ポール・牧さんの講演に
しんみりと涙＆笑いすぎて涙
第4回蔵王町社会福祉推進大会
11月23日、町公民館で「第4回蔵王町社会福祉推進大会」が開かれました。
平成7年12月の第3回大会以来、6年ぶりの開催となった大会には、町民や関係者など約350人が出席。記念式典では、町社会福祉協議会齋藤一二会長のあいさつに続き、社会福祉協議会の活動に功績のあったかたや、多額の寄付をお寄せいただいたかたなど、172名の個人と16の団体に齋藤会長から表彰状や感謝状が贈られました。
昼食休憩後に行われた第二部の記念講演では「今日ただ今の命」という演題で、喜劇俳優で僧侶のポール・牧さんが講師として登場。近日詩集として出版予定となっている自作の詩の中から何点かを紹介しながら、貧しい寺の子どもとして生まれた少年時代のことや、障害を持ちながらも子どもたちの成長を温かく見守り続けたお母さんの話、喜劇俳優として築き上げたすべてのものを投げ打ってまでも僧侶としての道を歩む心境などを語りました。会場では、心温まるしんみりとした話しに、涙を流しながら聞き入っている人もあちこちでみられました。
講演の仕上げは「ポール・牧の話しを聞いて、笑わずに帰ってもらうわけにはいかない」ということで、デビューから43年間第一線で活躍している喜劇俳優ポール・牧さんの名人芸を披露。身振り手振りを交えたおもしろい話しに、今度は笑いすぎて涙を流す人が続出していました。
左）おなじみ「指パッチン」のポーズを決めるポール・牧さん
左下）名人芸のコントに会場は大爆笑
右下）表彰のようす
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12月3日から７日にかけて、町商工会でパソコンセミナーが開かれ、商工会会員20名がインターネットやホームページ作成などの研修を受けました。
ＩＴ時代に対応した経営を進めようと開いたこのセミナーでは、大河原商業高校商業研究グループの生徒4人がインストラクターとして登場。パソコン操作に悪戦苦闘する会員たちにわかりやすく指導しました。
壇上で操作の説明を行った佐藤勝一くん（2年・永野）は「地域の大人の人を前に、かなり緊張しました。少しでも参考にしていただければ」と話していました。
ボランティア団体と行政が協力し、
良好な道路環境づくりを推進
蔵王通り振興協同組合がスマイルサポーターに認定
遠刈田温泉のメインストリート蔵王通りを舞台に、さまざまなイベントを行っている「蔵王通り振興協同組合（大宮道夫理事長）がスマイルサポーターに認定され、12月13日、役場応接室で大河原土木事務所佐藤所長から認定証が交付されました。
スマイルサポーターは、県が管理する道路の美化活動や除雪作業などに積極的に取り組むボランティア団体などを認定する制度で、認定を受けた団体に対し県や町が必要な支援を行うことで、より良好な道路環境づくりに取り組もうというものです。
蔵王通りの街路整備事業と商店街の振興に取り組むために設立された蔵王通り振興協同組合は、街路の景観を維持するための美化活動、買い物客や通学する児童・生徒などの安全を確保するための除雪作業などに積極的に取り組んできました。
大宮理事長は「冬場の除雪では、集めた雪の捨て場に困っていました。行政と協力することでたまった雪をスムーズに捨てることができるようになれば、より安全で快適な蔵王通りを維持できます」と話していました。
左）蔵王通りを舞台に毎月いろいろなイベントが行われる「とおがったナイトフェスタ」
右）大河原土木事務所佐藤所長から大宮理事長、菅井副理事長に認定証が交付
12月2日、冬の花いっぱい運動が町内6地区で行われました。
国道4号線宮バイパス宮交差点わきの植樹帯には今回担当となった宮下地区の住民約80人が参加。四季を通して花いっぱいの町で、通行するドライバーなどの心を和ませようと、約20アールの植樹帯に目印のひもを張り、花の苗を一本一本ていねいに植え付けました。
12月9日、町公民館で「第20回蔵王町民謡舞踊発表会」が開かれました。
町文化協会（鹿島茂会長）が主催したこの発表会には、民謡や舞踊の愛好者など町の芸人22団体150人が登場。300人余りの観衆の前で自慢の芸を披露しました。
会場では、出演した知人などに花束を差し出す人や、お気に入りの歌が流れると一緒に口ずさむ人の姿もみられ、終日和やかな雰囲気で歌や踊りを楽しんでいました。