健康を守る行事 ほか
 

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健康一口メモNo312
「かむことの意義」

富岡歯科医院 院長 富岡 和弘 先生

 寒い朝には身体が硬くなって、動くのに一苦労することがあります。また、時には身体のふしぶしが痛くなったり、手足のしびれが出ることがあります。なぜこのようなことが起こるのでしょう?
 原因は、関節の病気のこともありますが、多くは寒くなると血流が悪くなり、関節がスムーズに動かなくなったり、神経痛を感じるようになったりという場合が多いようです。
 特に、寝起きでは、すぐに身体を動かそうとすると、身体全体の血流が就寝中には少なくなっているために、筋肉も十分に動きません。関節内にも十分に潤滑剤(関節液)が行き渡っておらず、結果的に関節に無理な動きのかかる運動になって、痛みを感じる場合が多いようです。
 このようなことを予防するためには、起きた後すぐに動く前に、布団の中で手足や腰を少し曲げ伸ばししてストレッチを行うことが有効です。手が痛いような場合は、お湯に数分間手を浸して、その中で運動をしてから手指を使うようにするとスムーズに使えます。
 自動車も、寒い朝には暖機運転をしてから走行をすると、エンジンが長持ちします。
 人間の身体も、暖めてから使うようにすると、長持ちします。
 皆さんも試してみてください。

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