健康を守る行事 ほか
 

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健康を守る行事



健康一口メモNo354
災害時のお薬の備え

宮調剤薬局  薬剤師 新貝  拓巳 先生

 近年、日本では毎年のように大規模な自然災害が起こり、個人個人が自分の身を守るための対策を考えておくことが重要になっています。
 大規模な災害が起こると、初期に救命救急があり3日ほどは通常診療が難しくなると予想されます。対策として7日分程のお薬を予備として確保できるよう医師に相談してみるのはどうでしょうか? 新しいお薬をもらったら予備分から使い、予備を常に新しい状態に保つようにしてください。
 また、避難時の持ち出しを考え、お薬は1カ所に置き、家族に位置を伝えておくことも重要です。かかりつけの病院や薬局も被災した場合、誰が何をどのように飲んでいるかという情報も失われる可能性がありますので、お薬手帳などの最新のお薬の情報も必ず持ち出したいものになります。MMWIN(みんなのみやぎネット)もお薬の情報を保存するツールですのでご加入(詳しくは取り扱い病院、薬局で)をお勧めします。
 災害が来てから慌てないように、避難時必要なものにこれらを加えリストを作成しておきましょう。平時の備えが自分のみならず大切な人を守ることにつながります。


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