上されておるんですけれども、このまずふるさと納税ですね、今年度どのくらいの金額が予測されるものなのか、おおよそですね。

  それと、昨年、ふるさと納税に関する基金の条例を制定したところでありますが、これやはりかなりの金額になるのであれば、早急に基金のほうに積んだほうがいいのかなと思うんですけれども、その辺の考え方をお伺いします。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えをいたします。

  今回の歳入の寄附金の2,200万円のふるさと納税の寄附金でございますが、昨年の12月会議でも補正をさせていただきまして、歳入を見ておったところでございますが、その後、12月に入りましてから寄附の額が見込み以上に伸びてきている状況でございます。大変ありがたいことだとは思っております。それで、昨年の1220日時点までの総額では3,700万円ほどになりまして、12月のひと月の中では1日平均が90万円になるというような寄附の日も続いたような状況でございました。そんなことがありましたものですから、今年の3月末までを見込みまして4,200万円ほどになるのではないかなというような見込みを立てているところでございまして、今回その2,200万円を補正させていただいたという形でございます。

  それから、基金のほうへの積み立てでございますが、この基金条例につきましては、今年1月1日が施行ということで議決をいただいていたものでございますので、早速今回積み立てをしたいというふうに考えていたところでございますが、先ほど申し上げました12月後半の寄附額の状況でありますとか、それから今後の見込みなどもいろいろ勘案しながら、よく整理をしまして、3月の補正において積み立てを考えてまいりたいというふうに思っておるところでございます。

議長(佐藤長成君) 佐藤敏文君。

3番(佐藤敏文君) ぜひとも、この納税していただける方々の思いがあっての納税ですから、やはり早目にそのように細分化された基金のほうに積み立てるようにお願いしたいと思います。

  それで、もう一つなんですけれども、この経費の部分が約半分になっています。確かにいただいて、返礼品ということでやっておるんですけれども、そのほかに蔵王町内に住んでいる方が今度町外にふるさと納税をしている方々がいらっしゃると思うんですけれども、その辺が、都会であれば、余りにも多くて非常に歳入の部分で減ってしまっているというようなお話も聞くんですけれども、町内の状況はどうなんでしょうか。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答え申し上げます。

  基金のほうにつきましては、先ほど申し上げましたとおり整理をしながら積み立てを考えておりますので、細分化というような話もありましたが、検討してまいりたいと思って、そのことについてはそういうことではなくて、目的に合った事業に充当していきたいというふうに考えておりますので、検討してまいりたいと思います。

  それから、町内の人が町外に寄附をして、それで税収が目減りする分といいますか、そのことだと思うんですが、私のところにいただいている資料によりますと、町民税のほうでは控除額で72万円ほどになっているというような状況でございます。以上でございます。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。9番三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) 農林水産業費の5ページのナラ枯れ予算化していただきました。このナラ枯れにつきましては、私も被害が大きくてびっくりしたんですけれども、27年度、予算的なことを言いますと、当初で437,000円だったのが、補正されて決算では1万1,340円、そして今年度の予算は10万円ということで、よもやナラ枯れが拡大というか、終息、あるいは落ち着いているのかというふうなイメージだったんですが、大変地元の山を見て拡大しているということで、それが川崎町においても相当拡大しているというような話でした。ですから、これからも拡大する可能性が大きいと思うんですが、もちろんこの時期ですから当初予算ということになりますが、今後の、これからの見込み等についてどのように捉えていらっしゃるかお伺いしたいと思います。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  まず、今回補正に上げさせていただきましたのは、まず場所的には東根区内にある村田町境のところなんですが、59本被害木が確認されたというふうな状況でございます。平成27年度、28年度につきましては、27年度につきましては、向山地区の臼久保向地内でナラ枯れが確認をされまして、町単独で3本伐倒駆除をした経緯がございますが、その後の現地調査の結果では、ナラ枯れの感染木が確認できないために、28年度については計画がなかったというふうな状況でございます、これまで。

  今回、地元の方からの連絡を受けて現地確認をした結果、非常に多くの木がナラ枯れに感染をしていたというふうなことで、村田町のエリアにも感染が認められたというふうなことでございますので、まずは今現在感染している木の対策をしっかりとやった上で、また現地調査等にも力を入れながら、確認をして今後の事業展開を図っていきたいというふうに思っているところでございます。

議長(佐藤長成君) 三沢 茂君。

9番(三沢 茂君) ありがとうございました。

  まだ木は枯れていないんですよね。そのためにカシのキクイムシが根元から入っていって、木くずを出している姿を見ると初めてわかるわけでありまして、それから2年ぐらいたつと、今度夏に葉っぱを出したやつが枯れて、初めて気がつくと、発見できるというような今の状態のようなんですよね。ですから、この冬枯れの時期に、木の状態を見るとやはり健全な、自然な姿じゃなくて、大径木に多いんですが、幹から変な小枝が出ている、これが一つの特徴かなと思います。ですから、これから観察もしていただいて、恐らく村田のほうも大分入っているようですから、なかなか大変なことになるかと思いますので、新年度に当たりましてはその辺の対策を大変忙しいと思いますが、地域を観察していただいて、早急に対応できるような体制、それからあと、当然国県補助もありますので、県との打ち合わせをして進めていただきたいと思います。以上です。町長、答弁求めます。

議長(佐藤長成君) 農林観光課長。

農林観光課長(村上正文君) お答えをいたします。

  町内の広葉樹ですね、なかなか確認するのにはエリアが非常に大きいわけでございますので、可能な限りで現地調査等も行いたいと思いますが、森林の所有者の方にもそういう異変があった場合には連絡をいただけるような、そういった取り組みも考えていきたいというふうに思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。5番松ア良一君。

5番(松ア良一君) 6ページの向山上班のホースの乾燥設置工事費ということで、これまで永野班もあって、今回2つ目なんですけれども、単刀直入に、今後のほかのところもございますので、どのようにこうした部分の対応を進めていくのか、その辺だけお伺いしておきたいと思います。

議長(佐藤長成君) 副町長。

副町長(平間喜久夫君) お答えさせていただきます。

  今回、補正ということで、実はこの向山上班のホース乾燥柱、現在の火の見やぐらに器具を取りつけてホース乾燥を行っていたという状況でございます。このホース、火の見やぐらの器具が壊れて、修理をしようということで、業者さんに現地を見ていただいた結果、修理が非常に困難な場所だと。位置的にも、周りに電線があったりというようなことで、非常に難しい場所で、しかも修理しても火の見やぐらそのものが大分経年劣化が激しいというようなことで、急遽乾燥柱を設置するというふうに切りかえて今回補正をお願いしているというものでございます。確かにホース、火の見やぐらが各地にありますけれども、大分老朽化も見られるという話でございます。場所的に大丈夫であれば、それは当然乾燥柱を全て立てるというのではなくて、今回はたまたま位置的なものでどうしても工事困難ということもありますので立てますが、やはり計画的にというよりも施設管理をしっかりしながら対応していきたいと。現場、現場に合わせて、やはり消防の方もということでございます。よろしくお願いします。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。1番齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 5ページの地方バス路線の維持費の補助金の追加ということでございますが、この追加になった予算的な要因についてお伺いをしたいと思います。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えをいたします。

  地方バス路線維持費補助金の追加でございますが、昨年の12月に入りましてから株式会社ミヤコーバスから今年度の補助交付申請があったところでありますが、それに際しまして今年度の精算による不足額を今回計上させていただいたものでございます。

  この補助金は、大河原、それから遠刈田までの大河原遠刈田線がありますが、その路線でございまして、大河原町と蔵王町が協定をしまして負担している路線でございます。一昨年の10月から昨年の9月までの分を1年間ということで精算いたすものでありますが、走行費用と、それから運賃の収入などの収益とで精算を行いまして、損益分を両町で走行距離で按分して精算する方式をとっているものでございます。それの結果が、蔵王町の分で合計が6095,000円となりましたので、当初550万円計上いたしておったところでありますが、その不足分を補正したというような内容でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 内容についてはわかりました。これにつきましては、収益が悪化したというようなことで、当初の見込みから大分悪くなったと。乗る方も少なくなったということなんでしょうけれども、これについてはどこまで町で補助していかなければいけないものなのか。まあ、当然重要な通勤・通学路線でありますから、これは町としても当然補助していくべきだろうというふうに思うんですけれども、この当初の見込みからこのようにふえて、まあ来年もまた少なくなったら、またふえるんだと。最終的には1,000万円も超えますよというような話になりますと、抜本的に町でどう考えていくのかというふうに考えるところでございますけれども、その辺についてお伺いいたします。

議長(佐藤長成君) まちづくり推進課長。

まちづくり推進課長(我妻 敦君) お答えいたします。

  遠刈田大河原線でございますが、4系統が今運行しております。1つ目は大河原駅前から宮経由で宮城蔵王ロイヤルホテルまでの分であります。それで、当初4,300人ほど見込んでおりましたが、今回3,200人ほどになりまして、1,000人ほど減っているという状況です。

  それから、2つ目は、大河原駅前から宮経由で蔵王町役場前までの路線でございます。こちらは、当初6,400人ほど見ていましたが、6,100人ほどで、300人ほどの減となりました。

  それから、3つ目が、大河原駅前から宮大橋経由で宮小学校前の路線でございます。これが当初4,100人見ていましたが、実績で3,700人ということで、390人ほど減っております。

  それから、4つ目の路線が大河原駅前から宮大橋経由の、これも宮小学校までなんですが、こちらは平日の夕方便というようなことで、蔵王町負担だけとなっておりますが、当初1,800人ほど見ておりましたが、実績で1,600人ほどになりまして、200人近く減っている状態でございます。

  それで、これらの路線は、国の補助が該当しない系統でございまして、市町村の単独補助路線になっているものでございます。そういったことから、町民の足を確保する、それから、通勤・通学の利便性を向上するためにも必要ということで、大河原町とも相談しながら今進んでいるものでございますので、現時点においては当分この路線は継続しなければならないのではないかというふうに考えているところでございます。

議長(佐藤長成君) 齋藤英之君。

1番(齋藤英之君) 聞けば聞くほど大変な出費がかかってくるなというふうに思うわけでございます。抜本的な対策ということで、やっぱり次の長期計画にでもこの辺入れていただいて、総合的に対策を講じていただくようにお願い、お願いというのはちょっとうまくないんですけれども、すべきだなというふうに思っております。終わります。

議長(佐藤長成君) 町長。

町長(村上英人君) 政策的なこともあるので申し上げますが、長期的にこの対策といっても、やめれば簡単なんです。だけども、そう簡単にやめられないんですね。学校から請願があったり、PTAの方々からも請願があったり、あとやはりひとり暮らし、老々世帯の方々が多くなってきているんですね。そうすると、宮地区への通院、そして刈田病院に行くバスも宮地区まで来ているんです。それに乗りかえて行く刈田病院を利用する方もいるんですね。ですから、その辺は、今回はこのような補正をせざるを得なくなってきていますが、でも今まではどうにかトントンで行っているというのが現状でもありますし、ぜひひとつご理解を一番いただける方だと思っていますので、ぜひご理解をいただければというふうに思っています。ただ、これが利用者がなくなったというんだったらまた別ですが、先ほど言いましたように、約4,000人と、あと6,000人、約1万人の利用者がいるわけでありますから、ご理解いただきたいと思っております。

議長(佐藤長成君) ほかに質疑ありませんか。(「なし」の声あり)それでは、ほかに質疑がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。

  続いて、討論に入ります。最初に原案反対の方の発言を許します。討論ありませんか。(「なし」の声あり)討論なしと認めます。

  これより直ちに採決をいたします。

  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。

  これをもって、本会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。

  よって、本日をもって休会としたいと思います。これにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(佐藤長成君) ご異議なしと認めます。よって、本日をもって休会とすることに決しました。

  それでは、休会に当たりまして簡単にご挨拶を申し上げます。

  本日1月4日、通年議会のもとで町長招集による会議が開催されました。本日から1228日までの期間、日数にして359日間という1年間の通年議会であります。この通年議会、平成21年度に初めて村山議長時に開催されてから、ことしで9年目に入ります。この通年議会も今全国の各市町村、あるいは自治体で、議会のほうで多く取り上げられているものでございまして、今後も1年間、この通年議会のよさを、メリットを通じながら、この蔵王町のまちづくりにつなげていきたいと、そんなふうに思っております。

また、議員の皆さんのお手元にきょう配付をしております、議会改革評価の実施結果についてを皆さんのお手元に配付をさせていただきました。これは、議会の基本条例、我々がつくり上げた基本条例の1項目、1項目を議会の運営委員長に評価をしていただきまして、その結果を見ますとまだまだこの議会の活性化に向けたものについては道半ばなのかなと、そんなふうに思っております。今後1年間かけて少しでも、一歩でも二歩でも進むような形でこの1年間を進めていただければと思っております。

この1年間、本当に議員の皆さんには十分健康に留意をされまして、さらなるご活躍をご祈念を申し上げたいと思います。

以上で、簡単でありますけれども一言休会に当たっての挨拶にかえさせていただきます。

  本日はこれをもって散会いたします。

  大変お疲れさまでございました。

     午前11時26分 散会